カナダ西部を代表する山岳リゾート、ジャスパー国立公園へキャンプに行ってきました。
世界遺産「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」のひとつであるジャスパー国立公園。
同じくカナダ在住よよちゃんは、最近バンフ国立公園へ行った様子を記事にしていたので是非ご一読を。
同じカナディアン・ロッキーにあるバンフが、ホテルやレストランの並ぶ華やかなリゾートタウンなら、ジャスパーはもう少し静かで、自然との距離がぐっと近い街です。
バンフとジャスパーの距離は、およそ288km。
私たちが暮らすカルガリーからも車で4時間ほどかかるため、カナダ暮らしも長くなったというのに、実はこれまで一度も訪れたことがありませんでした。
以前から、
「ジャスパーのキャンプ場は、設備もきれいで快適だよ」
と話してくれていたのが、キャンプ経験豊富な友人家族。
今回、初めてジャスパーへ足を踏み入れることに。
キャンプ3年目。設営の記憶はどこへ
我が家が初めてキャンプをしたのは、2年前。
今年で家族キャンプも3年目になりました。
3年目ともなれば、テントの設営もお手のもの。

……なわけはなく。
昨年の記憶は見事に抹消されておりました。そりゃ、そーだ。まだキャンプ3回目の初心者🔰
「この棒、どこに通すんだっけ?」
と、ただ首を傾げつつ立ち尽くすばかりでしたが、なんとか設営完了しました。
ジャスパーまでの道のりも絶景
ジャスパーへ向かう道のりは、目的地に着く前からすでに旅のハイライト。
車窓の向こうには、どこまでも続くロッキー山脈。

岩山や氷河、青緑色の湖が次々と現れ、カーブを曲がるたびに、
「ここも立ち寄ろう!」
と、ついつい寄り道。
カナダに長く暮らしていても、ロッキー山脈の景色には毎回圧倒されます。
山火事を乗り越えたジャスパー
2024年、ジャスパーでは大規模な山火事が発生し、街の約3割が被害を受けました。
ニュースで見た、美しい山岳リゾートが炎と煙に包まれる光景は、本当に胸が痛むものでした。
今回訪れてみると、仮設住宅のようなコンテナも多くあり、森には黒く焼けた木々も残っていました。

その一方で、焼けた森の足元には少しずつ新しい緑が芽吹き、自然が再生しようとしている様子も感じられました。

今回も、アメリカやカナダ西部で発生していた山火事の煙の影響で、空は少し白く霞み気味。
すっきりとした青空と、深い緑に包まれた景色……とはいかなかったものの、それでもジャスパーの自然は、十分に雄大でした。
現在、カナダではケロウナ周辺、アメリカではワシントン州で、山火事のニュースが続いています。フランスでも大規模な山火事が報じられたばかりです。そして日本では、熊本県で発生した大地震の被害にも胸を痛めています。被害に遭われた皆さまが、一日も早く穏やかな日常を取り戻せますよう、心よりお祈り申し上げます。

朝になってテントを出ると、目の前にはエルクの姿が。

まさに大自然の中で目を覚ましたのだと、実感した瞬間です。
カナダでは見慣れているはずの動物も、キャンプ場でこんなに近くに現れると、やはり特別。

山火事の傷跡を残しながらも、そこには変わらず動物たちの暮らしがあり、再び育とうとしている森がありました。
想像以上に快適だったキャンプ場
今回宿泊したキャンプ場は、聞いていたとおり、とてもきれいに整備されていました。
キャンプで密かに気になるトイレやシャワー、食器の洗い場も清潔で、想像していた以上に快適。

もちろん、ホテルとは違う不便さもたくさんあります。
けれど、その不便さがあるからこそ、普段の暮らしがどれほど快適でありがたいものなのか、あらためて気づかされるのもキャンプの良さ。
そんなことを実感する、我が家のキャンプ3年目です。
5つの湖をめぐるハイキングへ
滞在中は、ジャスパーで人気のハイキングコース「Valley of the Five Lakes」へ。

私たちは、エメラルドサーキットという2時間弱の、美しい5つの湖をすべてめぐるコースを。

森の中を歩いていくと、焼け焦げた木々の間から青やエメラルドグリーンの湖が次々と現れます。
同じ場所にある湖でも、それぞれ少しずつ色や表情が違うのが印象的でした。

「次の湖は何番目?」
湖をひとつ見つけるたびに、スタンプラリーのような達成感。
日常ではなかなか取れない、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

さて、キャンプのもうひとつの大きな楽しみといえば、やはり食。
次回は、キャンプ場で楽しんだごはんと、ジャスパーの街で立ち寄ったレストランやブルワリーについてご紹介します。
016 - Umi
教育系 / カナダ / LEE100人隊
49歳/夫(ポーランド人)・娘(13歳)/手づくり部・料理部・美容部/気づけば、カナダ暮らしも20年。3年目のLEEラストイヤーは、心豊かに、彩りゆたかに。旅やネイル、ワークアウト、発酵生活やおいしいものを通して、海外にいても心の余白を大切に。「丁寧に」、そして「笑顔で」。少しの冒険心とユーモアを添えて、多面的に進化していけたらと思います。読む人の心に、ぽっと灯りがともるような瞬間を届けられますように。パーソナルカラー:イエベ秋 顔タイプ:エレガント 骨格:ナチュラル。
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