空っぽになりたい。時々そんな衝動がやってきます。
日々のやらないといけないことや突発的に起こる出来事、自分の意思とは関係なく流れてくる情報。そういうことにだんだんと疲れ始め、もやっとした気持ちが募ると扉を閉めて自分の中に閉じこもりたくなるのです。
ただそうは言っても何もかもを放り出して突然一人になるわけにはいかない。家族とか仕事とか。やらないといけないこともどうしたってあるのだから。
これって本当に必要なのだろうか。
ただそんな時に思うのは、やらないといけないと思っているそれらは、本当にそうなのだろうか?ということ。
やらないといけないと思っているだけで、本当はそんなことないのかもしれない。無意識にやっていることだって本当に必要なのだろうかと、ふと思うのです。
まあ、そんなことを考え過ぎても答えは出ないのですが笑、少し混乱気味になっている自分を見直し取り戻すために、必要最低限のことは遂行しつつもそれ以外のことはしばらくやめてみたりペースを落としてみることにしました。
取り急ぎ必要としていない家事や必要以上のおでかけ、情報のインプット、やりたいことを探してやろうとすること。
とにかくいろいろなことを抱えて消化できなくなっている自分にストップをかけて。すでに決まっていることや必要だと思うこと以外の全てを控えて過ごしました。
空っぽになって自分を取り戻す
わかっていたのです。なんだか自分がいっぱいいっぱいになっていることが。(でもここで気づけるくらいだからまだ軽傷)
そんな私に必要だったのは、自分を空っぽにする時間でした。
とはいえ、全てを投げ出したいとか、何にもせずに過ごしたいとか、全てを遮断したいということではないのです。入ってくるものを一度止めてみて、抱えてしまっているものと自分のキャパを見直しつつ、何もない時間や場所をつくりたかった。
そうして何もない状態の中で自分の中から湧き上がってくるものを待って、本当にやりたいことや今必要なことを見直したかったのです。

そうしてしばらく、ただ静かに流れる時間を過ごすうちに思ったのは、何気なく習慣になってしまっていることややらないといけないと思っていることは、本当はそうではなくて自分がそう思い込んでいるだけだということ。家事だって仕事だって日々のあれこれも、誰かに強制されているわけでは決してなく、全て自分がやることにしている、もしくは自分でやると決めているのだということに。
なら、私は何がやりたいの?
しなければいけない、ではなくてしたいこと。心の中にある本当にやりたいこと。ちゃんとそこに目を向けたい。そのためにまずは自分のための時間をとることにしました。
近所をのんびり歩いてみる
まずやったのは散歩すること。じっとしていても答えは出ないし何も変わらないので、気候も随分と良くなっていたこともあって近所をたくさん歩きました。

ルートも時間も決めずただ思うだけ歩く。それだけで気持ちが晴れて心もスッキリしてくるので不思議です。(そしてこういう時間を取れていなかったことに気づく。)
思うままをノートに書き出す
また大事にしたのが自分の感情をちゃんと出すこと。何も考えずとにかく出てきたことを書いてみようと、1日の終わりや1日の始まりに自分と向き合う時間をつくりました。

日記としてあとから見返したり誰かに見せるための文章ではないので、決め事は一切なし。書くことでただスッキリすることもあれば気づいていなかった感情に気付いたり冷静に今の自分を捉えたれたり。
思ったことをすぐ話せたりアウトプットできたりするタイプではないからこそ、こういう時間がとても大事なのだと改めて気づきました。
本に浸る時間を確保する
またずっと確保したかったのがたっぷりと本に浸る時間。
本を読むだけでなく、ページをめくりながら考えるための時間でもあるので行き詰まりを感じた時にこそ大事にしたいと思っているのですが、最近はどっぷりと浸ることができてなくて。そのことにもストレスを感じていたのだと思います。

大事にしたいことやちゃんと確保しておきたい自分のための時間。それを後回しにしていた私はきっと順番を間違えていて、それが自分を混乱させていたのだと行き詰まった原因もぼんやりと見えてきました。
日常から離れて旅に出る

またこのタイミングで、以前から計画していた旅がありました。そして思わぬタイミングで届いた嬉しいお知らせとともに決まったショートトリップ。
この2つの旅が良いきっかけになるかもしれない。(いやそうに違いない!)日常から離れることができるタイミングは願っていてもそう簡単には手に入らないのだから。ならこの流れに乗ってとにかく動いてみよう。無になって。そして湧き出てくるものを感じてみよう。
何も感じないかもしれないけれど、それならまあ、それでいいかと旅の時間を心待ちにしていました。
日頃からインプット過多なのはわかっていたのです。だからこそ旅でも意識していたのは考えるよりも動くこと。情報も必要以上に取りに行かない。タイミングや流れを大切に。旅の過程や出会ったことをとにかく楽しみました。

そうやってしばらくできるだけ考えることを放棄して。そうしたら、やりたいことや行きたい場所、これから叶えたいこと。自分の中から出てくる感情やこれから見たい景色が少しずつ見えてきました。
そしてようやく見えてきたものや動いてきた自分の気持ちにホッと一安心。
さて、動き出そう。
そうして静かなパワーチャージの時間を経て得ることができたのは、また動き出すための力や心からやりたいと思えることでした。

ほんと厄介なのです、自分というヤツが。けれどこれが自分。上がったり下がったりどこかに行きたくなったり一人になりたくなったり。だからこそ感じたサインは見逃さずちゃんとメンテナンスする。
抱え過ぎたら空っぽにして本当に必要なものだけを携えて進み直す。そのことがとても大事だということがよくわかりました。そして代わりに家事に仕事に動いてくれたり時に放置してくれたり、支えてくれた家族に改めて感謝もできた。
ただそれでも現実はいろいろなことが進行形で、休んでばかりではいられない。ただそれでも、一気に現実を変えることはできなくても希望を持って自分が良いと思える道を進んでいこうと思えたのは大きな収穫です。
そしてしばらく止まっていた書くことにも取り掛かることができそうだと思えてきたので(ここで言い訳笑)見つけられたやりたいことや充電時間に出かけた旅のこと、できる限り書きたいと思ってます。なのでよろしければ引き続き最後までお付き合いいただけたら嬉しいです☺︎
そしてここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
【070.おーたむ】
070 - おーたむ
自営業 / 徳島県 / LEE100人隊
44歳/夫・娘(11歳)・息子(9歳)/料理部・手づくり部・美容部/趣味は読書と散歩。素朴で美味しいもの、自然の中で過ごす時間が大好きです。自宅は古いビルのワンフロアをリノベーション。身近にあるわくわくを見つけながら地方暮らしを楽しんでいます。視野を広げつつ自分に正直に、あそびを大切に。心が動いたことをシェアしながらLEE100人隊3年目も歩んでいきます。
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