暮らし発見

怒らない努力  ミルク1杯の育児論 *049 マル

  • マル

2017.05.08

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GWも終わりましたね。

我が家は職種は別ですが、夫婦ともに4月が仕事の繁忙期。

なので、できれば1日足りとも仕事をお休みしたくない私と絶対に休めない夫。

しかーし、次男の幼稚園の入園式に加え、小学生と幼稚園の息子たちの保護者会×2、家庭訪問×2と、行事もたくさんあるので、お仕事を休んだ分必然的に私の残業も増え、夫もほぼいないので、年度初めからGWまでは母子でバタバタな日々となります。

 

ここ数年の4月はこんな感じなので、そろそろ学習して、4月を迎える前に「叱ることはあっても、自分の感情で怒らないこと」という目標を立てました。

「怒る」と「叱る」は違うのだなぁと、この歳になって気づきました。

それは、「ミルク1杯」の育児論とでもいいましょうか。

 

たとえば、子供がミルクの入ったコップを倒すとします。

わたし、心に余裕があるときは「なんだ、この典型的な子供のうっかりは!」とギャハハ!と笑っちゃうと思うんです。

そして、笑いながら「もう~、次は気を付けてね!」とカラっと叱ることができます。

 

でも、仕事やPTAに行かなければいけない時間だったり、忙しくて心がトゲトゲしているときは、「もう!!!何やってんの!」と怒ってしまうんです。

 

子供は同じ行動をしているのに、親の態度が違うのはおかしいことですよね。

これって子供の行動に対して叱っているのではなく、自分の怒りの感情を押し付けているだけだと思うんです。

そして、大体これをやってしまうと、後から母さんは自己嫌悪・・・。

 

 

この4月は絶対に気を付けよう!と思い、「怒るのはグッと我慢し、叱るときはビシッと叱ってすぐ仲直り」を心掛け、1回だけ危うかったときもありますが(笑)、なんとか乗り越えられたかなーと思います。ホッ。

 

特に今年は、一人でも病気になったら仕事がどうなっていたか・・・というギリギリのラインで仕事をしていたため、毎日笑顔で元気に過ごしてくれた息子達に感謝!

 

「無償の愛」って親が子に注ぐものだと思っていましたが、子が親に注いでくれるもの、だそうです。

確かに、どんなに怒っても子供に愛されている自信があるから、なかなか自分の感情を悔い改めることがなかったような気がします。

特に我が家は息子2人のため、まだ母親に傾倒している部分が多々あるので、私の感情が家庭内で絶対的権力を持ってしまいがち。

(私の一睨みで息子たちが意見を変えてしまうこともあるので、夫からは恐怖政治と言われている・・・)

でもやっぱり母さんも人間だから、感情的になる日もあるけれど、自分の感情で怒ってしまいそうなときは、ミルク1杯の育児論を思い出し、深呼吸してうまくコントロールしていければなと思います。

 

そして・・・育児論と書きましたが、子供にあたってはいけないとわかってしまった脳は、今度は夫に怒りをぶつける傾向にあるので、そこらへんも気を付けなければ!

こちらは「とばっちり夫」という言葉を忘れないようにしよう 笑。

 

さて、前置きが長くなりましたがTOP画の「キレる私をやめたい」という本。

漫画家の東村アキコ先生が「これを読んでからキレなくなった」とインタビューで言っていたので、恐る恐る買ってみました。

(本屋のレジの人に「自分はキレやすい人間です」と白状しているような気がして、恥ずかしかった・・・)

 

キレる感情のコントロールについて色々描かれているのですが、私はこの方法を試すまでもなく、この作者さんのキレっぷりがなかなかのものなので、「ああ、私もキレている(主に夫に)ときは、傍からからみたらこんな感じなんだな・・・」と思ったらすごーーーく恐ろしくなったので、読んだだけでキレなくなりました 笑。

 

まさに、「人の振り見て我が振り直せ」です。

たまに読み返して自分への戒めとしよう・・・。

 

 

マル

会社員 / 東京都 /

44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。

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