洗っても洗っても、次々と増えていく洗濯物…6歳息子と3歳娘がいることもあり、常日頃から「お洗濯」に追われる日々を過ごしている私。
そこで、このたび初めて「洗濯代行サービス」を利用してみることに。手始めに大型連休後、家族で帰省した際に出た大量の洗濯物の一部をお願いしてみたところ、その想像以上の便利さ、そして仕上がりのきれいさに感動!もっと早く使ってみればよかったと後悔してしまったほどでした。
今回お世話になった「WASH&FOLD」さんは、洗練された空間のコインランドリーを併設した「洗濯代行サービス」の専門店。我が家の救世主となってくれたその丁寧なサービスについて、ご紹介したいと思います。
そもそも「洗濯代行」ってどんなサービスなの?
「洗濯代行」とは、いつもはクリーニングには出さないような、靴下やTシャツ、ジーンズ、パジャマなど、毎日の洗濯を代行してくれるサービスで、「普段の洗濯に特化した家事代行サービス」だというところに興味を持ちました。
利用する私たちは、専用ランドリーバッグに洗濯物を入れられるだけ詰め、宅配便で発送するかお店へ持ち込むだけ。水洗い(WASH)、乾燥、そしてスタッフの方が1枚1枚手でたたむ(FOLD)ところまで仕上げてくれます。
「WASH&FOLD」の場合、ランドリーバッグの分量は2種類から選ぶことができます。
レギュラーサイズ(約6~8kg)は、45Lビニール袋の8割程でTシャツならば60枚程度、スモールサイズ(約3~5kg) は、45Lビニール袋の5割程でTシャツならば30枚程度が入ります。
私は仕事場が自宅だということもあり、乾燥機能も併用しつつ朝晩2,3回洗濯機を回すことで普段はなんとか間に合わせています。
しかし、どうにもならなくなるのが年に3回ほどの帰省前後。夫の長期休みに合わせいつも10日ほどと日程も長いため、毎回出発前はどうしても家事や仕事が立て込む上に荷造りと準備があり、帰宅後は片付けと大量の洗濯物…。休み中は楽しくても、その前後はいつも洗濯物が山積みで、毎回それが憂鬱でした。
出してから届くまでは最短2日!自分で洗濯するより早いかも?
まずはネットから注文。その際に洗濯物の量、発送方法、柔軟剤の有無やオプションなどを選び、住所も入力します。宅配業者さんの集荷を選んだ場合、初回だけはダンボール箱を持ってきてくれるので、そこに洗濯物を詰めて渡します。
今回お願いした「レギュラーサイズ」の場合、1バッグ3,000円(※エリアごとに料金が異なります。詳細はHP参照)で、店舗持ち込みの場合は2,200円となり当日仕上げも可能。初回のみ、専用ランドリーバッグの購入(500円)が必要です。
ちなみに送った内容は、大人用パジャマ1着、部屋着のスウェットズボンを2本、チノパン1本、肌着2枚、半袖Tシャツ5枚、厚手長袖Tシャツ1枚、靴下4組、タオルハンカチ4枚、子ども用パジャマ3着、肌着6枚、靴下6組。2、3回は洗濯機を回さなければならない量を入れることができました。
そして、日曜日の午前中に発送した洗濯物たちは、火曜日の午前中には無事に帰還。その間ずっと天気は悪く雨か曇りだったこともあり、自分で洗濯するよりもお願いする方が確実に早かったと思います。
届いたランドリーバックから中身を取り出した瞬間、そのきれいな仕上がりに思わず歓声を上げてしまいました。スタッフの方が1点1点丁寧に手たたみで仕上げてくださった衣類は、崩れないようにビニール袋に詰め、軽く圧縮して届けてくださるため、あとはしまうだけ!!
プロの手による仕上がりに大満足!時には他人に委ねる「選択」も
「お洗濯」は、誰でも自分でできる、決して難しくはない家事だと思います。実際にサービスを利用するまでは、日常の衣類を他人の手に委ねることや、お金を払ってまでお任せすることに少し躊躇もありましたが、きれいに仕上がった洗濯物を手にした時に「お願いして本当に良かった」と心から思いました。
特に今回の帰省前後はずっとお天気が悪かったので、もしもお任せしていなかったら、日常のお洗濯もままならない中、増え続ける洗濯物をどうしようもできずに困り、旅行の疲れや片付けもある中で確実にイライラが爆発していたと思います。自分の時間と体力気力は温存でき、自分でやるよりも何倍もきれいな、プロの手によって仕上げられた洗濯物が2日で戻ってくる…とても価値あるサービスだと実感しています。
洗濯・乾燥はそれぞれの専用ランドリーバッグごとに行うため、他の洗濯物といっしょに洗うことはなく、全て環境や肌に優しいEM洗剤を使用。乾燥は大型のガス乾燥機を使っているため、衣類の縮みを最小限に抑えふわふわに仕上げることができるそうです。たたみ方も、洗濯物のしわを最小限に抑えるよう研究を重ねており、ランドリーバッグ1袋に40~50分程度かけてたたむこともあるといいます。
「私たちがお預かりする洗濯ものは、お客様のプライベートです。一人ひとりのスタッフがその責任を認識し、自分ごととして、ていねいに大切に対応しています。」
天候などにも左右されがちな上に、毎日必ず増えていくお洗濯、忙しい毎日の中でこなしていくだけでも本当に大変ですよね。家事の負担を減らしてくれることはもちろんですが、戻ってきたランドリーバッグをワクワクしながら開け、プロの手できれいに仕上げられた洗濯物を手に取ること自体が楽しく、なんだか気持ちまで明るくなるようでした。今度は夫の長期出張後に合わせてお願いする予定で、すでにその機会を待ち遠しく思っています笑
まずは、梅雨時や旅行後など普段以上にお洗濯が大変な時などに、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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佐々木はる菜 Halna Sasaki
ライター
1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。