書店に行き最新作が出ているとつい気になってしまう作家さんが数名いるのですが、東野圭吾さんもそのうちの1人です。「白鳥とコウモリ」も書店に並び始めた頃から気になっていた一冊。
表紙を見た時、白と黒、光と影、というような対照的なものを連想させるタイトルに惹かれたのを覚えています。
その時は購入を見送ることにしたのですが、映画化決定という情報に「やっぱり読んでみよう」と手にとりました。
読み進める手が止まらない

ちょうど同じ頃に読みたいと思っていた本を数冊購入していたので、とりあえず上巻だけ買ってみようかな、とのんびりした気持ちで読み始めたのですが、次へ、次へ、とページをめくる手が止まらない。
私が本を読むのは移動時間や、夜自分だけの静かな時間。
夜遅くから読み始めると、時間を気にせず読んでしまうので危険なのですが…
テレビも消して静かに自分だけの世界に入り込みあっという間に上巻を読み終わってしまいました。
そして翌日にはすぐ下巻を買いに行き、映画公開の日を心待ちにしていました。
映画公開初日、映画館へ

公開初日、朝から映画館へ向かいました。
私が本を読みながら描いていた物語の風景が映画ではどのように表現されているか、本では感じられない映像の空気感というか、間だったり、役者さんの表情だったり…テレビで予告の映像を見てからは、さらにグッと引き込まれてしまい楽しみでした。
※このあと細かい内容には触れずに少しだけネタバレします
加害者の息子と被害者の娘
このお話は、ある事件をきっかけに物語が始まります。
普通では考えられない加害者の息子と被害者の娘がバディを組み、事件の真実を追います。
原作を読んでいた時は、はじめは物語の流れをよくありえそうな感じだなと思いながら読んでいました。ところがそれが少しづつ変化していく。
「え?」というような展開が、読み進めると次々と今までの想像を覆されていき、ただの犯人捜しの物語ではない、きっと色々考えさせられ胸がギュッとなる切ない作品です。
映画では原作とはどうしても少しだけ人物の描写や、ここのエピソードを知っているとより理解しやすいのになというようなことが省略されてしまっているので、映画を観た後は原作もぜひ読んで欲しいです。
エンドロールの「灰色」

主題歌である大森元貴さん書下ろした楽曲「灰色」がエンドロールで流れるその時間も、まだ物語の続きを少し見ているような、最後の最後まで物語の余韻は続いていました。
タイトルの意味と歌詞と音楽がさらに作品に彩りを与えるているような「灰色」を最後までじっくりと劇場で聴いて欲しいなと思います。タイトルを「灰色」にした大森元喜さんは凄い…MVも…
白鳥とコウモリと同じ世界線

「白鳥とコウモリ」の続編と言われる「架空犯」も読み始めました…と文章を作っていましたが、このブログが下書きに入っている間に読み終わってしまいました。
続編といってもそのまま続きの物語ではなく同じ世界線の物語。「白鳥とコウモリ」とはまた違う印象ですが、読み進めるうちに散りばめられていた点と点が少しづつ線で繋がっていく感じが、こちらもページをめくる手が止まりませんでした。
056 ayu
056 - ayu
主婦 / 埼玉県 / LEE100人隊
43歳/夫・娘(17歳)・息子(12歳)/手づくり部・料理部・美容部/北欧のインテリアや雑貨が大好きです。インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザー1級の資格を取得し、私らしく頑張りすぎない心地よい暮らしを日々考えています。読書、植物、器、建築、お散歩も好きです。3年目も日々の中で感じる好きを大切に、楽しく綴っていけたらと思います。よろしくお願いします。
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