久しぶりに自分が読みたくて絵本を買いました。
画家で絵本作家のヒグチユウコさんの
『せかいいちのねこ』と『いらないねこ』です。
物語はどちらも人間の男の子に大事にされて
薄汚れてきた(でもそれが大事にされている証)
ねこのぬいぐるみを中心に、憧れる本物の猫たちや
一緒にいる不思議な生き物のぬいぐるみが織りなす
物語です。
読み始めてすぐその世界観に引き込まれました。
小さい頃に不思議の国のアリスを読んだ時の感覚を
ふと思い出させるような。。
そして読み終える時には切なさと温かさをどちらも
感じるお話です。
主となる猫のぬいぐるみ、持ち主の男の子は
年齢が娘と一緒。なので毎日寝る前になると
大事そうに娘がぬいぐるみを並べている姿を見ると
もう少し一緒にいてあげてねと心の中で思ったり。
ちなみに私がヒグチユウコさんを知るきっかけに
なったのは去年偶然入った画材屋さんでこちらの缶や綺麗なミツロウクレヨンに目が釘付けになって。
ギュスターヴ君と言う猫なの?タコなの?と言う摩訶不思議なキャラクターや、見えにくいけれど缶の側面にはウサギさんは歩くニンジンを連れていたり、キノコが歩いたりして。びっくりして手にとったのがきっかけでした。
少し話がそれてしまいましたが、素晴らしさを上手く
説明できていないので(涙)本屋さんで見かけたら
手にとってみて欲しいなと思う絵本です。
ののこ
41歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・美容部/旅行(特に自然や温泉巡り)が好きです。家族と笑顔で過ごせるように日々の暮らしを大事に過ごしたいと思っています。3年目に突入した100人隊の活動も様々なことにチャレンジして楽しみたいです。
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ののこ