スカーフを上手にファッションに取り入れたい!
柔らかく上品な印象を与えるスカーフ。私は昔から憧れてはいるものの、使いこなせる自信がなくて、お店で眺めているだけで手に取ることさえできないでいるアイテムです。そんな中、40歳を迎えて「絶対に使いこなしてみせる!」と思わせてくれたスカーフに出合ってしまいました。
こちらがそのスカーフです!こんな風に壁に飾っても素敵ですよね。それもそのはずで、デザイナーの松尾郁子さんは京都市立芸術大学大学院出身。日本画を専攻していたことから、日本画の画材、岩絵の具をつかったアクセサリーを多数は発表しています。
今回初めてスカーフを発表した松尾さんは「今まで作ってきたアクセサリーと絵をつなぐような存在がこのスカーフなんです」と語ります。お話を伺ってみると私と同じで、スカーフはまとうよりも眺めていた期間が長かったそうです。「母の洋服箪笥にきちんと畳んで並べてあるスカーフを見るのが好きでした。その中で私はどれが好きかな?なんて考えたり。自分も含めて、もっと日本人にスカーフを使いこなしてほしいなと思っています」
「GパンにボーダーTシャツにトレンチコートのシンプルなコーディネートに首元にスカーフを上手に巻いた人を見かけて、すごく感動しちゃって!スカーフの少しのアクセントで、こんなにも華やかになるのかと」ボーダー&トレンチって、まさにLEE読者のど真ん中ですね。私も挑戦しなくちゃ!
アトリエの庭の花を束ねたブーケがモチーフに
この写真を見てから、先ほどのスカーフをよくよく見ると……スカーフの中に隠れているのがわかります。ブーケの写真と松尾郁子さんの日々のドローイングが、スカーフの中で物語のような世界をつくっています。
実はこのお花、松尾郁子さんのアトリエのお庭で咲いていたもの。『アトリエ・ログハウス』のガーデンには、彼女が大切に育てた草花たちがたくさんあります。ここに通う親子をやさしく迎え入れ、私たちに季節を教えてくれます。ときにはモチーフとして、お庭の草花が教室に登場することもあるのだとか。
How toイラストの通りにやってみた!
購入したときに同梱されていたイラストがわかりやすくてかわいくて、何度も見ています。早速、挑戦してみようと思います!ボーダーとトレンチに合わせます。
規則性のある柄ではないので、その日の巻き方でずいぶんと表情が変わりそうですね。結び目を作ってからそこに端を通す巻き方は簡単でした。
ちょっとボリューム感のある巻き方。無地の白Tとかにも似合いそうですね。
難易度の高いヘアターバンにもトライ。春らしいパステルが子どもっぽくならずにいいかも。(初めて挑戦したから…大丈夫かしら?)
色違いで黒バージョンもありますので、ぜひ!春の装いにお気に入りスカーフをプラスしてお出かけしてみませんか?
松尾郁子オンラインショップ→https://matsuoikuko.stores.jp/
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳