【ディズニープラス】「プラダを着た悪魔2」を観て、20年近く前の自分と再会したような気がした

  • TB かね

2026.08.22

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※以下、映画の内容に触れています。ネタバレを含みます。

※長いです。ご注意ください。

大変遅ればせながら、ディズニープラスに入会しまして。

ずっと観たかった「プラダを着た悪魔2」を、やっと観ることができました。

「プラダを着た悪魔」は大好きな作品で、好きすぎて夫にDVDをプレゼントしてもらったほど。

プラダを着た悪魔

劇中で流れる「Suddenly I See」も大好きで、なんと結婚式でも流しました。

さらに当時、ポーセラーツのインストラクター資格を取得するための課題で、「プラダを着た悪魔」をイメージしたお皿まで作ったほどです。

プラダを着た悪魔

それくらい、私にとって思い入れのある作品です。
そんな作品の続編を、約20年の時を経て観ることができた。
それだけでも、なんだか感慨深いものがありました。

昔から、アメリカの世界観が好きだった

私は昔からアメリカの世界観が好きでした。
その豪快さやスケール感を、今回の「プラダを着た悪魔2」を観ながら改めて感じました。
そして、映画を観ているうちに、いろいろなことを思い出しました。

少しだけ、私の話をさせてください。

ファッションに興味を持ち始めた頃、私はアメカジや古着が大好きでした。
その後、進路もファッションの世界へ。
学生時代には「SATC」の人気が爆発的で、卒論のテーマにする友人もいました。
私はパトリシア・フィールドの世界観に圧倒され、友人とSOHOのお店へ行ったこともあります。
※おそらく本人もお見掛けしました。

英語も話せないのに、

「これ可愛い!」

「こっちも可愛い!」

と、ユニークなスタッフさんと身振り手振りで共感し合ったことを今でも覚えています。

煌びやかな世界に憧れて。

そして、その煌びやかな世界の本質を少しだけ味わって。

その世界とどう向き合えばいいのかわからなくなった。

体調を崩したこともきっかけとなり、私はファッションの世界から一度、身を引きました。

でも、20年近く経った今、私はファッション誌のブロガーになっている

ここが、今回いちばん自分自身に突き刺さったところかもしれません。

ファッションから離れて、もう20年近く経っています。
それなのに今、私はファッション誌のブロガーをしています。
もしかしたら私は、ファッションを捨てきれていなかったのかもしれない。
興味のないふりをして。
自分の中にあるモードやアート、感覚や個性にフタをして。
当時、大嫌いだった「おにぎり」として世間に馴染もうとしていたのかもしれない。

※「おにぎり」というのは、矢沢あい先生の「ご近所物語」に出てくる言葉です。
みんなが同じ制服を着て整列する姿を「型抜き器で作ったおにぎりみたい」と表現した、あの言葉。
個性よりも協調性が重視されることへの風刺でもあり、私はこの言葉が今でも忘れられません。

人生の中で、ずっと心に残っている言葉のひとつです。

そんな自分と、「プラダを着た悪魔2」を観ながら向き合わされたような気がしました。

雑誌という世界が好きだった

そして、もうひとつ考えたのが「雑誌」のこと。

日本でも雑誌が休刊になったり、紙からWEBへ移行したりすることが増えましたよね。
自分が読んでいた雑誌がそうなってしまうことに、時の流れと寂しさを感じます。

でも、

「じゃあ、今も毎月発売日を楽しみに買っていますか?」

と聞かれたら、答えはNO。

たまに思い出す程度で、昔のように発売日を心待ちにしているわけではありません。
そう考えると、雑誌が追い込まれてしまったのは、私たち読者自身の選択の積み重ねでもあるのだと思います。



そんな時代の中でも、雑誌として残り続けている「LEE」の凄さ。

LEE100人隊とのデートでも、雑誌の話はよく出てきます。

私は雑誌が好きでした。

……なんで過去形なんだろう?

今も変わらず好きです。

ただ、手に取る機会が減った。

昔は、どれかひとつに決めきれなくて、何冊も買っていました。
雑誌の中に広がる世界が好きだったんです。
ページをめくることで、知らない世界を覗けるような感覚。
でも今は、その世界をSNSやWEBでも味わえるようになりました。

時代は変わったんですよね。

「書きたい記事」ではなく「読まれる記事」を書く

映画の中で、私自身に刺さった言葉のひとつが、

「書きたい記事ではなく、読まれる記事を書く」

という考え方。

これは今、ブロガーとして記事を書いている私にも刺さりました。

自分が書きたいことを書く。
でも、それだけでは読まれない。

読者が何を求めているのかを考える。
その線引きは、今の私にとっても難しいところです。

ただ、LEE100人隊として記事を書くのであれば、

「これはLEE100人隊としての記事なのか?」

という視点は、これからも意識していきたいと思いました。

ミランダが伝えたかったこと

タイパ、コスパと言われる時代。

もちろん、私自身もそれを否定するつもりはありません。

子育てをするようになって、昔のように時間をかけられなくなりました。
限られた時間の中で、効率よく家事をしたり、買い物をしたり、仕事をしたり。
今の私にとって、タイパやコスパは決して他人事ではありません。

だからこそ、今回この映画を観て思ったのです。

効率だけでは測れない価値もあるんだな、と。

手間や時間をかけることの中にしか宿らない価値もある

ということなのかもしれません。

テクノロジーや時代の波を、ただ拒絶するのではない。

どれだけ時代が変わっても、人の心を動かすのは、人間自身の情熱やこだわりなのではないか。

私はそんなふうに感じました。

やっぱり、手の中だけで完結するものでは味わえないスケール感や、感情が動かされる体験はある。

実際に足を運んで。

見て、触って。

その場の空気を感じて。

そうして初めてわかることもあると思うのです。

ひとつのものを、多くの人が切磋琢磨しながら作り上げる世界。
そんな世界が、ギリギリの予算の中で綱渡りをするのではなく、ほどほどに潤っていてほしい。

そんなことまで考えてしまいました。

「頑張る」ことが、少し懐かしく感じた

そして、もうひとつ印象に残ったのが、仕事との向き合い方。

アンディがアポ取りを成功させたときのガッツポーズを見て、

「こんなふうに仕事ができたら、楽しいんだろうなぁ」

と思いました。

令和の日本では、昔よりも働きやすくなった部分があります。
でも同時に、少し生きにくくなった部分もあるように感じます。

なんでもハラスメントになってしまったり。
「無理しないで」が口癖になったり。

頑張っても報われないかもしれない。
ひとりで頑張って、かなり空回りしているかもしれない。
そんなふうに考えてしまうこともあります。
もちろん、無理をし続ける必要はない。

でも、平成で育った私は、
「向き合うこと」や「努力すること」にも意味があると思ってしまう。
人から指摘されることで生まれる向上心もあると思うし、悔しいから頑張れることだってある。
そんな仕事との向き合い方も、まだあっていいんじゃないかな。
日本より進んでいるアメリカを舞台にした映画を観ながら、そんなことを考えました。

自分の「好き」を、もう否定しなくていい

価値観が多様化している今。

大切なのは、他人の価値観に振り回されることではなく、

「自分は何を選ぶのか」

そして、

「何をしないと決めるのか」

なのかもしれません。

自分の「好き」や情熱を否定する必要もない。
無理に誰かと同じになる必要もない。
自分らしく、上手に付き合っていけばいい。

「プラダを着た悪魔2」は、そんなふうに私の背中を押してくれた作品でした。

何より、約20年の時を経て続編を観られたことが嬉しい。
そして、10年以上アメリカを訪れていない私ですが……
なんだか久しぶりに、アメリカ文化に触れたくなりました。

映画って、作品そのものだけじゃなくて、
その作品を観た自分の過去まで連れてきてくれることがあるんですね。

「プラダを着た悪魔2」を観て、20年近く前の自分と、今の自分が少しだけつながったような気がしています。

TBかね

TB - かね

派遣社員 / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー

43歳/夫・息子(12歳・8歳)・犬(ヨーキー15歳)/料理部・美容部/2人の男の子を育てる派遣ワーママです。子育て、家事、育児、少年野球ママ経験中。元仮面ライダーゼロワン国宝級イケメン高橋文哉君をゆるく応援しています。面白い人と、面白いことが大好きです。ファッション、インテリア、街ブラ。取り組んでいることは週末の野球飯を含む料理全般(苦手だけど)頑張ります。観葉植物にも興味が出てきて増やしたいと思っています。どんどんおうちにいる時間が好きになっていて自分なりの、家を心地よくすることを常に考えています。みなさんの素敵な生活、日々勉強になります。身長154㎝。

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