本屋さんクルーズで面白い本を発見。
その名も『ヨチヨチ父』!
話題の絵本作家ヨシタケシンスケさんの
イラストエッセイです。
赤ちゃんが生まれた家族の
いわゆる「育児あるある」なのですが、
描かれているのはパパ目線の“本音”の部分。
それが、赤裸々というか、
身も蓋もないというか…
「『出産する妻』にドン引く」
「実は大部分のパパにとって子育てが楽しく感じられるのは、赤ちゃんが言葉をしゃべれるようになってから」
「円満な家庭のためにママが上手な拒みのレパートリーを増やすことは結構大事」
などなど。
かわいいイラストとやさしい書き文字、
そして淡々とした語り口で描かれる
くすりと笑わされる話や
ほろりとさせられる話。
「育児がしんどい」話でも
過不足ない適格な表現(!)で
語ってくれるので心にすっと入り、
なんだか前向きになれてしまいます。
読みながら頷いてしまうほど、
「そこをそう切り取るのかぁ」と
拍手喝采したくなります。
主人に読ませると「わかるー」と
食い入るように読んでいました(笑)。
イクメン、イケダン…
メディアで素敵なパパを
目にすることが多くなりました。
夫婦で子育てをすることは
とても素晴らしいのですが、
ママが大変なようにパパだって新米。
口にはしないけれど、
雑誌の素敵パパさんのようにはいかず
イメージした育児ライフとも違って
戸惑うこともたくさんあったはず。
そんなパパのことは
何も配慮できてなかったなぁと
読んで反省してしまいました。
少しはパパの気持ちも理解できるかも!?
これからママになる方にも
ベテランママさんにも
そしてもちろんパパさんにも
元気をもらえる本だと思います。
ぜひ、本屋さんで手に取ってもらいたいです。
びすこ
40歳/夫・息子(0歳)/手づくり部・料理部/インテリアやファッション、アウトドアが好きな新米ママです。いらないモノを手放して、家族も自分自身も笑顔になれるモノ・コトをきちんと選べるようになるのが目標です!
この記事へのコメント( 7 )
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みみ