終わりなく続く家事。LEE世代はどのぐらい家事をしているもの？

そこで、LEEwebメンバー＆LEE100人隊に、家事にまつわる大アンケートを実施したところ、1076名もの人が回答！ 料理、掃除、洗濯など基本の家事データについてはもちろん、最近話題の夫婦の家事シェアについてもリサーチ。

育児に仕事に忙しい毎日の中で、ラクする部分と集中する部分を上手に使い分ける読者の実情に迫りました！

この記事は2018年6月7日発売LEE7月号の再掲載です。

きちんとしたいけれど毎日の家事は大変！
あなたの「好きな家事」「嫌いな家事は」なんですか？

● 平均年齢
３８．６歳

● 住んでいる都道府県

● 結婚は？
している・・・７７％
していない・・・２３％

● 子どもは？
１人・・・２９％
２人・・・２４％
３人以上・・・６％
いない・・・４１％

● 働いてる？

Ｑ１　家事は好きですか？

最多数は「どちらとも言えない」。

「好きな家事と嫌いな家事がある」
「やってもやっても終わりがない」
「時間がないとき、疲れているときは面倒」

など、きちんとやりたいけれど、毎日の家事はやっぱり大変……という本音が見え隠れ。

Ｑ２　「好きな家事」は？（複数回答可）

１位　買い物
「今日の献立は？　価格は？と考えながら買い物をするのが好き」（だおなちゅんさん・30歳・パート）
「買い物ならなんでも楽しい」「気分転換」との声も！

２位　料理
「彩りなどを考えて作るのが楽しい」（さとうあさみさん・35歳・パート）
「夫が喜ぶ！」（ふわとろさん・32歳・会社員）
とやりがいや達成感が人気の理由。

３位　洗濯機をまわす
「きれいになりスッキリ」（hsさん・34歳・会社員）
「柔軟剤で好きな香りに」（ミキさん・38歳・会社員）
入れて押すだけの簡単さを支持する人も多数。

４位　洗濯物を干す
「干し終わった後の、ズラリと並んだ洗濯物を見ると気持ちがいい！」（さばく
さん・36歳・パート）

５位　掃除機をかける
「きれいになるのがうれしいから。毎日掃除機をかけないと気が済まない！」（akkoさん・35歳・主婦）

６位～１０位
6 位は「雑多なところを片付けて使いやすくできると達成感！」（ひなしんさん・43歳・主婦）と収納・整理整頓が6位。
一方で「しないで済むならしたくない」（kayさん・36歳・教員）と「好きな家事はない」が8 位に。

Ｑ３　「嫌いな家事」は？（複数回答可）

１位　アイロンがけ
単純に、時間がかかって面倒くさいという声と「不器用で雑なのでうまくアイロンをかけられない」（きらりさん・36歳・パート）という声の2 通りが。

２位　排水口の掃除
「毎日掃除してもヌルヌルが気持ち悪い」（ころりんさん・47歳・パート）
「髪の毛の詰まりが怖い」（かおさん・36歳・会社員）と頑固な汚れに嫌悪感！

３位　食器洗い
「洗剤で手が荒れる」（はる華さん・40歳・主婦） 「食事をした後は動きたくない」（さとうあさみさん・35歳・パート）ととにかく面倒という声が多数。

４位　料理
「料理が苦手」（みかりさん・47歳・派遣）
「毎日の献立を考えるのが、とにかく大変！」（まちさん・38歳・主婦）

５位　トイレ掃除
「夫や子どもの汚れがひどい」（ばななさん・42歳・主婦）
「汚いので気分が下がる」（ちびてつさん・36歳・主婦）

６位～１０位
「すぐ着るのに時間のムダ（」りんごさん・42歳・パート）と、時間がかかって面倒な洗濯物たたみが6 位。
7 位のお風呂掃除は「やってもカビが生えてキリがない」（ともさん・28歳・会社員）と、その終わりのなさがツライ！

Ｑ４　あなたの家事への「満足度」は何点？

平均５６.３点

50～70点に集中。仕事をしているか、子どもの年齢などによって個人差は大きいものの、家事への目標が高いLEE読者らしい厳しめの採点に。

Ｑ５　あなたの「家事ストレス」は何？（複数回答可）

最も多いのは「とにかく面倒くさい」という回答。みんなが同じ気持ちだと思うと、ちょっと安心！？

僅差で多かったのは「育児や仕事で家事の時間がとれない」。日常の家事に追われて、細部の掃除などができないという声が上がりました。

その他には「どうしてもやる気が出ない日がある」との声も。「家事にもお休みの日が欲しい」という意見もチラホラ！

きれいをキープしたいけど、終わりがなくて面倒くさい！

家事への理想を聞いてみると「いつでも人を呼べる状態をキープ」「ものが少なく、家族みんなの居心地がいい家にしたい」など、高い目標が次々とあがったものの……。

家事へのストレスも聞くと「面倒くさい」が第1位！

家族や快適な生活のためにしっかり家事をしたい気持ちはあるけれど、時間やかけられる労力には限界があり思うように進まない。忙しいLEE世代は、家事に対してさまざまな葛藤を抱えているようです。

イラストレーション／ヤマグチカヨ　取材・原文／野々山 幸
この記事は2018年6月7日発売LEE7月号『LEE読者1076人の「今どき家事白書」』の再掲載です。