【台湾・台北】旅先でカフェ活「グランドホテル台北(円山大飯店)」と「FUJIN TREE CAFE(富錦樹台菜香檳)」へ TBicoco
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TB icoco
2025.12.28
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今回の台北旅行では、カフェ巡りも楽しみたくて、今の気分に一番しっくりきた2店舗を訪れてきました。
台北のランドマーク
台湾初の五つ星ホテル「グランドホテル台北(円山大飯店)」

台北の街を歩いていると、多くの人が一度は目にするひときわ存在感を放つ赤い建物。その「グランドホテル台北(円山大飯店)」を目指して、バスに乗りました。

Googleマップに導かれて辿り着いた、ホテル最寄りのバス終点。ところが、降りてみるとそこはまさかのトレイルコースでした。実はこの旅の直前、足の指を骨折していて、なるべく歩かずに済むようバスで限界まで近づいたつもりだったのに…(号泣)。

ここまで来たら、戻るに戻れない。覚悟を決めて、歩く(登る)しかない。

ホテルまでの道を示す案内板がこちら。

ちなみにこちらは逆方向の公園の案内板。お間違えのないように(まあ、間違えるわけないか)。

降りたバス停を背に、坂道、階段、そして木々の中の道へ。

トレイルコースを登り切ると、ようやく見えてきた「グランドホテル台北(円山大飯店)」。正面からでは分からなかった、フロントの裏口や、ホテル関係者の方が使う駐車場や入口まで見られて、これはこれで良い経験だったかもしれません(ポジティブ〜)。

ホテル建設を導いたのは、蒋介石の妻「宋美齢(そうびれい)」

このホテルを建設に導いたのは、台湾を統治した蒋介石の妻として知られる宋美齢(そうびれい)。1952年、海外からの賓客を迎えるために誕生した、台湾初の五つ星ホテルなのだそうです。中国宮殿様式の豪華な内装は、まるで映画のセットの中にいるみたい。そしてもうひとつ有名なのが、空襲時の避難用として造られた秘密通路の存在と言われていて、華やかな見た目の奥に、台湾の歴史が静かに息づいていることを感じさせられます。
一階の「The Garden Cafe」へ

ホテルのランチビュッフェが有名なのは知っていたものの、さすがに食べきれそうになかったので、そこで、このホテルの味を気軽に楽しめる場所はないかと探して見つけたのが、一階フロント近くにある「The Garden Cafe」でした。

ドリンクやスイーツに加え、単品で気軽に注文できる軽食もありました。
店内の雰囲気

シックで豪華な家具に囲まれた落ち着いた雰囲気です。

窓からの景色。いつかは訪れたいと思っていた歴史的建造物を眺めながら。
注文したもの①ホテルオリジナル「タピオカミルクティー」

高級ホテルのタピオカミルクティー、その味はいかに?ちなみに一杯約1,000円越えでして、街中の価格に慣れている身としては思わず痺れました。

確かに、良い茶葉を使っているなと感じました。タピオカももちもちの仕上がりで、ホテルで手作りだと信じたいところです。
注文したもの②ホテルオリジナル「烏龍茶」

フォーストレディ烏龍茶(第一婦人烏龍茶)という、宋美齢(そうびれい)氏にゆかりを感じさせるお茶をいただきました。

さすが台湾、お茶王国。これまでいろいろな茶葉を飲んできた自負はあったのですが、こちらはまったく初めての味わい。すっとした見た目とは裏腹に、香りも後味も強く印象に残り、品質への揺るぎないプライドを感じる一杯でした。
注文したもの③ホテルオリジナル「台湾カステラ」

お茶請けに選んだのは、ホテルオリジナルの台湾カステラ。ふわふわを想像していたのですが、意外にもかりっとした食感でした。味はというと…正直、少し既視感のある味(あのミックス粉の味)。約1,000円という価格を思うと、ちょっと期待しすぎてしまったかもしれません。
泊まらなくても、訪れるだけで十分に特別な気分になれる場所

飲食後は、観覧可能な範囲でホテル内を散策してきました。館内にはホテルの歴史を知ることができるパネルコーナーもあり、各国首脳をもてなしてきた国家賓館としての威厳や、「食は圓山にあり」といった言葉を読みながら、「台北のランドマーク」と呼ばれる理由が、少しわかった気がしました。余談ですが、ホテル内ではおしゃれなピアノの生演奏が流れていてどこかで聞いたことのあるメロディーなのに、どうしても思い出せず、なぜか口ずさんだのが「へいへいほー」。え、へいへいほー?あの、北島三郎さんの?演歌の?日本の曲がここでも愛されているんだなと思いました。そんな思い出もできて、楽しいひとときでした。
ミシュラン一つ星獲得店「富錦樹台菜香檳」が手がける台湾カフェ
「FUJIN TREE CAFE(富錦樹台菜香檳)」

「FUJIN TREE CAFE」は、東京にも支店を構える富錦樹台菜香檳(フージンツリー)が手がけるカジュアルなカフェ。ここを訪れたかった理由は、100人隊のメンバーと過ごした、大切な思い出のあるお店に関わる場所だったから。

店内は、自然光の入る開放的なテラスと、木の温もりを感じるインテリアが心地よく、つい長居したくなるカジュアルな空間でした。

注文した一杯は、オリジナルコーヒーを使ったホットラテ。ほっとする、安心感のある香りと味わいでした。

コーヒーがまだ飲めない娘には、アイスココアを選びました。

店外には、座ってゆっくり飲めるスペースもありました。行き交う人々を眺めながら、ゆったり過ごすのも良さそうです。
Hot Spot
旧酒工場跡を再生したカルチャースポット
華山1914文化創意産業園区とは

「FUJIN TREE CAFE(富錦樹台菜香檳)」の近くには、華山1914文化創意産業園区もあり、カフェとあわせて楽しめる観光スポットでした。

台北のカルチャーを気軽に感じられる、華山1914文化創意産業園区では展示を巡ったり、カフェでひと休みしたり、ぶらぶら歩くだけでも楽しいです。

建築の雰囲気は、レトロな倉庫があちこちに残っていました。

芝生と現代アートが組み合わさった空間もあり、歩いていて飽きない場所です。
園区内外にカフェ・軽食が点在

素敵なカフェがたくさんあって、どこに入ろうか迷うほどあります。短い滞在では、とても回りきれないエリアでした。

こちらも素敵でした。格子状の窓がいいですねぇ。

半地下になったカフェも気になりました。

台湾デザイナーによる雑貨や文具、アート系アイテムを扱うお店もたくさんありました。期間限定のポップアップも多く、訪れるたびに新鮮な発見がありそうです。今回は時間が足りず店舗に伺えませんでしたが、次回訪れるときは、ぜひゆっくり滞在したい場所のひとつです。台北クリップ、まだつづく。
*店舗で撮影の許可いただいおります*
TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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