東京2日目の朝は、代々木公園からすぐ近くにあるPATHさんへモーニングに行ってきました。
いつのころだったか、たぶんPATHさんのお店が出来てすぐのころ、料理家の渡辺有子さんが連載されているコラムにお店の紹介をされていて、クロワッサンが美味しそうでたまらなく、是非いつか訪ねてみたいと思いつづけていたのでした。お店へ着いたのは一番乗り。カウンターの席につき、念願叶って焼きたてサクサクの、芳醇なバターの香りに包まれたクロワッサンを頂くことができました。コーヒーとカヌレもいっしょに注文したのですが、クロワッサンだけで気持ちもおなかも満足してしまって、お持ち帰りさせていただきました。店内では懐かしの「はっぴいえんど」の曲が大きめのヴォリュームで流れていて、それもまた嬉しくて心地よくて朝から気分が盛り上がりました。
次に向かったのは吉祥寺。10時の開店までにはまだまだ時間に余裕があって、どうしようかなと調べてみると、ブックス・ルーエという本屋さんは9時から開いているとのことだったので、しばし本を物色させていただくことに。気になる本とも1冊出逢えて、時間の有効活用ができました◎うっかり10時もそこそこ過ぎるくらいのんびりしてしまったのですが、ダンディゾンへパンを買いに向かいました。焼きたてのパンの香りがたまらず癒される空間…。悩みに悩んで、いくつかの種類のパンを家族のおみやげに購入しました。すぐそばにあるニキティキさんや、CHECK&STRIPEさんでも少しお買い物をしました。
そうこうしているうちに11時になり、東京に来たからには必ず行きたいお店、CINQさんへ。奇遇にもお友達にバッタリお会いしたりして(笑)。店主の保里さんもいらっしゃって、お話させていただくことが出来てとっても嬉しかったです。お買い物も、いろいろと。何年経っても、やっぱりCINQさんのセレクトは変わらなくて、好きだなぁと改めて感じました。つづいてサムエルワルツに行きたかったのですが開店まで時間があったので、おとなりの4ひきのねこさんで植物を物色。気になるグリーンがたくさんあって、家が近くなら3つか4つほど買って帰りたかったのですが、旅の途中、そうは出来ず。。グッとこらえて1つだけ植物を買わせていただきました。なんという名前だったか、もうすっかり忘れてしまったのですが、たしか苔の一種だったような…。(名前をおぼえる、ということが、特に苦手なわたしです)グラデーションが美しくて一目惚れしてしまいました。12時になりサムエルワルツに行ったら、さっきCINQにいらっしゃった保里さんがお店に。。ひとしきり目の保養をさせていただいて、アートを感じつつ、気になるものには値札がついていなくて、でも尋ねる勇気も出ず、お店をあとにしました。
吉祥寺といえば、わたしのなかでラウンダバウトだったのですが、今は移転されてしまったようで、アウトバウンドの方へ立ち寄りました。偶然にも以前から探し求めていた柏木圭さんのレモン絞りとバッタリ出逢ってしまい、不意打ちな出費に悩んでしまったのですが、結局購入しました。ものとは出逢い、、特に作家さんのものは、、、と自分に言い訳をして。頻繁に使うものではないことは分かっているのですが、もう随分前から頭の中で「あのレモン絞りがあれば…」と何度も繰り返していたことを思い出し、自分に買うことを許してあげることにしました。おかげで気分はすっきり!まだ使うシーンはやってこないですが、使えることが楽しみでしかたないです。
プロムナドゥへもふらりと寄って、吉祥寺とはサヨナラ。次は自由が丘へ向かいました。行きたかったのは、おもちゃ箱さんというシュタイナー関連のおもちゃが売っているお店さん。以前からカタログを拝見していて、でも木の商品は実物を見ないことには個体差がありすぎるので買いあぐねていたのでした。気になっていたものは取り寄せの商品らしく見ることはかなわずでしたが、欲しかったキノコのキーホルダーは在庫もたくさんあって、キノコの形がよりどりみどり!自分の好きな形を選ぶことができました。娘とおそろいで、2つ。かたつむりのキーホルダーもかわいくて娘へのおみやげに(早速ランドセルにつけています)。ハーブティーの試飲も頂き、ほっこりした気分で、もう東京は満喫し終わった…という感じでした。
それでも今回ゆったりした時間割を組んでいたのでまだ時間があり…。思いついてsixへ向かいました。10年前東京に住んでいたころ伺った場所と変わらずお店があって、なつかしくて嬉しくなりました(昔こちらで結婚記念のオメガの腕時計を買いました)。お店へ入ってすぐ目についたPERZY社の小さな小さな白猫のスノードーム。まえから娘が欲しがっていたので、これもまたお土産に追加。(ただ母が欲しかっただけともいう。苦笑)この商品も個体差がすごくあるので、実物を見て選ぶことができて、かわいいものが見つかってよかったです。お店を出ると、もう夕暮れの肌寒さ。帰りは思い出が山ほどある品川駅から新幹線に乗って帰りました。
次はいつ東京に来れることがあるだろう。さみしくて名残惜しい気持ちもありつつ、奈良の自宅へ帰り着き、ふだんの暮らしがまた始まると「やっぱり奈良はいいな」とおもうのでした。
さと
32歳/夫・娘(6歳)/手づくり部・料理部/庭の桜を眺めながら、家族とともに過ごす日々。わが家の暮らしのもの・ことを、気ままにゆるゆる綴っていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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さと