こんにちは😊013/ましゅです。
夏の読書感想文、進んでいますか。我が息子はまだ。
ひと足お先に母の感想文を記したく。
『ある男』_平野啓一郎.著
久しぶりに、深くて 広大で、ボリュームたっぷりの小説を読みました。まるで1本の映画を観たような・・・
と思ったら映画化されていました。エンタメ知らなすぎる…)
キャストを読了後に知るのは、う~ん まぁ良いかも!なんて、ちょっとほっとしたりモヤっとしたり。それもちょっと楽しい時間です。

凶悪犯罪者の息子が、自分ではない他人として生きたいと望み、その過去がミソとなる物語。あまり書くとネタバレになってしまうので、ざっくりとしたベースだけ記します。
過去って大事?
物事を考えたり人と話をする時、どうしても私たちは‘未来’ばかり重視する傾向がありますよね。
これからに目を向けることが正で、振り返ったとしてもあまりそれを善しとしないような・・過去は過去だ!と諭されるような風潮が。
ですが過去って意外ととても重要で。

あるメインの登場人物が、公園で遊ぶ子ども達を見た時に感じた言葉が印象的でした。
‘この無邪気な子ども達の誰かが、いつか人を殺すかもしれない。それは一体誰の責任なのだろう’
と。
‘本人の努力は尊いが、それとて努力を方向づける人や出来事に恵まれた幸運ではないか’という感情を抱くのですが、世の犯罪の根底にあるのはこの各々の過去だよな~と思うのです。
私の怒りから沸いて出た子への暴言や振る舞いが、それが彼らの過去を作っていると思うと、とても怖くなる瞬間がたまにあります。
過去って今にいきてるなと。
未来のバリエーションは無限ですが、本人には気づけないもの。様々な出会いや環境に、救われたり励まされたりしてこれから歩んで行って欲しいと願うばかりな親心です。
誰かを好きになるとき、なにを愛している?

自分の愛していた人の過去が全くの別人とわかったら、私だったらどうするか。考えても考えても現実味が湧かず・・
赤の他人の過去を含めて好きになっているわけで、二人の間の愛はなかったことになるのかな。
いや、きっとわかったところから愛し直すのかもしれない。
長い時間の間に変化するからこそ持続する、という表現をする女性の登場人物の言葉も印象的でした。

深くて広大、という意味がきっとわかるはず。
じっくり一つの小説を楽しみたい方、ぜひ夏の一冊に入れて下さい♩
013/ましゅ
013 - ましゅ
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊
37歳/夫・息子(7歳・3歳)・娘(2歳)/美容部/現在育休中ママです。慌しい日々を明るく前向きに過ごせるように。そして自分も大事にできる時間を。「子どもと快適に過ごせる服」が、好きなファッションとなりました。そこへ、キレイめ・クラシカル・上品さを足して行くのがLEE100人隊3年目の目標です。旅行、読書、子連れお出かけ、ご褒美時間、美味しいものなど、共有するのが楽しみです。よろしくお願いします♪
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
















