ニューヨーク・ブルックリン在住の女性アーティスト、スコーシャ・ウーリッジが手掛けるジュエリーブランド「SCOSHA(スコーシャ)」。ポップアップイベントのために来日したスコーシャに、ジュエリーのデザイン、ジュエリーで装うこと、そして2児の母でもある彼女の愛する家族について聞きました。

イベント会場にあつらえた工房で、ジュエリーを作るスコーシャ
バックパッカー時代の出会いが、ジュエリーデザイナーとしての出発点に
スコーシャはオーストラリア生まれ。ニューヨークに住む以前は、絵画や彫刻のアーティストでもあり、2000年から4年間バックパッカーとして世界を旅していたそうです。
「絵を描きながら旅をしていました。絵のインスピレーションはもちろんですが、生きる上でのロールモデルを探す旅でもありました」
そんな中、訪れたインドで出会いがありました。
「偶然出会った、ごく普通の幼い女の子ですが、彼女が耳につけていたアクセサリーがとても美しかったんです。それは、綿の糸と金でできていました。糸よりも金属のほうが価値がある、というような偏りのない、すべてが平等なその扱われ方に感銘を受けました」

スコーシャのアートブックの1ページ。その出会いを描きとめたスケッチや、ピンクの糸を収録
運命の出会いがあったインドでスコーシャは、古代から受け継がれている紐の編み方を学びます。タイ、トルコ、ブラジルの旅を経て、2007年にニューヨークへ移住。彫金を独学で学び、自分の名を冠したブランドをスタートさせます。旅した土地から得たエスニックな表情と、ニューヨークに生きる現代の女性らしいファッショナブルさを併せ持つデザインが支持を集めています。
ジュエリーは色と素材を楽しむのがスコーシャ流
日本滞在は今回が3度目。日本のファッションカルチャーについて印象をききました。
「人々がファッショナブルだと思います。ほかの国よりもアクセサリーの重ねづけを楽しむ男性が多い印象です。女性のアクセサリー使いは繊細でミニマルですね。ライフスタイルに合わせて、ごちゃごちゃさせないのが主流なのかしら?」
そう語るスコーシャ自身もまた、ジュエリーを楽しむ名人。この日も素敵な重ねづけに魅了されました。

“I love to decorate!”と微笑むスコーシャ。
「”adorn(=美しいものをより美しく飾る)”ということが大好きなんです。”trinkets(=小さな装身具)”で遊びを加えて楽しむのは、私にとって心地よいこと。たくさんつけたければたくさんつけてもいいし、シンプルなものを1つだけで楽しむのも素敵ですよね」
LEE世代におすすめのジュエリーの楽しみ方は?
「ジュエリーは1つ1つが小さい面積だから、きれいな色をより気軽に楽しむこともできるのが魅力。たとえばカラーの紐を使ったブレスレットは、細い紐でさりげなく、色を加えることができるアイテムです。同じ色づかいの服を着るよりも、気軽でしょ? ”comfortable(=心地よい)”であることが大切だと思いますよ。Color makes you happy!」

ロウ引きをしたカラフルな紐。糸を編んだ紐は、スコーシャのジュエリーにおいて今も重要なファクター

お皿に入っているのは、いろいろな形の小さなチャーム
「私自身はダスティなピンクも、木などのナチュラルでオーガニックな色も好きです。どんな色も、素材も平等(=equality)であると考えています。この平等、という考え方は私にとって、ジュエリーだけでなくどんなことがらにも通じるものです。例えば、夫婦関係とかね」
2児の母・スコーシャの「平等」と「バランス」
「自分のお店を持つことができたのは、7年前、2010年のこと。ちょうど上の子を妊娠していたときでした」
人生の転機が同時に訪れたスコーシャ。ジュエリー作りにも影響が?
「デザインや表現の面では変化は、そんなにありませんでした。でも、良くなったこともあるし、間接的な影響はあると思います。子供を持つことは、本当に大きく大事な体験でしたから。一番変化があったのは生活のリズム。子供のために、仕事の時間を制限し、減らしています。決めた時間内で仕事をして、それ以外にもやることがいっぱい。寝る時間も少なくなる。きっとみなさんもそうですよね。どうしたって、疲れちゃうわよね」
そんな毎日を支えてくれるのも、家族だそう。一男一女の子供達とはピクニックや、海に出かけたりも。
「先ほどお話しした平等、ということですね。夫には助けられています。夫婦でバランスをとって、ともに子育てをし、それぞれが仕事をしています。何かを犠牲にするのは女性ばかりというのは不平等でアンバランス。夫と妻、仕事と生活、どんなことでも、平等にバランスを保つことを大切にしたいんです」

作業を始める前、パロサントの香木で空気を清めて
撮影/中澤真央
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