暮らし発見

和歌山生まれの紀州雛で迎える雛祭り

  • 064 ノル

2026.03.01

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こんにちは。
064ノルです。

もうすぐ雛祭り。

今回は、我が家の思い入れのあるお雛様をご紹介したいと思います。

お雛様選びは難しい

女の子のいるご家族では、どんな風にお雛様を準備されたでしょうか。

私の場合、お雛様をどれにするか考え始めたのは2023年の夏頃。

娘が生まれた時期の関係で、初節句は1歳を迎えてからの2024年3月にお祝いすることに決めていました。

コンパクトなのがいいな程度の希望でお雛様を探し始めたのですが、選択肢が多すぎて思った以上に選ぶのが難しい…
お雛様のお姿だけでも、ミニマルなものから豪華なものまでほんとに色々。
それこそ値段もピンキリで、一体何を基準に選べばいいのかすっかり迷ってしまいました。

けれど、ふと思い出しました。

母方の祖父母の家に、小さなお雛様が飾ってあった気が…

母に聞いてみると、亡くなった私の祖父が和歌山県の海南市という漆器で有名なところ出身で、そちらで作られた紀州雛とのこと。
気に入っていたのでずっと飾っていたそう。

祖父に繋がりがあって、まさにこれ!と思えるものだったので、迷わず紀州雛をお迎えすることにしました。

紀州雛って?

紀州雛は、紀州漆器という漆塗りや蒔絵の伝統的な技術が活かされた、木と漆でできたお雛様。

古くからの漆器の産地である和歌山県海南市において、昭和初期にお土産として発案されたのが始まりだそう(大元の起源は5世紀という説も!)。

木を削ってお雛様の形を作る成形から、漆を塗り乾燥させることを何度も繰り返し、最後の絵付けでは何日もかけて1色ずつ色を塗り重ねていくそうです。
漆塗りも絵付けも人の手で行うため、1対のお雛様を仕上げるのに3~4ヵ月もかかるとのこと。

大変な手間と時間をかけて作られるお雛様なんですね。

途絶えた生産と復活

歴史のある紀州雛ですが、我が家にお迎えしたのは「復刻版」とも言えるお雛様。

というのも、2016年に一人だけ残っていた職人さんが廃業したことにより、生産が一旦途絶えていたからです。

しかし、紀州雛の復活を願う多くの声を受け、関係者のご努力により2024年2月に販売が再開されたそう。

そして我が家の場合、幸運なことに販売再開前の12月に購入予約をすることができ、初節句に合わせてお迎えすることができたんです。



改めての紀州雛

以前は意識して見ていなかったのですが、改めて手に取ると、その良さがよく分かってきました。

個性の感じられる穏やかなお顔や、漆の上品な光沢、丸みのある愛らしい形など、シンプルでありつつ、優しく愛でたくなるような存在感。
こちらにしてよかったとしみじみ思います。

ミカン型と呼ばれるそうで、ミカンの名産地和歌山らしいですね

お雛様の大きさは縦横8cm程度。コンパクトで狭いスペースにも飾れ、小さな木箱にすっきり収まるのも、転勤族としては嬉しいところ。

リビングには安全に飾れる場所がないので、廊下の飾り棚に飾ってます

天然の漆が使われていることから、年月が経つほどに色に深みが出て、光沢が増していくというのも楽しみです。

購入するには…

我が家の紀州雛は、母が海南市にある紀州漆器協同組合さんとやり取りして購入してくれました。

ネット販売では、今回ご紹介した紀州雛と同じものは見つけられなかったので、もし興味を持たれた場合は、組合さんにお問い合わせ頂くのがいいかもしれません。

販売状況も分からないのにご紹介して参考にならないかなとも思ったのですが、尊敬する祖父(80代でWindowsの最新版OSの話をしてました)にゆかりのある土地の伝統工芸品を応援したい気持ちもあって、ブログにしました。

選び方の1つとして

女の子の健康や厄除けを願うお雛様。

これにしたいと思えるものにすぐ出会える方もいれば、色々な観点からじっくり検討して選ばれる方もいらっしゃることと思います。

私の場合、紀州雛というご縁のあるお雛様を見つけられ、より思い入れのある特別な存在としてお迎えすることができました。     

種類があり過ぎてなかなかお雛様を選べないといった方は、ご自身や家族とのご縁という観点から探してみるのもいいかもしれませんね。

これからお雛様を探される方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

064 - ノル

主婦 / 福井県 / LEE100人隊

37歳/夫・娘(2歳)/料理部・美容部/転勤族の夫と娘との3人暮らし。子ども中心のバタバタで変わり映えしない毎日ですが、丁寧さと合理性のバランスがとれた心地よい暮らしが憧れです。LEE100人隊としての活動を通して、新たな出会いや日々の小さな喜びを見つけられたらと思っています。近代建築とスパイス料理が好きで、カリグラフィー、ピラティスにも興味があります。

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