具をたっぷり入れてかぶりつき! サラダ、たまサン、フルーツ…【はさむだけサンドイッチ】レシピ
2018.06.29 更新日:2021.04.03
今回ご紹介する食パンは、「はさむ」バージョン。料理・お菓子研究家 小堀紀代美さんのレシピを大公開します。
「のっける」より、もっと具をたっぷり食べたいときは、豪快にかぶりつける1枚サンドがおすすめ。食パンの真ん中を菜箸1本でぐいっと押してから具をのせると簡単なので、時間がない朝にぴったり。そして大人気の「たまサン」をおいしく作るコツや、断面勝負のフルーツサンドまで、朝ごはんが楽しくなること間違いなし!
ホットドッグの食パン版はボリューム満点!
ソーセージのトマトサルサ
「ミニトマトは水分が出にくいので、パンにはさむのに向いています。辛味のある玉ねぎやペッパーソースと合わせて」
材料・1人分
食パン(6枚切り)……1枚
ソーセージ(ホットドッグ用)……1本(または普通サイズ2本)
サニーレタス……3~4枚
ミニトマト……3個
バター(室温に戻す)……5g
マスタード……小さじ1/2
オリーブオイル……小さじ1
A
玉ねぎのみじん切り……大さじ1
塩……ひとつまみ
ペッパーソース……2~3滴
作り方
(1)ミニトマトは4等分に切り、Aと混ぜ合わせる。
(2)フライパンにオリーブオイルを熱し、ソーセージを焼く。
(3)食パンにバターとマスタードを塗り、サニーレタス、ソーセージ、(1)をのせて半分に折ってはさむ。
「1枚サンドは具が多いので6枚切りを。たまサンとフルーツサンドは、卵とフルーツを主役にするため、薄めの8枚切りがおすすめ」
小堀紀代美さん
料理・お菓子研究家。カフェのオーナー兼料理人を経て、現在は少人数制の料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」を主宰。instagram(likelikekitchen)
きゅうりのパリッとした歯ざわり
ピリ辛ねぎの中華風
「市販のチャーシューはわりと濃いめの味なので、淡白なきゅうりがよく合います。ねぎは食欲をそそる甘酢味に」
材料・1人分
食パン(6枚切り)……1枚
チャーシュー(市販)……大1枚
きゅうり……1/2本
長ねぎ……10cm
マヨネーズ……小さじ1
A
砂糖、酢……各小さじ1/2
塩……少々
ラー油……適量
作り方
(1)きゅうりは斜め薄切りにして千切りにし、長ねぎは薄い小口切りにする。
(2)ボウルにAを混ぜ合わせ、長ねぎを入れて和える。
(3)食パンにマヨネーズを塗り、チャーシューをのせる。きゅうりと(2)をのせ、半分に折ってはさむ。
たっぷりのチキンで食べごたえあり!
シーザーサラダ風
パリッとしたレタスに、アンチョビーと粉チーズのコク。「ささ身はラップをしたまま冷ますと、しっとり仕上がります」
材料・1人分
食パン(6枚切り)……1枚
鶏ささ身……2本
酒……大さじ1
ロメインレタス……2枚
塩、黒こしょう……各少々
バター(室温に戻す)……5g
A
アンチョビーのみじん切り……4枚分
マヨネーズ……小さじ2
牛乳……小さじ2
粉チーズ……大さじ11/3
作り方
(1)耐熱容器にささ身と酒を入れてラップをし、電子レンジ(600W)で2分加熱する。裏返してさらに1分加熱し、ラップをしたまま冷ます。ひと口大に手でさく。
(2)ロメインレタスは食べやすい大きさにちぎる。
(3)ボウルに(1)とAを入れて混ぜ、(2)と塩、黒こしょうを加えてさっと和える。
(4)食パンにバターを塗り、(3)をのせて半分に折ってはさむ。
カリカリベーコンのうま味で野菜を食べる感じ
なすとパクチーのエスニック風
「油を吸ってくたっとしたなすとベーコンに、フレッシュなトマトがよく合います。パクチーは好みで分量を加減して」
材料・1人分
食パン(6枚切り)……1枚
ベーコン……2枚
なす……1個
トマト(1cm幅の輪切り)……1枚
香菜(パクチー)……2~3本
バルサミコ酢……小さじ1
塩……ひとつまみ
オリーブオイル……適量
作り方
(1)なすは2~3mm幅の輪切りにし、トマトは半分に切り、香菜はざく切りにする。
(2)フライパンを熱してオリーブオイル少々とベーコンを入れ、カリッとするまで両面を焼く。取り出して食パンにのせる。
(3)フライパンにオリーブオイル小さじ2を足し、なすを入れて塩を振って炒める。油が回ったらバルサミコ酢を加えて炒め、火を止めて1~2分おく。
(4)(2)の食パンの上に、(3)、トマト、香菜をのせて半分に折ってはさむ。
食欲をそそる桜エビとごま油の風味
桜エビ、長ねぎの中華風たまサン
ごま油でカリッと香ばしく炒めた桜エビとねぎの香りがたまらない!「余熱で食パンに合わせて形を整えるのがコツ」
材料・1人分
食パン(8枚切り)……2枚
桜エビ……4g
長ねぎのみじん切り……10cm分
ごま油……大さじ1
A
溶き卵……2個分
塩……ひとつまみ
作り方
(1)Aをよく混ぜ合わせておく。
(2)フライパンを温めてごま油と桜エビを入れて炒め、香りが立ったら長ねぎを加えてひと炒めする。
(3)(1)を流し入れて大きく混ぜながら、ひとかたまりになるまで加熱する。ほどよく半熟状になったら火を止め、余熱で形を整える。
(4)食パンに(3)をのせてもう1枚ではさみ、耳を切り落として半分に切る。
卵液はゴムべらで大きく混ぜ、これくらいの半熟になったら火を止める。ここから四角く形を整える
レアチーズケーキのような味わい
キウイと青ぶどう
食べた途端、果汁が口の中でジュワッと広がります。「水分の多いフルーツなので、コクのあるチーズをプラスして」
材料・1人分
食パン(8枚切り)……2枚
キウイフルーツ……1個
青ぶどう(種なしで皮ごと食べられるもの)……5〜6粒
生クリーム……30mL
レモン汁……小さじ1/2
A
クリームチーズ(室温に戻す)……30g
グラニュー糖……小さじ2~大さじ1
作り方
(1)キウイフルーツは皮をむいて縦3等分に切り、そのうち1つは半分の長さに切る。
(2)ボウルにAを入れてよく混ぜ、生クリームを加える。ボウルの底を氷水に当てながら九分立てにし、レモン汁を加えてよく混ぜる。
(3)食パンに(2)の半量を塗り、(1)と青ぶどうを並べ(写真下参照)、残りの(2)をのせてもう1枚ではさむ。上から押さえてラップできつめに包み、冷蔵庫で30分以上冷やす。
(4)ラップの上からパンの耳を切り落とし、4等分の三角形に切る。
キウイの断面をきれいに出すのがポイント。切る対角線上に、キウイやぶどうの中心がくるように
簡単で美味しそうな「はさむだけ」食パンレシピ、今朝からすぐ真似してみては?
次回は、『ワタナベマキさん、わが家の朝ごはん【食パン・卵】のベストなおとも!』をお届けします。
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
詳しい内容は2018年6/7発売LEE7月号に掲載中です。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
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