暮らし発見

故郷に憶いを馳せる日

  • ORI

2018.01.17

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1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生しました。
あれから23年。
兵庫県で生まれ育ち、当時小学校6年生だった私もあの大震災を経験しました。

初めて経験する強い揺れと、一瞬で変わってしまった街並み、
聞いたことのない被害の規模に、唖然とするばかりでした。
それでも皆で助け合って励まし合って乗り越えてきた様に思います。
今もその繋がりは当時のままです。

沖縄へ移住してからもうすぐ5年。
沖縄の暮らしに慣れ、充実した毎日ですが、
毎年この時期になると離れた故郷のことを憶います。
当時のこと、家族のこと、友達のこと。
そんな時は穏やかな心で綺麗な沖縄の海や空が見たくなります。

忘れてはいけない出来事。
息子たちにも伝えなくてはいけません。

そして今住んでいる沖縄も
知っておかなければいけない出来事が沢山。
住んでみないとわからないことばかりだと実感しています。

家族で過ごすお茶の時間は
幼い頃から馴染みのある神戸の老舗のお菓子を準備して。


実家に沢山あったMorozoffのOdetteの缶が急に恋しくなりました。
今改めて見るとなんともレトロで美しい。

このOdette(オデット)という名前はチャイコフスキーのバレエ
「白鳥の湖」のプリマドンナ。
魔法で白鳥にされますが、夜だけ人の姿に戻ります。
夜に輝く雰囲気のパッケージ、私には
阪神・淡路大震災の記憶を後世に語り継ぐ「希望」を象徴する行事の
神戸ルミナリエの光の様にも見えます。写真は8年前の主人と訪れた時のものです。

遠く離れた場所から故郷を憶い、
あの日を忘れず、自分にできることを考えて進んで行きたいと思います。

ORI

37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8

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