国宝から歌舞伎にハマった娘
私のふざけたブログを読んで下さっている徳の高い方々へ。覚えていらっしゃるだろうか…
うちの娘が受験生にもかかわらず映画『国宝』から歌舞伎にダダハマりした事を😇合格して良かったね、落ちたら笑えなかったぞ
一時だと思われた娘の歌舞伎ブーム。なんとあれからまだ続いておりまして。続いてるっていうか、沼が更に深くなっていて、私もちんぷんかんぷんなんだけど、娘に引きずられて垣間見た歌舞伎の世界が異世界だったので記録に残そうと思う。
歌舞伎を見たいだ…と…
大人になると古典芸能とか気になってくるけれど、地方にいるとなかなかその文化に触れる機会がない。テレビでよく見る歌舞伎座も行ってみたいなって私の周りの大人たちも言うけれど、北海道からなかなか行く機会もない。
なのにですよ…うちの娘が卒業旅行にリクエストしてきたのが「東京でメイド喫茶と歌舞伎座に行きたい」。私の子育てどうなってんだ
それをリクエストしてきた頃、彼女は既に『国宝』を入口に坂東玉三郎さまにハマり、玉さまの自伝も読破していた。(自伝と書きましたが、娘曰く「玉さまは自分の自伝を出したくないから幼少期の話までしかない」と言ってました。沼…)
歌舞伎の知識がほぼゼロの私。こんなド素人が歌舞伎座に足を踏み入れていいのか。着物着て、髪を結い、涼しい顔をして行かねばならぬのではないか。ってか一見さんでも行っていいの!?しきたりがあるんじゃないの?「○○屋!!」みたいな掛け声言うの!?!?!ロビーで女将さんにご挨拶するの!?!?そもそも歌舞伎を見て理解できるの!?!?!?
どう考えても不安しかない。
しかも調べてみると歌舞伎って上演時間がかなり長い。観に行ったはいいけれど、逆にチビうさが「思ってたんと違う」となる可能性もゼロではない。
歌舞伎の総本山、歌舞伎座にビビり倒す私。
15歳と歌舞伎座に行く
歌舞伎座の公演を調べたところ、ざっくり説明すると昼の部と夜の部があり、それぞれの公演ごとに上演時間が4時間ほどある。その中で休憩時間があって、お弁当を食べたりするらしい。
4時間!!未知の世界!!!
チビうさは「大丈夫、全部見られる」って言ったが、私がビビってしまい結局公演を数回に分かれた幕ごとに購入して見られる一幕見席(いちまくみせき)という席で観劇することに。

一幕見席は上演時間に応じてチケット料金も異なっているので、まずちょっとだけ見たいという人なら凄くおすすめ。
でも注意点がいくつかあって
- 4階席で舞台から遠い
- 1階のロビーには入れない、直通のエレベーターで4階座席へ
- 花道が見えにくい
- 売店・食堂なし
- 1階〜3階には入れない
- 指定席は前日より販売、自由席は当日販売
- 座席数が少ない
えぇ…わたくしこの仕組みをよくわかっておらず、当日ギリギリに歌舞伎座に行ったところ一幕見席の座席数が残り僅か!!!ひぃいいい
歌舞伎座の職員さんに説明を受け、当日歌舞伎座の目の前でチケットをスマホでオンライン決済することに😇ヲタ活で鍛えられた指の動きで無事決済完了
我々が見たのが3月大歌舞伎『通し狂言三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』。超ざっくり説明すると「吉三(きちさ)」という名前を持つ3人の泥棒が、運命に翻弄される物語。それを2幕鑑賞。

わかるのか…という不安があったので、解説の有料イヤホンを借りる。これが凄く良くて!片耳に付けると解説が入って、役者さんの名前や物語の補足、意味を説明してくれるのでちゃんと理解できる。
難しいと思ってたのに、解説があるとどんどん内容がわかって「歌舞伎、おもしろい」ってなったのです。
役者さんの動きや声、空気感、歌舞伎座独特の雰囲気は実際の生の舞台でしか感じられないもの。心配していたチビうさも「全然全部見られた。次は普通の座席で見たい」と…笑。
一幕見席、ちょっと観劇するには最高なんだけど、ロビーや通常の客席には入れないので満喫したいなら通常のチケットがおすすめ。
歌舞伎沼は終わらない。次はシネマ歌舞伎へ行く。
そこから更にチビうさの歌舞伎熱が加速。
歌舞伎の家柄や家系についてを調べ「○○家がどうのこうの」「あの役者さんは歌舞伎の家柄じゃなくてどうのこうの」「襲名したから名前が変わってどうのこうの」「玉さまの次に好きなのは、片岡仁左衛門さん♡」
ごめんだけど、非常に興味深いですが母の耳は全て流れて行って詳しく残っておりません😇アイドルからイケオジまで娘のストライクゾーンが広すぎるんですけど…
「玉さまが本当に美しい…✨でも玉さま、今年は北海道に来ない…涙」と言い、北海道に公演は来ないけれども毎月1週間だけ月替わりで映画館で上映される「シネマ歌舞伎」というものがあり、そちらに坂東玉三郎さまが出ているらしい。
チビうさ、ずっと、ずーーーっと「シネマ歌舞伎に行きたい…シネマ歌舞伎に行きたい…」って呪文のように唱えていて。
今回タイミングが合って、シネマ歌舞伎に行くことに。

映画館には年配のマダムたちしかいなくて、非常に目立つ我々親子🤣
シネマ歌舞伎の演目はあの国宝で吉沢亮さんと横浜流星さんも演じていたお寺の鐘に登る『京鹿子娘二人道成寺』。こちらの演目を坂東玉三郎さまと八代目 尾上菊五郎さまが演じていたんだけど、とにかくお二人の踊りや所作が素晴らしくて。あと個人的には和楽器の演奏の迫力も凄くて、特に三味線の連符がとんでもなかったです…。
歌舞伎って全部生演奏で、そこも見どころ。因みに演奏される方々も名跡を襲名する伝統があるらしい。「音楽やってきたので歌舞伎の演奏したいでーす!」で出来る世界じゃなかった…。素人考え
全てがきちんと受け継がれてきた伝統で造られた世界、それが歌舞伎。
娘のお陰で知らない世界を体験しております。なお、「いつか着物を着て歌舞伎座に行きたい♡」とか言って銀座で着物借りられるとこ調べてる人がいるんですけど、うちの娘マジでどうなってんだ。
TB*子育てってヨクワカラナイうさこ
TB - うさこ
パート事務員 / 北海道 / LEE100人隊トップブロガー
44歳/夫・娘(15歳)/料理部・美容部/ゴルフ大好き激務夫と、部活に燃えたアイドルオタクな娘と自然豊かな道央圏在住。子宮頸がん、抗がん剤経験者。数々の人生の修羅場をユーモアで潜り抜け、LEEを愛してここに辿り着く。自称明るい人見知り。カスタムした軽自動車で、推しのキンプリやJUMPを流しながら車中泊やドライブを楽しみ、カフェに行って読書や手帳を書くぼっち時間が幸せ。趣味はダイエット、特技はリバウンド。痩せた時だけ会える“幻の私”を日々追い求めている。週末おいしいビールを飲む為に働くマイペースな4年目隊員。160㎝に憧れるも、身長は何度測っても159㎝。
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