夏休みのあいだ、いろいろな場所へ家族でお出かけしてきました。そのなかのひとつが三重県四日市です。かねてより一度訪れたかった、陶芸家・内田鋼一さんの私設美術館、BANKO archive design museum へ行ってきました。
家から1時間半ほどと意外と近く、もっとはやくに来ていればよかった!とおもいました。
わたしたちが訪れた日は、アーカイブミュージアム企画展vol.2 琺瑯のいろ・かたち という展示の後期が開催中で、さまざまな著名な方が選ばれた琺瑯製品がコメントと共に展示されていました。ミュージアムは古いビルの一室にあり、その一室の中にさらに小さな空間を仕切って作られているというもの。のれんをくぐり一歩足をふみいれると、まずはじめに萬古焼のアーカイブの展示が少しあり、その色鮮やかさ、おっとりとした造形に目がくぎづけになりました。少し進むと、たくさんの琺瑯製品が色ごとに美しく配置されており、つややかな色がぞれぞれに輝いてみえました。琺瑯独特の質感からか、もののかたちがくっきりとみえるのですね、そのシルエットや雰囲気に惚れ惚れと見入ってしまうこと度々でした。なかでもフライヤーの表を飾っているカイ・フランクのピッチャーのデザインに心奪われ、やっぱりカイ・フランクの造形が心から好きだなと、改めて感じました。小さな展示室でしたけれど、大満足の展示室でした。
美しいものを見させていただいたあとは、併設されているカフェで念願だったチーズケーキも頂いてきました。アンティークスタミゼさんのオリジナル琺瑯プレートに載せられたバスクのチーズケーキ!写真は撮らなかったのでないのですが、ひとくちひとくち、美味しく味わわせていただきました。さっぱりしていて、とっても美味しかったです!
そして帰り際に目に留まったこちらの琺瑯デミタスカップ。
なんともいえないかたちに心惹かれ、旦那さんが購入。笑 目にするたびに「いいなぁ」と思えます。こちらは今は使うことより飾るものとしてのお役目。もう少ししたら、本来のカップとしての用途で使ってみようかな。
ちなみに外観はこんなふうでした。
帰りは、ばんこの里会館というところへ今現在つくられている萬古焼を見に行きました。欲しいなあと思うものがあったのですが、いろいろいろいろいろいろ考えすぎて買えず…。考えすぎはよくないですねぇ。。
四日市といえば、絵本のメリーゴーランド!というわけで、こちらへも立ち寄りました。本といえば図書館で次から次へと借りてきては読破してしまう娘なので買わなかったのですが、かわいいおもちゃを選んで買わせていただきました。
帰宅の道中から少しだけ足をのばして、ギャラリーやまほんさんへも目の保養に。この日は大人が楽しむ一日でしたが、久しぶりに良いものをたくさん目にすることができて、とても充実した日となりました。
BANKO archive design museum HP
http://banko-a-d-museum.com/top/index.html
さと
32歳/夫・娘(6歳)/手づくり部・料理部/庭の桜を眺めながら、家族とともに過ごす日々。わが家の暮らしのもの・ことを、気ままにゆるゆる綴っていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。
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