自然体なムードなのに今っぽいと人気絶大! ヘア&メイクアップアーティスト、信沢Hitoshiさんのメイクは、プロセスが驚くほど少なく、あっという間に完成。
「今はフルメイクよりミニマムなほうが断然おしゃれでハッピーに見えます!」と語る信沢さん。
ではどこを引き算すればいいの? 忙しいLEE世代にうれしいワザを大公開!
流れ作業メイクを見直して、グッとミニマムに変えてみて
忙しい朝、メイクに時間をさけるのは、せいぜい5分。
そんな中、肩の力の抜けたナチュラルメイクを目指して頑張っていても、どこかあか抜けないのはどうして?
「短い時間の中で、ファンデーションからアイメイク、眉、チーク、リップと均等にフルメイクしているのでは? それではナチュラルどころか、古く見えてしまいます。素肌感が大事な時代なので、スキンケアはしっかりと。でもメイクは物足りないと感じるくらいミニマムに。『フルメイク未満』がちょうどいいんです」
眉やアイライン、チークを入れないなんて、ズボラ顔に見えない?
「これから紹介するポイントを押さえれば大丈夫。肌に血色感があれば『幸せ顔』に見えるし、眉やまつげに勢いがあり、ポイントをきかせて色を使えば、手抜きには見えません。むしろその抜け感がおしゃれな雰囲気に。
上のメイクはファンデーションもアイシャドウもチークも入れていないけれど素敵でしょう? 今は、『上手に引き算してこそ正解メイク』なんです」
ミニマムメイク、ここが旬顔とズボラ顔の分かれ道!
青みピンクの下地を仕込んで「幸せ顔」のカギを握る血色と透明感をアップしよう!
寝不足やストレスからくるお疲れ感を、ひと塗りで解決する青みピンクの下地は、LEE世代必携。
量は、上くらいけっこうたっぷりめに塗るのがポイント。ファンデーションやチークを塗らなくても、ズボラ顔に見えません。
★使用色(右)冴えた明るさが備わり、ふっくらハリ感も。パンプリフティング ベース R SPF25・PA++ PK100 30ml¥5000/エレガンス コスメティックス
(左)しっかり紫外線もカット。ル ブラン バーズ ルミエール 40 SPF40・PA+++ 30㎖¥6000/シャネル
まつげと眉は毛ヅヤと立体感を強調。眉は毛と毛の隙間に地肌が見えたほうがおしゃれ!
眉ペンシルやパウダーで地肌に色を塗れば塗るほど、不自然なメイク感が。地肌には色をつけず、毛の存在感と毛流れを出すのが、ミニマムメイクのポイント。まつげと同じブラウンマスカラで眉をとかすくらいがちょうどいい!
色は、眉もまつげもメイクできるブラウンをチョイス。ここに紹介するお湯落ちタイプなら、落とすのも簡単。
★使用色(右)アクア・アクア オーガニックロングマスカラ ブラウン¥2500/RED
(左)フルエクステンション マスカラBR20¥4000/エレガンスコスメティックス
色をきかせるパーツは1カ所だけ!唇なら色もちもふっくら感も叶う、赤のオイルリップを
このメイクでは唇を赤にしたので、目と頬はあえてノーカラー。今年は透ける発色が旬なので、リップも透けるティントオイルを。
縦ジワが目立たず、唇がふっくら見えて落ちにくいので、メイク直しも最小限で済みます。
★使用色 輪郭もピタリ。ヴォリュプテ ティントインオイル 15¥3800/イヴ・サンローラン・ボーテ
(右)絶妙な透け感。オペラリップティント 06¥1500/イミュ
(左)使いやすいピンクレッド。クリニーク ポップ オイル02¥3200/クリニーク
全部のパーツをメイクしちゃダメ! 思いきった「引き算メイク」が、幸せ&おしゃれ感の近道!
次回は、メイクのポイントをさらに詳しく!幸せそうな肌と、おしゃれ度を上げる目のパーツメイク術をお届けします。
撮影/向山裕信(vale.)(モデル)ヘア&メイク/信沢Hitoshi スタイリスト/大工純子 モデル/鈴木サチ 取材・原文/小田ユイコ
※商品の価格は本体価格(税抜き:2018年4/7発売LEE5月号現在)で表示しています。
※詳しくは2018年4/7発売LEE5月号をご覧下さい。
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