現在国立新美術館で開催されている「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」。
この展示のパンフレットに描かれたジュリアン・オピーの男性の絵が、シンプルなのに現代的でとてもインパクトがあり、興味を持ちました。
少し敷居の高そうな展示でしたが、心の感じるままに訪れてみました!
(掲載の許可をいただいております。ありがとうございます。)
YBAとは「Young British Artists」

(非常にインパクトのあるチケット)
YBA(Young British Artists)は1988年頃から活動した若いイギリスのアーティストたちのグループ的な呼び名で、衝撃的・実験的な作品、新しい素材や表現、サブカルやファッション文化との関係などで90年代の現代アートを大きく変えたと言われています。

こうしたYBA作品を多く所蔵するテート美術館から借り受けた作品は、日常を切り取ったものや、整った美しさとは対極にあるものをアートとして提示しています。

タバコと灰皿がデスクに置いてあるこちらもアート作品。
一見すると「これってアート?」「どういう意味?」という印象を受けますが、YBAの作品は人々にわざとそう考えさせるものが多いのだそう。
自分の人生や日常をそのまま作品に落とし込むことで、その時の感情を表現しています。
惹かれたのはジュリアン・オピーの作品

直線的でどこかリアルを感じない車の絵。これはジュリアン・オピーの「車?」という作品です。
輪郭はシンプルな線、影はほとんどなし。形だけで車を認識させる「リアルだけどリアルじゃない」独特の世界感が生まれます。
余計な情報が省かれているので、形や色だけで印象を受け取れる。それを「無駄がなく美しい」と感じ、リアル感と抽象感が絶妙に混ざった体験になる、不思議な絵でした。

ジュリアン・オピーの描く建物の絵も直線的で無駄のない絵。
形を極限までシンプルに表した線で表した建物は、影や表面の質感の表現等はほとんどなく、フラットな単色で構成されています。それだけシンプルなのに、街並みの存在感はしっかりと感じられるのが不思議なところ。
「リアルだけど、どこか現実とは違う」ような感覚があって面白く、車や人物を描いた作品と同じように楽しめます。
どの作品も現実の形を残しながらも自由に想像できるところがあって、不思議な世界に引き込まれる作品でした。
展覧会の余韻をポスターと一緒に

個性的で衝撃的なYBA作品が多い中、正直なところ少しほっとできる作品だったジュリアン・オピーの作品。シンプルな線と色がつくるリズムも楽しく、乗り物好きな息子も気に入るだろうと思い、ポスターを買って帰りました。
家の中にアートがあると、それだけで私自身の気分が少し上向きになります。
そして子どもたちにも、日常の中でふと目にするものが想像力を広げるアートであってほしい。そんなことを思いながら帰路につきました。
MARINA.
011 - MARINA
医療関係 / 東京都 / LEE100人隊
35歳/夫・娘(7歳)・息子(5歳)/料理部・美容部/生まれも育ちも横浜っ子な私が、結婚を機に韓国ソウルへ赴任帯同。転勤で関西にて4年過ごし、現在は東京生活!カフェ・グルメ・体験型スポットへのお出かけ・インテリア雑貨めぐりを楽しんでます。カジュアルなファッションが好きで、LEEは昔から愛読書。ワーママライフで毎日光の如く過ぎ去る慌ただしさですが、楽しいことを見つけて共有していきたいです♪
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