１１月の月間TBブログのお題を今更ながら追いかけております。すみません?

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時々ふと、何でこんな小さな石に惹かれ慰められるのだろうと、新宿駅で揉めた後、三越で買ってもらった婚約指輪（通称：「俺の誕生日なのに」事件）を見て感傷にひたります。

少しずつお気に入りを集め、全て１軍として活躍中のアクセサリーたち。

●アラフォーになり、無駄な迫力？図々しさ？可愛げのなさ？は出て来た自分と、服を着た時の手元の寂しさがアンバランスに感じ、そこを埋めたくて購入した、武骨だけど繊細な作りに惚れたバングル。

●その当時なくしたばかりのネックレスのデザインととても似ていて、ピアスとして私のもとに返ってきたのね！と、ぎゅっと握りしめて「もう離さない」と誓った、雑貨屋さんで買ったシルバーのシャラランピアス。

●結婚して１年後の記念日に、いつか家族が増えますようにと願ってプレゼントしてもらった３粒ダイヤのブレスレット。

●３５歳を過ぎたら女はパールだ！と、意味不明の思い込みで、数年前の誕生日、夫に予算を確認し（もはやサプライズや夫婦で選ぶ時間などはスルー。THE事務的作業。）、予算全部使い切って購入したもの。冠婚葬祭はもちろん、デニムと合わせるのが無性に好きで、白Tにボルドーのネイルなんてしたら、もう無敵♡（だと勝手に思っている。でも、私の周り敵だらけ、特に腰回り＆お腹周りは３６０度敵に常に包囲されている。来年こそは、この包囲網を解きたい。切実！笑）

●とにかく思いつく限りの記念日と言い訳を駆使して、誰に背中を押された訳でもなく自発的に清水寺からダイブした一粒ダイヤのピアス。５０歳になった時、これと笑い皺が似合う女性になりたい・・・そんな十数年後の自分を想像して、最もシンプルなタイプを選びました。

●もともと薄い顔だけど、加齢のせいでくすみも加わり、たるみのせいで各パーツの主張も弱まり、いよいよ顔の概念を広げようと顔周りに華やかさを求めた時に出合った縦長シャラランピアス。細い３本の棒？を繋ぎ合わせたデザインは動いた時に雰囲気ある揺れと意味ありげな反射を見せ、自分にない魅惑的な要素を足してくれる。（気がするぅ～。笑）

●初めての育児で楽しむ余裕なんてなく、孤独だーヘルプ―と思いながら現実逃避でネット検索している時にSALEで発見。でも、オムツを代えてる間にオンラインでは売り切れ、せっせと店舗まで出向いたらSALE率が上がっていて更にお得に迎えられた指輪。

●初めて着けてルンルンしてる時、当時付き合っていた夫に「え？牛？」と言われたフープピアス。注：牛とは着けてる場所が違います。

●あなたと私はこれから生活を共にするけど、私たち同じではないし、多少のすり合わせは必要だけど、横に並んでそれぞれ好きなものを見て歩もう、だから私はこれがいい。あなたも好きなものを選んでね。その当時、結婚指輪という言葉に妙に抵抗があって、あくまで「これはファッションリングだ！」と言い張っていた結婚した記念指輪。今となってはどっちでもいいし、とてもめんどくさい女だったなと自認してます。はい。（笑）

●ショーケースの前に立ち、「これがいい！」。サプライズ＆片膝ついて小箱をパカーンとは無縁の指輪。またの名を勝利の指輪。上記、新宿駅の揉め事で勝ち取った、まさに戦利品。

これら全て、日々の生活を共にしていますが、１番私を救ってくれたのは最後の新宿の指輪です。２人育児が始まり、２歳差の子供たちのバトルが激化した時代、こんなに髪の毛振り乱して日々過ごしているのは、私かヘビメタの方々だけじゃなかろうか、彼らは音楽を愛し楽しんでいるけど、私は自分を愛することも生活を楽しむこともできていないじゃないかと一人打ちひしがれていた時、指輪をはめてはダイヤモンドの美しさにひと時の幸せを感じていました。とても高価なものだし、なくても困らないものだったけど、まさかこんなに救われる存在になるとは。その後も、何度か心慰められる時があり、美しいものが持つ癒し効果を感じました。

それに何より、夫婦の間がざわついた時（笑）、２６歳の若さでじゃじゃ馬（当時夫にこう呼ばれていました。笑）を生涯のパートナーに選んでくれた夫の勇気は称賛に値するものだったじゃないかと、指輪を見ているとざわつきが流れていくのも事実です。（だから、夫に「あの時買っといてよかったね！」とか、「どんだけ～！」な図太い発言をしているのも事実です。笑　「もうちょっと（ダイヤが）おっきいのもいけたんじゃない？」とか、鬼のような発言をしたことがあるのも事実です。やめれーーー！謙虚な気持ち、育て－ーーー！育児で我を失っていたんだ、許してーーーーー！笑）

月間TBブログのお題に対する内容が想像以上に重い長いものになり、自分でもびっくりですが（笑）、私は小さな石やきらきらに助けられてきたのだなと再確認。これからも大切に身に着けていきたいと思います。そして、いつか娘に譲ることができたらうれしいなぁ♡重い過去を持つアクセサリー、嫌がるかな。（笑）