【2025年エンタメ総括】テレビ番組編「べらぼう」「ひらやすみ」「名探偵津田」

こんにちは～！エンタメを糧に生きているおゆうです。

前回は、映画とNetflix編をご紹介させていただきました！

今日は、見逃してしまった人もまだ間に合う、おすすめテレビ番組を紹介したいと思います！この年末年始にいかがでしょうか？

やっぱり最初に書きたいのは大河ドラマ「べらぼう」！

全年の大河ドラマ「光る君へ」もかなり面白かったのですが、上回りました！底抜けに明るい主人公で、江戸時代中期のエンタメをけん引した蔦屋重三郎を横浜流星さんが好演。吉原を描いたストーリーでかなりチャレンジングな大河。制作陣に拍手を送りたいです！前半は花魁と切ない恋の行方、中盤は持ち前の機転で江戸一の本屋に成り上がっていくさま、後半は幕府の陰謀にまきこまれる重三郎。面白さが途切れることなく最後まで楽しませていただきました。あとは、重三郎の周りのキャラクターが全員魅力的でした。好きなキャラは、選ぶのが難しいですが…真面目で不器用な戯作者・恋川春町！（演・岡山天音さん）最後のシーンは涙と笑いで名場面となりました。史実を脚色しているのに、歴史上の人物へのリスペクトが随所に感じられて、さすが森下佳子さん脚本だなと、唸りました。また、歴史があまり得意でない私は、noteの青江さんという方の解説で、知識を補完しながら観ておりました。非常に細かく追っていて、わかりやすくて面白い！そんな「べらぼう」ですが、12/29（月）に総集編を放送するそうです！見逃した方はこの機会にぜひ☆

「夜ドラ」枠で放送されていたひらやすみも良かったな～。

ちょうど「べらぼう」の春町がいなくなってから始まったので、現代に転生してした姿が観れたようでうれしい！（性格は真逆なのですが）

真造圭伍さんの同名漫画を原作としたヒューマンドラマなのですが、同じクールのヒットドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の原作者の方と夫婦なんですよね！どちらも「食」がテーマになっているのですが、この「ひらやすみ」は何も起きないのに、心が癒されるドラマ。仕事が終わって、通勤の電車内で視聴するのが楽しみでした。

ただ癒されるだけではなくて、心に残る名シーンもありました。主人公・ヒロトの親友ヒデキ（演・吉村界人さん）の、「仕事も育児もちゃんとやらなきゃ」という気持ちが空回りして、どんどん余裕がなくなっていく流れ。吉村さんの演技が「頑張っているのにうまくいかない。」もどかしい気持ちを見事に体現していました。（吉村さんはクズ役を演じれば天下一品なのですが、こんな繊細な演技もできるのかとファンになってしまします）そのヒデキがヒロトに向かって「なんで怠けている方が、幸せなんだよ…」とつぶやくセリフが突き刺さりました。大人になって、責任や役割が増えて、自分の余裕がどんどんなくなっていく。他人を責める言葉じゃなくて、“休めない自分”への苦しさだったんだと、昔の自分の気持ちも浄化できた。名作ドラマです。

こちらの「ひらやすみ」も、1月1日深夜と1月2日深夜の2夜連続で一挙再放送されるそうなので、見逃した方は要チェックです！

お次はTverで配信中の話題作！

TBおゆう