本屋でふと目にした本。タイトルのインパクトで手に取ってみました。
あらすじ
医療ジャーナリストの鳥集徹さんが、うつ病を患い、38歳で亡くなった最愛の妻との日々を綴ったノンフィクションです。闘病を支える中で感じた戸惑い、すれ違い、そして救えなかったことへの深い後悔を、著者自身の言葉で率直に描いています。文中には手書きの手紙や、少し読んでいて苦しくなるところがあるので、心が元気なときに読んだ方がよい本です。
タイトルの意味
このタイトルは妻の死後、妻の自死に関して批判されることがあり、「どうして子どもがいたのに死んでしまったの?」「子どもがいるのに無責任」「医療ジャーナリストなのに」などの言葉に筆者は傷つき、自分の心と妻の尊厳を守るために、この本を書いたのかもしれないと思いました。
病気の苦しさ、家族の辛さ
病気のことに関して、私はあまり知識がないのですが、本を読んで、とても苦しく、抜け出す方法がなく、どうしたら治るか暗いトンネルの中にずっと閉じ込められているような気持ちというのは想像できました。
本人もものすごく辛そうですが、それを支える家族やご両親がだんだん精神がすり減っていく様子や、苛立ちなどもリアルにかかれています。
読んでいて、本当に苦しくなってしまいました。
育児と家事と仕事の両立
育児と家事と仕事の両立は、ただでさえ体力や精神面でもしんどいときがあるのに、奥さんは少し発達に凹凸があるところがありつつも、それでも仕事をし、長男は障がいを抱え、日常生活にフォローが必要な状況で頑張っていました。
もちろん旦那さんも育児や家事に関して協力的な様子はありますがお子さんの預け先の調整やお迎えなどは奥さんが大半を担っていたかと思います。
また、仕事がら旦那さんは出張が多く、たまに音楽活動もしていたとあったので、想像を絶する大変さがあったのではないかと心が痛くなりました。
出張があれば、自分がお迎えやら家事やらをすべてひとりでこなさなければいけないし、自分で全部やらなきゃ!というプレッシャーもあるし、それでたまの休みはいないとなると、「それは今必要なの?」と声を上げたくなります。
私も次男が1歳だったとき、夫がジムに通いだして、仕事終わった後はジムに寄ってから帰る、ということがあり、「私は時間を気にして仕事を急いで片づけて、お迎えにいって、ご飯作って、お風呂に入れて、座る暇さえないのに、今それは必要なことなの?」と喧嘩したことを思い出しました。
まだまだ男女平等というのは難しいなと思います。(すべて平等は難しいと思うのですが、男性の長時間労働の改善されるとだいぶ楽になる女性が増えるのではないかと思います)
苦しいけど、考えさせられることがたくさんありました。
心の病は、本当に難しい。支えることも並大抵ではできない。
今日常、心が健康なことが当たり前ではなく、幸せなことだと気が付きました。
どうしたらよかったのか、なにが正解だったのか、自分だったらどうするだろう、、、と色々考えてみました。
ここまで赤裸々にこのような体験を書いている方はなかなかいないので、読んでよかったと思います。
また、ジャーナリストとはいえここまで自分の家族の話を書くには色々な葛藤や苦しみもあったと思います。同じような苦しい思いをしている人に届くとよいなと思いました。
TB - あお
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊トップブロガー
39歳/夫・息子(14歳・8歳)/フルタイムの会社員、ワーママ歴は13年目に突入。39歳でリモートワーク中心の会社に転職しました。平日はとにかく質素に疲れないように過ごし、土日は子ども達の試合を見に行ったり、カフェに行ったりアクティブに過ごしてます。趣味は読書、料理、インテリア。特技は家計管理。日々、自分の心と身体を整えるために、ジャーナリング、読書、ヨガ、ウォーキングや筋トレに勤しんでいます。骨格ストレート、イエベ秋。身長153cm。
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TB うさこ