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【台湾・淡水】台北から少し足を伸ばして、海風の街へ TBicoco

  • TB icoco

2026.01.31

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まだ続いています、昨年、娘と一緒に行った台湾旅ブログ。今回も台北郊外を訪ねたくて、まだ行ったことのなかった台北北西部、淡水河の河口にある、かつて貿易港として栄えた港町「淡水」へ行ってきました。

台北MRT淡水信義線の終点

「淡水駅(Tamsui Station/淡水站)」

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行きは荒いカーレースしているみたいなバスに乗って揺られて小1時間。台北MRTの終点・淡水駅近くで降り、ここから旅が始まります。暗くなった帰りはさすがに着席が出来ても不安だったので(笑)、この駅からMRTに乗って台北へ。平日だったからか、MRTの車内は結構混み合っていました。

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MRT淡水駅を出ると、すぐに港町・淡水の景色が広がります。

台湾の「汁粉もち」湯圓(タンユエン/湯円

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ぷらぷらしていると、娘の目に飛び込んできたのは、日本のおしるこに似た、台湾のもちデザート「湯圓」。ずっと食べてみたかったんですって。

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甘いおしるこに慣れている娘には、台湾らしい甘さ控えめの味は、まだ早かったようです。美容的にはとっても良さそうですが。

台湾カステラ店「緣味古早味現烤蛋糕」

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観光地・淡水老街を歩いていると、台湾カステラの人気店「緑味古早味現烤蛋糕 本店」がひときわ賑わっていました。東京にも支店がオープンしているので、ご存じの方も多いかもしれません。大きなふわふわのカステラを目の前で切り分けてくれるスタイルで、観光客にも大人気。地元発祥の味といわれ、ガイドブックなどでも紹介されているスポットです。

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驚いたのは、このお店の両隣も台湾カステラ屋さん。真ん中だけが行列で、右のお店は閉まっているものの、看板には「オリジナル店ではないけれど、美味しいカステラ屋です」と正直すぎる一言。左では、黙々とお兄ちゃんがカステラをさばきながら、ときどき真ん中の行列に目をやりつつ、静かにお客さん待ち。この並びも、なんだか台湾らしくて微笑ましかった。

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台湾カステラのお味は間違いないふわんふわんな美味しさ♡



丘の上に佇む「多田永吉故居」

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多田永吉故居は、台湾・新北市淡水区にある歴史的な旧日本家屋の観光名所。日治時代(1895〜1945年)に 第四代淡水街長(町長に相当する役職)を務めた多田永吉氏の住まいとして1930年代に建てられたお屋敷。開館時間を確認してから向かったのですが、残念ながらこの日は映画の撮影のため閉館中。入口でそのお知らせを眺めていた親子を気にかけて声をかけてくれた、通りすがりのおじちゃんを皮切りに、映画関係者と思われるヤクザな風貌(でもとても優しい)台湾の方々が次々と話しかけてくれました。「今日は閉まってるよ、映画の撮影ね」「明日来たら?」「え、明日帰るの?」「じゃあ、こっちに行ったら?歩くのは大変よ、バスバス!」そんなやりとりを交わして次の場所へ。

台湾最古級の西洋式要塞「淡水紅毛城・こうもうじょう」

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紅毛城の歴史はとても古く、17世紀にまでさかのぼります。ひとつの建物が、スペイン・オランダ・清朝・イギリス、そして現在の台湾へと、時代と国をまたいで役割を変えてきたことから、台湾の近代史を象徴する場所とも言われています。第二次世界大戦後は日本の植民地遺産から中華民国の領土内の文化財へと立場が変わりました。その後、アメリカなど西側諸国に紅毛城は帝国主義の遺構ではなく
国際史を語る象徴的建築として再評価されていきます。

建物の見どころ「旧イギリス領事館官邸」

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赤レンガの重厚な外壁と、西洋要塞らしいシンプルな構造。

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城内の展示を通して、当時の外交の様子や、そこに関わった人々の日常の暮らしを垣間見ることができます。

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見どころはたくさんありますが、少しだけご紹介。こちらは領事長のマスタールームで、領事館の中でも最も格式の高い部屋だそう。展示されているイギリス家具や雑貨の多くは、当時のものではなさそうで、後から加えられた新しいものも多く含まれているように感じました。

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実家の建て直しも進めているところだったので、気になっていたヨーロッパ調の洗面器具につい興味津々。

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料理が好きな私としては、やはりキッチンも気になるところ。

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この部屋は専属シェフの部屋。装飾は控えめで、その分、床のヘキサゴンタイルの美しさが際立っていました。

四角形の城「アントニー要塞」

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敷地内にある17世紀に築かれたアントニー要塞。防衛のための無骨な造りから、この場所が軍事と外交の最前線だったことが伝わってきます。本来、イギリス領事館の関連施設として使われていたものですが、時代背景によって一時的に異なる役割を担った時期もあったようです。

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時代によって一時的な収容施設として使われた場所。どの時代の歴史も、決して軽くはありません。

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装飾はほとんどないのに、階段さえとても美しく見えたのは、機能と時間が重なって生まれた形だからかもしれません。わたしもこういうセンスを身に着けたい。

漁人ふ頭「情人橋(ラバーズ・ブリッジ)」 と夕景

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紅毛城や淡水老街から、ジェットコースターみたいなバスに揺られ(心の中では暴走運転だと思いながら)、少し離れた漁人ふ頭にある「情人橋」まで。夕景を見に来ました。

どんな場所?

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もともとは漁港だそうで、現在は整備され、散歩道、レストラン、展望スポットが並ぶ、開放感のあるエリア。特に有名なのがこちらの「情人橋(ラバーズ・ブリッジ)」 と夕景なのだそう。

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橋を渡って漁港側へ行くと、平日だからか人影がなくて客のいないゲームセンターから流れるBGMだけが、妙に耳に残りました。

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しかし!ひとつだけ、やけに明るい屋台がありました。のぞいてみると、なんと食べたかった屋台飯が売っているではありませんか。

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撮影許可取っています。ありがとうございます!

早速注文。キッチンもきれいで、丁寧に作っている様子がうかがえ、期待が高まります。

イカを丸ごと揚げた屋台飯「炸魷魚・ジャーヨウユー」

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じゃーん!イカを一杯そのまま使って(胴+足)衣をつけてカラッと揚げるいかのからあげ。淡水は港町なので、新鮮なイカが入りやすいのだそう。仕上げに胡椒・唐辛子・バジル・甘辛ソースなどをふりかけるそうですが、今回はシンプルに食べます。

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食べやすいように一口サイズに切ってもらえます

外はサクッ、中はプリッ。噛むほどにイカの旨みが感じられて、足の部分の香ばしさもいいアクセント。台湾らしいスパイスも控えめで、食べやすい味でした。

レモン愛玉「檸檬愛玉・レモン・アイユー」

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愛玉子(オーギョーチ)という植物の種から作る天然ゼリーが入ったドリンクも買いました。

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愛玉子(オーギョーチ)はほぼ無味なので、シロップや柑橘と相性抜群です。甘すぎず後味はとても軽いので、油っこい屋台飯のあとにぴったり。

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漁人ふ頭の夕景を眺めながら味わうと、淡水らしい一日の締めにぴったりでした。帰りもまた、ジェットコースターみたいなバスに乗って淡水駅へ。夜のバスの車内では、運転手さんが対向車線の仲間のバス運転手さんと睨み合いながら、互いの譲り合いについて言い合っていたり、観光客が大きなスーツケースを必死に抱えて乗っていたり(だいぶ疲労していた様子)。そんな雑多で少し騒がしい空気さえ、旅の一部として記憶に残りました。台湾旅クリップ、もう少しあります。長くなってしまってごめんなさい。興味があれば、もう少しお付き合いよろしくお願いします。

TB - icoco

会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー

46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。

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