1番好きな本は何ですか?
そう聞かれたとしたら、1番は決めきれないものの何冊かの本が頭に浮かびます。そのうちの1冊は森下典子さんの『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』です。
本をよく読んでいますが、そのほとんどは小説。エッセイや実用書はごくたまにしか読みません。断然、小説が好き。それなのに、森下典子さんのこのエッセイが大好きなんです。
『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』

大学生だった著者が、週に1回のお茶のお稽古を25年続けるなかで感じた「気づき」についてのエッセイです。
この本を初めて読んだのは、文庫本が出版された2008年のこと。もう18年も前。それから何度も読んでいます。
ふと読みたくなった時、私はこの本をお風呂に持ち込みます。お湯につかりながら、くつろいだ気持ちで読んでいると、言葉がするすると染み入ってきます。
お茶に関する本だけど、お茶の本ではなくて、人生の本だと思っています。
『好日日記ー季節のように生きる』

『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』の続編。
お茶のお稽古をはじめてから40年の月日が流れています。
昨年末に文庫本が出版されたことを知って、改めて購入しました。2017年に出版された単行本から随分と加筆されていて、また新たな気持ちで読みことができました。
季節のように生きる。
二十四節気に沿って、その季節の一瞬の美しさがつづられています。
季節の移ろいを感じる

今私が住んでいるのは駅から歩いて数分の住宅街。山は見えないし、家の向かいに田んぼはあるけど猫の額くらい小さい。自然豊かな場所ではありません。
そんな中でも、風や雨、鳥、虫の音に耳をすまして、季節の変化を感じたい。
『日日是好日』に書かれていた、梅雨の雨は若葉に雨が跳ね返る軽やかな音がして、
秋の雨は雨粒が土に染み込むからしっとりした音がする。
そういったことを私も分かるようになりたいです。
暦のカレンダー
日本の季節の移ろいを表す暦、「二十四節気(にじゅうしせっき)」と「七十二候(しちじゅうにこう)」
この2つの暦のことが知りたくて、職場の机の上に暦のカレンダーを置いています。
「二十四節気」は1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに細分化した24の節目のことです。「七十二候」は「二十四節気」をさらに3分割して、72の細かい季節の区切りです。「二十四節気」は約15日間、「七十二候」は約5日間になります。

今は二十四節気だと「雨水(うすい)」
雪が溶けて雨に変わる頃。
明日2/28からの七十二候は「草木萌動(そうもくめばえいずる)」
だんだんと春めいてきて、あたたかい日差しに誘われるかのように、萌黄色の草木が芽吹く頃です。
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平日はどうしても時間に追われてしまいます。今朝も子どもたちに向かって「早よしてよー!」と声をかけていました。心の余裕なしです。
その代わり、週末は近くをお散歩でもして、ゆったりと気持ちで季節の移ろいを感じようと思います。
▼これまでのおすすめ本のはなし
それでは、また。
いちこでした。
TB - いちこ
会社員 / 大阪府 / LEE100人隊トップブロガー
43歳/夫・娘(9歳・3歳)/手づくり部・料理部・美容部/ささやかなハンドメイド、旬を感じること、美味しいものがでてくる小説、民藝、書くことが好きです。そんな「私の好き」をLEEのことが好きなひとりの読者として、ありのままの暮らしの断片と共にお伝えできれば幸いです。イエベ秋・顔タイプフレッシュ。身長152cm。
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