毎月、LEE編集部には、読者からのおしゃれに関するアンケートの回答が届きます。
そこで目にするのは、「おしゃれに見えたい」「トレンドをうまく取り入れたい」という言葉と同時に、「着やせしたい」「着回しのきく服が欲しい」という言葉。
とはいえ、「着やせしたい」という気持ちに反するかのように、今はゆるシルエットの服がトレンドのど真ん中。そこでLEE12月号では、旬服でも着やせする方法について考えました。
まずは、"着回せる着やせ服"という視点で、スタイリスト福田麻琴さんが厳選した10着をお届けします!
これが私たちの「着やせの10着」!
item_no. 1 オーバーサイズのガウンコート
今シーズンのナンバーワン注目アウター。インに、ボリュームのあるニットを重ねられるオーバーサイズ。ベルトはサイドに流して着るのが◎。
「今季のコートはとにかくロングが主流。くまぽわさんもなぎたんさんもロングコートに抵抗がないと言っていたので、安心して選びました。落ち感の美しい素材なら、きれいなIラインシルエットになり、着やせが叶います」
コート¥63000/インターリブ(サクラ)
item_no. 2 リブニットのロングカーディガン
リブの縦ラインで、さらに細見えが手に入るロングカーディガン。着回しのきくグレーをチョイス。
「見た目のおしゃれ感だけでなく、温度調整用の実用アウターとしても、断然素敵に装えるのがロングカーデのいいところ。縦長ラインでもちろん着やせ効果もバツグン。オーバーサイズコートのインにも重ねられる丈感です」
カーディガン¥30000/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ジェーン スミス)
item_no. 3.4 ネイビーのセットアップ
カジュアルシーンからドレスアップシーンまで、幅広い場面で活躍するネイビーをチョイス。着回し力も満点。
「七分袖&ほんのりAラインで女らしく仕上がったトップスと、シルエットが美しいくるぶしが見える丈感のワイドパンツ。このセットアップならスニーカーやフラット靴を合わせても、着やせときれい見えが両立するはず」
セットアップ¥13000/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店(ミラ オーウェン)
item_no. 5 クルーネックのゆるニット
シルク混カシミア素材の上質ニット。短め丈で、後ろ身頃を少しだけ長めに設定。顔色を明るく見せるオフホワイトをセレクト。
「ゆるニットは丈感が短いものを選ぶのが、すっきり見えて着やせする秘訣。さらに今年らしい前後差のあるデザインなら、全身にメリハリも生まれます。クルーネックは、首元を華奢に演出する広めのあきが正解です」
ニット¥62000/ヴィンス表参道店(ヴィンス)
item_no. 6 デザインをきかせたボーダーカットソー
身頃が広いシルエットが、華奢見えを演出。ドロップショルダーやボートネックなど、着映え力の高いデザイン。
「座談会でおふたりが、"普通のボーダーだと、ご近所着っぽくなってしまう"とおっしゃっていたことに注目。ほんのりとデザインをきかせたボーダーを選んでみました。これなら細見えも手に入り、着映え力も十分なはず!」
カットソー¥22000/トラディショナル ウェザーウェア 青山店
item_no. 7 オーバーサイズのスタンドカラーシャツ
旬の前裾だけボトムにインするコーディネートが決まる、ドルマンスリーブのブルーシャツ。スタンドカラーなら首元すっきり。
「私も個人的に大好きなオーバーサイズのシャツ。細身のパンツはもちろんのこと、ワイドパンツやスカートなど、合わせるボトムを選ばないほどよいサイズ感を選びました。今年なら辛口のスタンドカラーがおすすめです」
シャツ¥12000/ビショップ(ル グラジック)
item_no. 8 センタープレスのテーパードパンツ
美シルエットのセンタープレス入りパンツ。ウエストの後がゴム仕様で、はき心地のよさも備えています。
「トレンドはワイドパンツが主流ですが、着やせという視点で選ぶならば、やはりテーパードパンツが賢い選択。腰まわりのほどよいゆるさや、ウエストゴムなどのリラックス感がある一本なら、今どきの空気感で着こなせます」
パンツ¥18000/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー)
item_no. 9 カットオフの細身ボーイズデニム
デニムの流行は、ロールアップからカットオフへと以降。足首見えの丈感で、着やせも簡単に手に入ります。
「すっきり見えシルエットのボーイズタイプ。今までロールアップしていた裾部分を、ラフに切ったカットオフデニムが流行しています。ロールアップするよりも簡単に絶妙な丈感が手に入るので、ぜひトライしてみてください」
パンツ¥15000/ビームス新丸の内(ラングラー×ビームス ライツ)
item_no. 10 ロング丈のプリーツスカート
サテン素材でとびきり女らしく仕上がったプリーツスカートは、ウエストゴムで実は楽ちん仕様。プリーツの縦ラインは、着やせの本命です。
「読者の皆さんが、"プリーツスカートが好き"というのも、座談会で初めて知りました。選んだのは、ベーシックカラーの服とも合わせやすいピンクベージュの一枚。落ち感が美しいサテン素材で、大人っぽく着こなせます」
スカート¥21000/ロペ
ゆるシルエットでもスタイルアップが叶う、ミニマムワードローブが完成!次回はコーディネート実践編です。
撮影/渡辺謙太郎(MOUSTACHE)(モデル)魚地武大(物)ヘア&メイク/麻生ヨウコ(ilumini.)スタイリスト/福田麻琴 モデル/理衣 田中マヤ 鈴木サチ ナオ 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/アワビーズ
※商品の価格は本体価格(税抜き:2016年11/7発売LEE12月号現在)で表示しています。
詳しくは2016年11/7発売のLEE12月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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