※ネタバレを含みます。
この夏、なんとなく観始めたドラマの中で、
妙に心に残った2作品がありました。
【Tシャツが乾くまで】と【君の好きは無敵】
どちらもドラマそのものがおもしろかったのはもちろん、
観ながら「これ、なんかわかるな」と思う瞬間があって。
今日はそんな2作品を観て、私自身が感じたことを。
【Tシャツが乾くまで】

毎回、びっくりの連続だったこのドラマ。
なかでも一番印象に残ったのが「逃亡癖」の回でした。
観ながら、
「なんかわかるな〜」
と思っていたら、一緒に観ていた夫がひと言。
「ママも逃亡癖あるよね」
……はい。あります。笑
何もかも嫌になって、
頭を冷やすために逃げたことがあります。
それはだいたい週末。
「誰も知らない遠くに行きたい」
と思うのだけれど、
月曜日から会社どうしよう……という理性も働く。
結局、夜中に近くのマックまで歩いて行って、
コーヒーを一杯飲み終わるまでひとりで頭を冷やす。
ふとスマホを見ると、
「どこに行ったの?」
の文字。
仕方なく帰る。
私の逃亡は、だいたいそんな感じでした。
突発的に嫌になる。
逃げる。
少し冷静になる。
そして、戻る。
最近は、そんなこともほとんどなくなりました。
ここ1年未満くらいの話ですが、
自分なりに気持ちの処理の仕方が少しわかってきた気がします。
逃げた後のことまで想像できるようになったし、
「こうしてほしい」と相手に期待することも減りました。
そもそも別の人間なんだから、
全部をわかり合うなんて無理なんだろうな、と。
いい意味で諦められるようになったというか、
自分の中で気持ちの整理がついてきたのかもしれません。
だからドラマの中で、
同じように「逃げたくなる人」が描かれているのを見て、
妙に安心してしまいました。
もちろん、待っている側が辛いこともわかる。
でも、
「人って、そんなに簡単に相手のことを変えられないよね」
とも思ってしまった。
人は相手に何かを望むから、
その分だけ辛くなることもある。
猫がふらっといなくなって、
また何事もなかったように帰ってくるように。
いなくなったら、いなくなったで諦めて。
帰ってきたら、帰ってきたで、
何もなかったように迎えてほしい。
……なんて思うのは、やっぱりわがままかな。笑
【君の好きは無敵】

こちらは、前回の内容に出てきた
「好きの劣等感を押し付ける」
という部分に、ものすごく共感しました。
小さな「好き」はたくさんある。
でも、生活のすべてをかけるくらい、
「好きレベル100」の人を目の前にすると、
「私も好きです」
と言えなくなってしまう。
この感覚、すごくわかる。
私自身も、今そんな環境に立たされているからなのかな。
「好きなものは何?」
「〇〇が好きなんですか?」
そう聞かれることがあります。
でも、なんとなく集まってきたものや、
気づけば集めていたものについて聞かれても、
「これが大好きです!」
と胸を張って言えるものが、あまりない。
なんとなく好き。
ずっと一緒だったから好き。
かわいいから好き。
理由を聞かれると、そのくらいしか出てこない。
何かひとつを極めようとしても、
私の場合は、しばらくすると興味が別のところへ移ってしまう。
もしかしたら、
「広く浅く好き」
というのが、私の本当のところなのかもしれません。
一方で、自分の「好き」がはっきりしていて、
それを仕事にしている人を見ると、やっぱり強いなと思う。
好きだから知りたい。
知るから、もっと好きになる。
好きだから動く。
動くから、また世界が広がっていく。
そして、その「好き」に共感する人が集まって、
仲間ができていく。
そんな循環があるんだろうな、と。
だからこそ、
中途半端な「好き」しか持っていないように感じる自分は、
そういう輪の中に入ると浮いてしまうような気がして。
いつの間にか、
自分の「好き」に自信がなくなって、
それが自分自身への自信のなさにもつながっていたのかもしれません。
でも、このドラマを観ていて、
ひとつだけ強く思ったことがあります。
自分の「好き」を知っている人って、やっぱり強い。
ひとりでも大丈夫そうに見えるし、
自分の世界をちゃんと持っている。
でも、オンラインでは誰かとつながっていて、
驚くほど情報にも詳しい。
「好き」って、
その人の世界を広げる力があるんだなと思いました。
その一方で、
私のように「小さな好き」がたくさんある人の気持ちも、
この作品が代弁してくれたような気がして。
それまで少し苦手だった彼のことも、
「そういう気持ちだったのかもしれないな」と
少しだけ受け止められるようになりました。
対極にいるように見える人って、
本当に意地悪な人もいるけれど、
実は自分の中にある劣等感が、
いつの間にか憎しみに変わってしまった人なのかもしれない。
そんなことまで考えさせられました。
ドラマって、
ただ「おもしろかった」で終わることも多いけれど、
たまに、自分でも気づいていなかった感情を
「あ、私もそうだったのか」と
教えてくれる作品があります。
この夏のこの2作品は、
私にとってそんなドラマでした。
TBかね
TB - かね
派遣社員 / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー
43歳/夫・息子(12歳・8歳)・犬(ヨーキー15歳)/料理部・美容部/2人の男の子を育てる派遣ワーママです。子育て、家事、育児、少年野球ママ経験中。元仮面ライダーゼロワン国宝級イケメン高橋文哉君をゆるく応援しています。面白い人と、面白いことが大好きです。ファッション、インテリア、街ブラ。取り組んでいることは週末の野球飯を含む料理全般(苦手だけど)頑張ります。観葉植物にも興味が出てきて増やしたいと思っています。どんどんおうちにいる時間が好きになっていて自分なりの、家を心地よくすることを常に考えています。みなさんの素敵な生活、日々勉強になります。身長154㎝。
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