「4時間のボランティア活動が、音楽ライブのチケットになる!」
アメリカ発で世界的なムーブメントを巻き起こし、日本でも今年5年連続5回目の開催となる「RockCorps supported by JT (ロックコープス)」をご存知ですか?

©RockCorps supported by JT
世界中で18万人以上が熱狂した、ボランティア×音楽フェス
音楽の力を使って“企業”と“地域社会”と“人々”を結び付け、「楽しみながら、気軽に参加できる社会貢献の形」を提案し、 人々のボランティア活動への参加を推進している「RockCorps」。参加者は、4時間のボランティア活動をすると、アーティストの音楽イベント“セレブレーション(ライブイベント)”に参加することができます。5周年となる今年は、2018年9月1日に幕張メッセで開催、海外からELLIE GOULDING、国内からはBLUE ENCOUNT、KEYTALK、加藤ミリヤ、でんぱ組.incの参加が決定しています。2005年にアメリカで始まり、過去には レディー・ガガ、リアーナ、マルーン5など世界的に人気のあるアーティストも出演。これまでに世界10ヶ国、約17万人以上が参加、合計70万時間以上のボランティア活動を創出しているそう!
様々な内容・開催場所・日時…自分にあったボランティアが見つかるはず!
2018年度のボランティアの募集・実施期間は8月31日まで。募集人数は延べ4000人 を予定しており、実施場所は、東京都・神奈川県・千葉県・福島県。満16歳以上の方であれば誰でも参加することができます。
内容は本当に多種多様で、オーソドックスなゴミ拾いから、2020年に向けて、実際に街を歩いてバリアフリーマップを作成する活動など様々!

3年連続で「公式アンバサダー」を務める高橋みなみさんも参加! ©RockCorps supported by JT
2016年までの環境美化、被災地支援に加え、より広く多くの人へボランティアの楽しさを伝える活動にシフトしているそうで、日にちや時間、開催場所も多岐に渡るため、自分の生活スタイルに合わせて参加できる点も魅力ではないでしょうか。
東日本大震災で被災した写真をデジタル化して劣化から守る活動や、知育おもちゃ作りなど屋内で活動するもの、マラソン大会の運営ボランティア、また、お祭り会場や花火大会前のビーチの清掃など、この季節ならではの内容もありました。
ボランティアの「はじめの一歩」に!
RockCorpsの基本理念は、「Give, Get Given(与えて、はじめて与えられる)」。
サイト上では実際の参加者の方の声も多数紹介していますが、「初めてのボランティア活動がRockCorpsだった」「ライブに惹かれて気軽に参加して以来、何年も連続で参加している」という声も目立ちました。そして、「4時間、誰かのために体を動かし、その対価としてライブを楽しむという新しい形のボランティアがあることを、もっと色々な人に知ってほしい!」という想いを強く感じました。
「参加するまでは、ボランティア活動に参加すること自体にハードルの高さを感じていました。ボランティアって、特に初めての時は何かきっかけがないと参加しにくいのではないかと思います。誰かのために頑張った分、自分へのご褒美が与えられるRockCorps、はじめの一歩として強くオススメしたいです!」
(参加者インタビューより抜粋)

「グループ参加キャンペーン」も行われており、仲間とみんなで参加しても楽しそう! ©RockCorps supported by JT
日本での「ボランティアのイメージ」をもっとポジティヴに!
また日本では、「“ボランティア”や“社会貢献”を通して、自分が何かを得ることは良くない」というイメージも強く、ボランティア活動を活性・継続させること自体も、まだまだ難しい風潮があるといいます。
でも、参加者の動機は「アーティストのライブが見たい」ということで全く問題ない!というのがこのイベントの考え。ひとり4時間の労働力を創出すること、そして、このプロジェクトをきっかけに、今後もボランティア活動を続けていく方々を創出することこそが、「RockCorps supported by JT」を日本で開催する意義でもあるそう。
運営側の皆さんも、「ボランティアをしてみたいけど、どうしたらいいか分からない…」 という方にこそ気軽に参加してもらい、楽しさを知ってもらえたら嬉しいと話されていました。

過去4年間の成果はこちら!
ボランティアと音楽を組み合わせ、これまでにない社会貢献活動の形を世界に示したRockCorps。一緒に汗を流した仲間と会場で再会し、一緒に感動の時間を共有する楽しさと喜び、そして一体感はきっと素晴らしいものだと思います。その「4時間」は、この夏一番の有意義なひとときになりえるのではないでしょうか。
興味を持たれた方は是非、この機会にボランティアに参加してみませんか?
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佐々木はる菜 Halna Sasaki
ライター
1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い2022年からの2年間をブラジル、アルゼンチンで過ごす。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。
















