太陽の光を楽しみ、人生を謳歌
7月23日に太陽はしし座に入ります。太陽はしし座の守護星なので、この時期にもっとも光り輝き、その力を強めます。占星術は北半球で生まれたものなので、太陽の動き、つまり北半球の季節の移り変わりと星座の性質をリンクさせるとイメージが明確になるでしょう。
しし座は、5番目の星座です。5は、創造性やドラマと関係のある数字ですし、しし座は不動、男性、火という性質をもっているので、しし座に太陽がある期間は、火のエレメントの星座のもつ直観的な性質、華やかな雰囲気がとてもストレートに、ポジティヴに出ます。光が強くなると言ったらいいかもしれません。
これからひと月、しし座に太陽がある間に生まれた子どもたちは、しし座生まれになります。しし座生まれは、男の子も、女の子も、主役であること、大切に扱われることを当然だと考えます。不思議と堂々としているように思えたら、しし座の太陽の質が強く出ているのかもしれません。しし座には女優さんがとても多いのも特徴です。天海祐希さん、菅野美穂さん、鈴木保奈美さん、水川あさみさん、蒼井優さん、篠原涼子さんなど枚挙にいとまがありませんが、世界で唯一の存在である太陽そのままに存在感のある方が多いですね。
この時期の過ごし方としては、太陽の光を楽しみ、人生を謳歌することがとても大切です。日々家事や仕事に追われている大人は、案外、遊ぶ機会は少ないものです。でも、12星座の1つに遊びの星座があるということは、遊びも人生に欠かせない重要な要素なのだということを示しています。子どもでもそうですね、ワクワクと遊びながら過ごすことで、創造性が育まれます。しし座に太陽がある時期は、大人でも童心にかえって過ごしましょう。
ビーチやキャンプなどのアウトドアで太陽の光を浴びるのはもちろん、音楽やドラマもしし座マターですから、ライブや演劇に出かけるのもおすすめ。キラキラと輝くステージは、とてもしし座的です。ゴージャスなエンタテイメントに夢中になるだけで日々のストレスが発散できるはずです。
ラッキーカラー
しし座に太陽がある時期は、守護星の太陽の光を象徴するようなカラー、質感が好まれます。ゴールドやオレンジなどを身につけることで内側からパワーが湧いてきそうです。またガラスやクリスタルなど光を反射するものもおすすめ。
大切な時間
計画したり、時間を気にしたりせずに遊ぶ時間。子どもと一緒にプールに出かけたり、ママ友家族とバーベキューをしたりもいいですね。シングルの方も、姪っ子や甥っ子と過ごすか、ボランティアなどで子どもと触れ合ってみては。無邪気に童心にかえることで、忙しい日々を乗り切るパワーを充電できるはずです。ただ寝る間も惜しんで、というのはNG。休息はしっかりとること。
ケアしたいパーツ
しし座が象徴する身体のパーツは心臓です。心臓がポンプとなって送り出す血液の循環もしし座の管轄なので、サラサラのよい血を作るような食べものを取り入れるといいでしょう。海藻やタマネギなどもいいと言われますね。
☆2018年7月23日更新。次回の星ごよみは、8月23日(木)に更新します。
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。