温泉街に突如出現する、すごい店がある
加賀温泉郷の中にある
山中温泉の温泉街の奥の奥に、
素敵なうつわ屋さんがあります。
温泉街にある数々の店の中でも
ひときわハイセンスだったその場所は
最初は、何かのギャラリーかな?
と思っていました。
しかし、一度お店に足を踏み入れると
素敵な漆器たちが端正に並び、
洗練された、圧巻の光景に驚きました。
【我戸幹男商店】粋な屋号
このお店の名前は、
【我戸幹男商店】といいます。
店主の名前を店の屋号にすることって、
このご時世で聞く事はあまり無いですが、
だからこそ余計に、
インパクトがありました。
通常購入可能な漆器のアイテム以外にも、
【我戸幹男商店】の実店舗では、
セミオーダーメイドで
好きな形と表地の漆の色を選び
2145パターンもの組み合わせの中から
「自分だけのオリジナル器」を
作ることも可能です。
一つ一つの値段はお高いのですが、
これこそ一生使える器として、
迎え入れたいアイテムだなぁと
惚れ惚れした記憶があります。
山中漆器について

山中漆器とは、石川県加賀市の山中温泉地区で作られる漆器で、山中には古くから木地師が多く、挽物木地では全国一の生産量を誇ります。
木目模様を生かし、自然な風合いを表現する山中漆器の大きな特徴は、木が育つ方向に器の形を取る縦木取りにあり、これにより乾燥による歪みが出にくい堅牢な漆器ができあがり、椀のみならず、薄挽きや蓋物などの精巧な仕上げが可能になります。
さらに、千筋、荒筋など木地にさまざまな模様を施す加飾挽きにより、山中漆器独自の細部までこだわり抜かれた漆器が誕生しました。(我戸幹男商店HPより)
色々と調べてみると
「木地」を薄く挽くということは
技術的に、とても難しいらしいのですが、
県内の漆器の3大産地として、
「塗りの輪島」
「蒔絵の金沢」
に並び、
「木地の山中」
と称されるほど、
山中漆器は
木地挽きの技術が高い産地として
知られています。
そして縦木取り
(木に対して縦向きに型を取る)
だからこそ
歪みにくく丈夫で、
薄く軽やかな質感が実現。
割れにくいため、
日々の器として、安心して使えます。
実際に手に取った時に、
その軽さに驚いてしまいました。
それくらい、薄く挽く技術が
注ぎ込まれているということかなと。
日本一の轆轤挽き技術

また、山中漆器には
極薄の「薄挽き」や、
無数の筋を入れる「加飾挽き」
といった高度な技も特徴的です。
山中漆器の轆轤技術が他の追随を許さない理由の一つに豊富な「加飾挽き」の技法が挙げられる。その技法はピッチや間隔の揃った平行筋と、呼吸を整え一気に刃物を動かす渦螺旋筋がありその数は40〜50種類あるとも言われている。
椀に刻まれた伝統の技法をお楽しみください。(我戸幹男商店HPより)
私の買った加飾椀【ビリ筋】

様々な表情があるお椀たちの中で、
私が選んだのは、
斜めに小刻みにつけられた模様が入った
【ビリ筋】と呼ばれる加飾椀。
平筋、乱筋、ビリ筋と
筋の種類も様々だったのですが、
自分的にはこれが一番、趣があって。
ビリ筋のお椀は、
筋の浅い箇所と深い箇所があるため
より立体感がある彫刻に見えて、
それが素敵でした。

日常使いしやすいように、
ウレタン塗装されており、
マットな質感も叶っています。
これの赤もとっっても良かったんだけど、
最初の器はやっぱり黒にしてみるか、と
夫と私用に、
黒を2つ、買いました。
山中温泉の思い出

最近は忙しくて行けてないのですが、
上の子が小学生の頃は、毎年秋に
山中温泉に温泉旅行に行っていました。
うちからは車で小一時間で行けるので
気軽な1泊旅行に格好の場所で、
また山中温泉の泉質も自分の肌に合い、
(実はアトピー体質で、ナトリウム泉が痛くなる人💦)
毎年のように同じ温泉に行っていました。
そこで出会ったアイテムだったので、
ご縁を感じていましたが、
器もそこそこのお値段なので、
悩んだあげく、
3度目の来訪でついに購入。
5人家族になってからは
まだ行けていませんが
これから山中温泉を訪れる度に
また1つずつ、この器を
増やしていこうかなぁと思っています。
漆器の器は、色が落ちてきたら
塗り直すことも可能で、
木の部分が割れない限りは
半永久的に使えます。
それも魅力の1つです。
次に訪れる楽しみ

毎回訪れるたびに
一つ一つ器を増やしていこうと思うと、
次にまた山中温泉を訪れるのが
楽しみになる今日この頃です。
本当はお店や鶴仙渓(名所)の写真も
沢山載せたかったけど
写真がすぐに見つからなかったので
見つけたら載せます😅
加賀市、頑張ってる。
器について語ると
キリがなくなる私ですが
一つ前のクリップの【ARAS】も、
こちらの【我戸幹男商店】も、
同じ加賀市内にあり、
車で15分ほどの距離です。
金沢の市街地からは離れていますし
人口密度的には過疎地に当たりますが
こんな魅力的なブランドが
この地から全国、
海外にも発信されていて、
(我戸幹男商店のHPどこのデザイン事務所かと見間違うほどだから誰か見てみて🥺)
加賀市、山中地域、すごいと思いました。
地元の器特集!でした
第3弾の【ARAS】クリップしかり、
ついつい地元の器となると
熱量がこもってしまいがちですが😂、
これからも、石川県民として、
地元の器を愛し続けて行きたいです。
第4弾は、
【我戸幹男商店】加飾椀【ビリ筋】
でした!
2月も、もう終わりますが
お気に入りの器たちは
今後も発信していけたらと思います。
本日もお読みいただき
ありがとうございました✨️
001 - ミミ
専門職 / 石川県 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(13歳)・息子(5歳・2歳)/料理部・美容部/旅、インテリア、ガーデニングなどが好きです。おいしいものも大好き。3人の育児と仕事で目が回りそうな毎日ですが、LEE100人隊の活動は自分の中の「好き」を再発見できる大切な場所です。気づけば2年目!いろんなことにチャレンジしながら、日々を楽しく過ごしていきたいです。
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001 ミミ