前回のブログ、西淑さんの原画展を見にに奈良へ。せっかくならまちに来たからと、鹿の舟でランチをしました。いつもこちらに飾られているお花がとても美しく、見るのが楽しみなのです。
奈良は柿が似合う…。
ランチの写真をうっかり撮り忘れましたが…平日の鹿の舟、ゆっくり過ごすことができました。
その後、少し山奥の高畑まで散歩することに。ならまちを抜け、風情ある街並みに。
緩く長い坂道を20分登り、まず向かった先は空櫁さん。
とても素敵な古民家で作家さんの器や暮らしの道具を見ることができます。静寂に包まれ、ゆっくり手に取って拝見。
その後は、以前から行きたいと思っていた志賀直哉旧居へ。
昭和初期、志賀直哉が高畑のこの地を気に入り、自分で筆を取り設計した住まい。
奈良の自然美と静寂に心を惹かれて…と案内に記載があったのですが、まさにその通り。。邸宅も、窓から見える風景も、お庭も、どこもかしこも趣があり美しく、昭和の懐かしさや浪漫も感じてなんだか感慨深いものがありました。
志賀直哉旧居を後にして、お隣のたかばたけ茶論へ。
こちらは昔の洋画家の邸宅のお庭を喫茶スペースとして開放されているのですが、有形文化財にも指定されている洋館、そちらでカフェができるなんて。
樹齢何年なんだろう⁉︎というくらい大きな氷室杉の下で心地良い時間を過ごすことができました。
帰りは浮御堂を眺めながら。
奈良は秋がよく似合います。
文豪たちが愛した高畑町は駅前から離れているのですが、それでもぜひ訪れていただきたいエリア。
気持ちの良いこの季節、私もまだまだ秋の奈良を味わいたいと思います。
Mari
33歳/夫・息子(5歳)/手づくり部・料理部/自然溢れる町で、季節のお野菜を作りながら暮らしています。趣味のアクセサリー作り、始めたばかりの裁縫・・・など自分らしく暮らしを豊かに過ごせたらと思っています。
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