がんばり続けるためには休むことも大切です
4月20日のお昼すぎに太陽がおひつじ座を去り、おうし座へ入ります。おひつじ座から始まる12星座では、おうし座は2番目の星座。ここで、おひつじ座の始まりのエネルギーから、おうし座の豊かさのエネルギーへとシフトするのです。
ひとつ前のおひつじ座は、1番目の星座であり、「1」がついてまわっていました。ひとりで好きなことをしたい、1番になりたいという具合。でも、おうし座は、不動、女性、土という性質をもっているので、新しいことを求めて動きまわるような、せわしなさは落ち着くでしょう。
これからひと月、おうし座に太陽がある間に生まれた子どもたちは、おうし座生まれになります。おっとりした、素朴な少女らしい美しさがあり、女の子には最高の星座。もちろん男の子でも、女の子顔負けの、子犬のような可愛らしさが漂います。芸能界で言うと、竹内涼真くんや瀬戸康史くんがおうし座生まれです。
この時期の過ごし方としては、自然の中で五感を解放させ、思い切りエネルギーをチャージするといいでしょう。家族でピクニックに出かけたり、普段よりていねいに過ごし、手をかけた料理を作ったり。生活を楽しむことで、自然と運がよくなっていくはずです。夜よりも昼間、太陽の光を浴びて動くことが大切です。
太陽がおひつじ座の時期は、ちょうど年度の切り替わりに当たり、入園入学、卒業や転勤など家族の用事に振りまわされた人も多かったと思います。走り出すのがおひつじ座シーズンだとしたら、おうし座シーズンは、いったん立ちどまり、手の中にあるものを確かめるとき。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と忙しかった頭の中をいったんからっぽに。春先に忙しく動いた分だけ思い切り休むことで、疲れを溜めることなく、また走り出すことができるでしょう。
ラッキーカラー
おうし座の時期は、咲き乱れる花々や野いちごのような明るいビタミンカラーがお似合いです。柄なら、リバティプリントのようなフラワーモチーフを。
大切な時間
女性らしさや五感を大切にすることで心が満たされます。特に、香りにこだわるのはおすすめ。アロマのボディトリートメントを受けたり、パフュームを買ったり。忙しい時期を乗り切ったご褒美を自分にあげて。
ケアしたいパーツ
おうし座が象徴するのは喉や甲状腺。草木染めなどのナチュラルなストールや小ぶりの石つきのネックレスで、首元を守るのも今期の安心感につながるでしょう。ネッククリームなどでマッサージするのも忘れずに。
☆2018年4月20日更新。次回の星ごよみは、5月21日(月)に更新します。
☆Sayaの「星がたり」は、5月7日(月)に更新します。
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。