最近戦争について不安に感じる機会も多いので、これを機に息子に戦争について知ってもらおうと思い、図書館で戦争と平和についての児童書を借りてきました。
「戦争と平和のものがたり 4」 ポプラ社
「あまんきみこ童話集 5」 ポプラ社
どちらもいくつかの短編が集められています。
あまんきみこさんの作品集は、私が小学1年生の時に読んだ「ちいちゃんのかげおくり」という話が入っています。冒頭で、お父さんが出征するまえの日に家族でかげおくりをするのですが、その部分から涙があふれ出そうに。印象的なストーリーなので内容をよく覚えていたのですが、大人になった今、読み返してみると話しの受け止め方が子供の頃とはとても違っていることに気付きました。
子供向けなので優しくて穏やかな文章で書かれているのですが、かえって悲しみが深く、読み終えた後の余韻が強いです。
もう一冊の戦争と平和のものがたりは、直接の戦争の話しではなく、その後に続く悲しみや傷が淡々と子供向けに語られていますが、心にしみます。
子供に読ませる前に、私がずっしりとこの2冊の本に浸ってしまいました。シリーズものなので、他も読んでみたいです。
すおみ
41歳/夫・息子(8歳)・娘(3歳)/3年目に突入した100人隊の活動を通して、日常の中に楽しいものやワクワクするものをたくさん見つけていきたいです!
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