今年もIKEAにクリスマス商品が並び始めたので、行ってきました。
前もって調べて、一番欲しかったもの。
VINTER 2017シリーズの、クリスマスツリー型ランプです。
大きいのは高さ11cmで、599円。
小さいのは6cmで、3つセット799円です。
これが、一度目に行ったとき売り切れていて・・!ウェブの在庫情報を頼りに入荷を調べて、再度足を運びました。
スイッチを入れてあかりを灯すと、LEDライトが光って、まわりの壁に濃淡の影ができます。
上から見ると、また別の味わいが。
光が透明のアクリル樹脂をつたって、複雑な輝きを放ちます。
小さいほうは、こんな感じ。
小さいほうは3個セット。
大きいの1つと一緒に並べると、クリスマス村ができあがります。
実は、これがどうしても欲しかった理由は、大阪で暮らすおばあちゃんの誕生日プレゼントにしたかったからです。先週、98歳になりました。
おばあちゃんは昔から、こういう小さなかわいらしいものが好き。箱を開けたら「おやおや」と目を細め、寝室のベッドのそばに置いてくれるでしょう。
どんなに歳を取っても、季節の移り変わりや美しいもの、それから心を動かす小さな出来事に、とても敏感なひとなのです。
敬老の日と誕生日が比較的近いので、次々に贈り物を送ると、気を遣わせてごめんねというお礼状が、ものすごい達筆で届きます。
耳はだいぶ遠くなりましたが、短歌を詠むのが趣味で、今も短歌誌に投稿をしています。私たちが帰省で顔を見せたり、なにか贈り物をしたりすると、その出来事を織り込んだ歌を2首ほど手紙の最後に添えてくれることも。
近年は、敬老の日には和歌山の農園の美味しいイチジクを。誕生日には、あまり大げさではない、ささやかな贈り物を送るのが恒例になりました。
おばあちゃんの枕元にちいさなクリスマス村ができることを思い浮かべると、子供の頃に一緒に過ごした冬休みの思い出がよみがえります。あたたかく優しい幸せなものが、静かに胸に満ちてゆくのを感じます。
願わくは、おばあちゃんもそんな気持ちになってくれますように。
yuki*
39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone
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