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津島千佳

こだわり文具から服、ワインまで! 徒蔵「モノマチ」のすぐ行けるお店ガイド

  • 津島千佳

2018.06.23

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台東区南部にある徒蔵エリアのモノづくりに触れる「モノマチ」。前回はなかなかおじゃまできない工場を中心にご紹介しましたが、今回は徒蔵エリアにショップを構える、すぐにお買い物に行けるお店や施設をお届けします。

「ツバメノート」ってこんなに種類があるんだ!

LEE読者の大好きな文具メーカーの本社や事務所も徒蔵エリアにはたくさんあります。
誰しも1度は目にしたことがある「ツバメノート」は徒蔵エリアのお隣、浅草橋にあります。本社ならではの豊富な品揃えで、見たことのない「ツバメノート」に出合えます。

これまでに様々な企業やキャラクターとコラボした「ツバメノート」も飾られ、見ているだけで楽しい。

本社なのでショップ然とした雰囲気はありませんが、普段でも商品の購入はできます。

ツバメノート
住所:東京都台東区浅草橋5の4の1
営業時間:9:00~17:30

定休日:土・日・祝
http://www.tsubamenote.co.jp/

キャッチーな紙ものを見つけるなら「DEMONOS」

レトロなビルの2階にあるのが、デザイン事務所「キネトグラフ社」のオリジナル雑貨を販売している「DEMONOS(デモノス)」。

レトロでポップなラッピングペーパーや封筒など、ギフトに添えたくなるアイテムがずらり。

 

こちらはオフィス兼ショップなので奥にデスクワークスペースがあります。事務所に置いてある資料を見るのも楽しかったりします。

 

DEMONOS
住所:東京都台東区浅草橋4の5の4 斉丸浅草橋ビル2F

電話:03・5809・2767
営業時間:平日15:00〜19:30、土12:00〜(スタッフ不在の場合があります。来店前に電話で確認してください)
定休日:日・祝
http://www.kinetograph.jp

 

「GOAT」には懐かしい文具がたくさん!

「GOAT(ゴート)」には、国産のレトロな文房具がずらり。昭和の会社や学校で使われていたような文具に、どこか懐かしい気持ちになります。

ボールペンにしても1987年に「トンボ鉛筆」が販売した「ZOOM707」シリーズや、蔵前に本社がある日本で初めて実用的なボールペンを発売した「オート」の商品と、セレクトにもこだわりを感じさせます。

 

マスキングテープの中にストーリー性のあるイラストを描いた「マスコテープ」や「マスコハンコ」といったオリジナルグッズも充実しています。

 

 

GOAT
住所:東京都台東区東上野1の11の5の301
営業時間:木〜土13:00〜19:00
定休日:日・月・火・水(ほか不定休あり)
http://goat-shop.com



「tamao et palmette」のユニークでキュートな刺しゅう作品

プリントと刺しゅうにより、ファンタジックでユーモラスなバッグや雑貨を展開する雑貨ブランド「tamao(タマオ)」と、ジュエリーアクセサリーの「palmette(パルメット)」のアトリエショップ「tamao et palmette(タマオ エ パルメット)」。

雑誌で見かけて以来、ずっと気になっていて、やっと実物とご対面できました。画面を通して見るよりも断然愛らしいし、仕事が細かい!

 

パリっぽいデザインもあれば、メキシコのルチャリブレや死者の日をモチーフにしたものまで、守備範囲の広さも魅力です。

 

ただ可愛いだけじゃなくて、くすっと笑える要素があるところも好きですね。

 

さらにハンドメイド用のパーツも販売。生産をインドでお願いしているため、日本では手に入りにくい現地のパーツや資材が見つかります。

 

tamao et palmette
住所:東京都台東区元浅草1の18の1 ケブカワビル103
営業時間:金・土13:00〜19:00
定休日:不定休
http://www.tamao-world.com

 

ちょっぴりガーリーな大人のバッグブランド「Coquette」

フランスのパティスリーをイメージした外観のアトリエ兼ショップを構えているのが、バッグブランド「Coquette(コケット)」。


日本の職人の繊細な技術で丁寧に手作りされたバッグや財布は、どこかロマンティックな雰囲気。私もスケジュール帳のカバーを愛用しています。

動物モチーフがついたキュートなめがねストラップもありました。

 

子どもにメガネを取られて、その辺に放り投げられるので、ファッション感覚で取り入れられるこれはいいですね。

 

Coquette
住所:東京都台東区東上野1の11の5
営業時間:11:00〜19:00
定休日:日・月
http://www.coquette.jp

 

柔らかなガーゼ素材のベビーグッズが揃う「OVLOV」

どこのご家庭でもそうかと思いまずが、うちの子どももめちゃくちゃ寝相が悪い。可愛いスリーパーを探していたところ、出合ったのが「OVLOV(オブラブ」)です。

ガーゼのアイテムを生地のデザインから生産まで一貫して行っているブランドで、洗濯をすることにふわふわな肌触りになります。

抱っこひものカバーや授乳ケープ、スタイも揃っているので、出産祝いにもおすすめです。

 

こちらは基本的にはショールームですが、買うこともできます。今後は毎月10日にショップとして販売する予定で、次回は7月10日にオープン。詳しくはサイトをご覧ください。

 

OVLOV
住所:東京都台東区浅草橋4の6の8
営業時間:10:00〜17:30
定休日:土・日
http://www.ovlov.jp

インドの理化学ガラスメーカーが作るシンプルな耐熱グラス

食にまつわるアイテムや食品を扱うところも。
「VISION GLASS JP(ヴィジョングラスジェーピー)」は、インドの理化学ガラスメーカー・ボロシル社が製造する「VISION GLASS」の日本における輸入販売元。

実験で使うビーカーを思わせるごくミニマムなデザインで、直火対応でそのままオーブンにいれて料理もできます。

 

倉庫兼ショールームでは、毎週水曜の夜だけ商品を販売。その際に販売するグラスは日本の検品ではじかれてしまったものです。使用には問題のないいわゆるB級品ですが、見た目には全然わからないし、日本の検品基準が厳しすぎる気も。

日本の検品で、いかに多くのB級品が出るのか、それを知ってもらう意味でも週に1度の直売を行っています。

 

VISION GLASS JP

住所:東京都台東区小島2の18の17 木本ビル6F
営業時間:水17:00〜20:00(不定休のため、訪れる前にサイトでご確認ください)
http://visionglass.jp/

 

都心で作られるワイン。ワイナリー「BookRoad 〜葡蔵人〜」

ワイナリーと聞くと、郊外の涼しいところにあるイメージが強いですが、都内にも4つあります。その一つが「BookRoad(ブックロード)~葡蔵人~」。

道1本挟んだ向こうには首都高が走っているシチュエーションで作られるワインは、まずエチケット(ラベル)の可愛さに惹かれます。

 

そのワインに合う食材を描いているため、食事とのペアリングがしやすいのもワインビギナーにはうれしいですね。
これからの暑い季節には白ワインの「ナイアガラ」がぴったり。甘すぎず、ぶどうの味がしっかりと感じられます。
ワイナリーの上にはレストランがあり、ワインとともに食事も楽しめます。

醸造風景を見学したいのであれば、8月中旬〜9月下旬までが狙い目とのこと。見学をご希望の方は、事前にお問い合わせください。

 

「BookRoad~葡蔵人~」

住所:東京都台東区台東3の40の2 浜田ビル
http://bookroad.tokyo/

 

ファッション業界で話題のケータリング屋さん「SHUNNO KITCHEN」

最近アパレルブランドの展示会で出されるフィンガーフードや、撮影のお弁当でよく見かける「SHUNNO KITCHEN(シュンノ キッチン)」。気鋭のケータリング屋さんのスタジオも徒蔵エリアにあります。

提案する料理は、日本の繊細で自然を大切にする感性を取り入れたニューアメリカンスタイル。私も何度かいただいたことがあるのですが、毎回「この味、初めて食べる!」の連続なのです。
「モノマチ」では素敵な器から好きなものを選び、自由に料理を取って味わうスタイルのランチを提供していました。

 

食べたことがあるようで食べたことのない料理は一度味わってほしい! ケータリングのほか、毎月レストランや料理教室も開催しているので、気になる方はぜひチェックを!

 

SHUNNO KITCHEN
住所:東京都台東区蔵前3の2の1の201
http://shunnokitchen.com/

1日では回りきれないほどたくさんの施設やお店が参加している「モノマチ」。できる限りたくさんのお店を回るなら、自転車があると便利です。
お店の方とのおしゃべりの楽しめる「モノマチ」へ来年はぜひ遊びに行ってください。

 

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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