今季のトレンドカラー「ベージュ」は、着るだけで優しげな印象が手に入るベージュと、春夏シーズンから引き続き大ブーム!
その一方で、地味に見えてしまう……という声があるのも事実。
幅広い色みの中から、自分に似合う"着映えベージュ"を探して、華やかかつ女らしく装いたいもの。
そこで、人気スタイリストコンビが似合う色を探す誌上試着室、3度目の開催です!
「着映えベージュ」を探るのは、おなじみ、「色白よっしー」ことスタイリスト吉村友希さん&「日焼け肌まつじゅん」ことスタイリスト松村純子さん。
多くの色から相性のいいカラーを選んだ前回までとは異なり、濃淡ベージュのみに絞った楽しい評価合戦が繰り広げられました!
さっそくトップスからチェック!
ニット
やわらかな素材感を味方に
色白&涼顔のよっしーは、「ぼんやり、薄幸そうに見えてしまいそうな淡いベージュが苦手」
一方の日焼け肌&華顔のまつじゅんは、「ブラウンに近い暖色系ベージュは日焼け肌が強調されるのが心配です」と自己分析。
まずは秋冬の主役、ニットからトライします!
濃淡ベージュニットは質感のおかげで苦手克服!
最初に苦手意識のあるベージュを着ておこうと、よっしーはオフ白に近い淡ベージュ、まつじゅんは赤みのあるキャメルベージュを選択。
よっしー「あれ? 編み地のほどよいボリューム感のおかげでそんなにぼやけて見えない!」
まつじゅん「私も、日焼け肌と同化しちゃうと思ったのに、光沢感のある素材のおかげで溶け込まない!」
まつじゅんは顔映りが格段に上がった淡発色にご満悦
実はまつじゅんが今季狙っていたのが、よっしーが着た淡ベージュだったので早速チェンジ。よっしーは、より大人っぽく見えるグレージュのモヘアニットに着手。
まつじゅん「思ったとおり、日焼け肌にはこの明るいベージュが顔映え効果テキメン!」
よっしー「うん、似合ってる。私もグレージュのほうがさっきよりメリハリが出たかな」
色白を盛り上げる光沢感と暖色ベージュに大満足!
よっしーは、華やかさアップを求めて、はじめにまつじゅんが着たキャメル系に。
よっしー「この光沢感&赤みのあるベージュが一番顔映えするみたい! パッと明るくなったでしょ!?」
まつじゅん「うん、お似合い。私の着たモヘアニットは、トレンドの素材やシルエットだから、肌色を問わず誰もを今っぽく仕上げてくれると思う!」
着たのはこの3つ!
1 モヘアの素材感とゆるシルエットで今年らしく仕上げてくれる一着。赤みも青みも強くないニュートラルなグレージュが合わせやすさの秘訣。¥28000/ドレステリア 銀座店(ドレステリア)
2 厚手で存在感のあるカシミヤニット。この淡ベージュがまつじゅんの顔映えNo.1。¥42000/スローン
3 上質感あふれるハイゲージのクルーネックニットが、色白よっしーのベスト。¥30000/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー)
シャツ&カットソー
デザインや素材を変えると!?
続いて、カットソーやシャツなどデザインの幅を持たせ、ベージュトップスとの相性をさらに検証。
よっしー「ニットのボリュームがなくなるからこそ、ぼんやり見えが心配!」と、やや自信なさげ!?
まつじゅん「顔映えベージュを選んで、老け見えを回避したい!」
日焼け肌にサファリテイストが、ややトゥーマッチ!?
カジュアル派よっしーは濃グレージュのカットソーを、きれいめ派まつじゅんは光沢ベージュのシャツをセレクト。
よっしー「シックなグレージュは落ち着きがあって合わせやすいけど、童顔の私はもう少し大人っぽいトップスにもトライしたいな」
まつじゅん「女らしくて好きだけど、サファリテイストが私にはハマりすぎ!?」
子どもっぽさも老け見えも選び方で解決したけど…
より大人っぽさを求めて、よっしーは淡ベージュのスキッパーシャツに着替え、まつじゅんはリッチ感脱却のため、よっしーが着ていたグレージュカットソーに。
よっしー「大人っぽさは満点だけど、淡ベージュは私にはややぼんやり」
まつじゅん「逆に私は素材のおかげで老け見えを回避できたかな。ベージュは老け見えも心配だよね」
リッチ発色はよっしーに、薄色はまつじゅんに軍配
よっしーは端正なシャツのシルエットと相まって、はっきりとしたキャメルベージュがお似合い。
よっしー「まつじゅんがリッチすぎたシャツも、私が着るとメリハリが出ていい感じだよね!?(笑)」
まつじゅん「うん、納得! 私のベストはこの薄ベージュ。肌の透明感はこのシャツが断然出た気がする!」
着たのはこの3つ!
1 ふんわり袖やVネックの女らしいシルエットが、肌映りのいい明るい淡ベージュをさらに華やかに盛り上げてくれるシャツ。まつじゅんのベストチョイスはコレ。¥1990/ジーユー
2 光沢感のある華やかベージュシャツがぼんやりせず、色白さんにおすすめ。¥16000/エリオポール代官山(エリオポール)
3 落ち着いたグレージュが、ソリッドなカットソーのカジュアルすぎを回避して。¥9500/ピルグリム サーフ+サプライ(オーシバル)
次回はボトムス編! この秋着こなしたいチノパン&スカートをチェック!
撮影/小渕真希子(人物)魚地武大(TENT)(静物) ヘア&メイク/高山ジュン(nude.) スタイリスト/吉村友希 松村純子 取材・原文/本誌編集部
※商品の価格は本体価格(税抜き:2018年9/7発売LEE10月号現在)で表示しています。
※詳しくは2018年9/7発売LEE10月号をご覧下さい。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。