当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookie を使用する場合があります。詳しくはこちら

LIFE

里田まいさんインタビュー/2018年4月号

里田まいさん「教えて! 笑顔でいられる秘訣」【後編】

2018.03.31

この記事をクリップする

明るいオーラと周りをハッピーにする笑顔が印象的な里田まいさん。
妻として、母として、女性として。前向きな心でいるための秘訣を教えてもらいました!


妻でも母でもない自分に。女友達と会ってリフレッシュ

育児にご主人のサポートに、常に明るく全力で取り組んでいる里田さん。時には疲れてしまうこともあるのでは……。
気持ちを維持するための、リフレッシュ法はありますか?

女友達と会うことです! 帰国時には、ありがたいことにみんなが都合をつけてくれて、昔の仕事仲間や北海道時代の同級生など、次から次へと会っています。

ママ友や野球選手の妻友達が私にはほとんどいないので、結婚する前から自分を知ってくれている友達は重要。女同士って、ゴシップとか噂話とか、いろいろ話せて楽しいじゃないですか(笑)。

結婚すると、どうしても夫の存在が大きくて、夫のフィルターを通してしか世の中を見られなくなってしまうこともあると思います。それって寂しいし、少し怖いなとも思う。

家庭でとは別の自分らしさを見せられる友達との時間は、忙しくてもずっと持ち続けたいなと思いますね」

夫と子ども優先ではなく、自分の幸せを第一に!

どんな状況に置かれていても、「自分が幸せかどうか」は大切な基準にしていると、里田さんは言います。

「子どもや夫のためだけに生きているわけではないし、やっぱりみんな自分のために生きていると思うんですよね

お母さんが育児のためにすべてを犠牲にする、というのは、子どもも望んでいないのではないかな。

状況が許さないと難しいことではありますが、たまには子どもを預けてたくさんの人と会ったり、飲みに出かけたり。そんな時間を、お母さんが罪悪感を感じることなく持てるといいですよね

観客2人で歌ったことも。笑えれば乗り越えられる!

どんなに大変なことがあっても、まずは自分自身を大切に、そしてつらいことの中にもクスッと笑えるようなおもしろみを見いだす――。
里田さんの屈託のない笑顔を支えるのは、こんな“ポジティブ変換力”なのかもしれません。

どうせ大変なことが毎日続くなら、おもしろいことが1つでも2つでもあるほうがいいなと思うんです。これまでもいろいろなことがあったけれど、楽しみながらもがいているうちに、どんどん前に進むことができたんですよね」

ポジティブ思考のベースとなっているのが、かつて積み上げてきた経験の数々。

「以前、アイドルとしてカントリー娘。の活動をしていた時代に、たった2人のお客さんの前で歌わなければいけないことがあって。牧場なので、人よりも牛と馬の数のほうが多くて(笑)。

そのときはすごく恥ずかしかったけど、自分で選んだ道だし、エイッてやるしかない。夢中でやっていたら、こうやって今、話題にできているんだから、無駄になっていないし、結局は楽しめていたんだと思います。

その後に、メンバーの2人が辞めてしまい、グループを解散することになったときも、もう東京では活動できないからと地元に帰ろうとしていたんです。そこで、事務所の方に誘われてバラエティ番組に出演することになり、道が開けた。絶望的な状況でも自分さえ絶望しなければ、どんなときも先に進めるんだなと思いますね。

『ピンチはチャンス』って言葉にすると軽くなってしまいますが、どんなにしんどくても、ひとつ越えるとまた強くなれる。今はつらいけど、いつか笑える日がくる、と信じる気持ちが大切だし、私自身そう思って乗り越えてきました

笑えるうちはまだ大丈夫!

これからも、きっといいことも悪いこともたくさんあると思うけれど、楽しく笑顔で、毎日を過ごしていきたいなと思いますね

どうしたら笑顔でいられる?
読者のお悩み相談Q&A

 夫の仕事で海外赴任することに。今の仕事を辞めたくない気持ちもあるし、子どもが友達から離れるのもかわいそう…。ついて行くべき?

ついて行くことも、行かないこともどちらも間違いではないと思います。
私は、今は子どもに父親の働く姿をそばで見せたいと思っていますが、学校に通いだしていたら迷ったかも。その時々にベストな選択ができればいいのかなと思いますね」(里田さん)

 ご主人が不調で帰宅されたとき、どう声をかけていますか?うちの夫は仕事が大変だと、家でも不機嫌になるタイプで…。対応に困ります。

「私は大変なときには声はかけないですね。どんなに応援していても、本人の本当のつらさまではわからないし、言葉が軽くなってしまうとイヤだなと思うんです。彼が好きなゲームに誘ったり、少し仕事から離れて、息抜きができるようにしてみます」

 もうすぐ出産なのですが、うまくママ友を作れるかドキドキ。里田さんは、どうでしたか?

「話すだけで救われるし、幼稚園のことなど情報も教えてもらえる。ママ友はとてもありがたい存在です。でも、ママ友って作る前はドキドキしますよね。『声をかける勇気は一瞬だ!』と思って、自分から積極的に話しかけるように心がけてます

 2人の息子が野球をやっているので、健康的な献立でたくさん作らなければと毎食悩みます。里田さんが、ご家族のための食事作りで気をつけていることは?

「夫は試合の夜は帰りが遅いので、スープなど1メニューでお肉も野菜も食べられて、体にやさしいものを作ることが多いです。いつも品数多くはなかなかできないですよね。私も写真を撮るのは、今日は頑張って作ったという日だけですよ(笑)」


撮影/菊地 哲(MUM) ヘア&メイク/TOMIE(nude.) スタイリスト/福田麻琴 取材・原文/野々山 幸
詳しくは2018年3/7発売LEE4月号をご覧下さい。

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる