【三重旅行①】VISONヴィソンでアートを楽しむ2日間。KATACHI museum/minä perhonen museumへ|2025冬のおでかけ
-

091 hiro
2025.12.15
- 2

みなさま、こんにちは。No.091 hiroです。
先日、三重県多気町にある「VISON(ヴィソン)」へ初めて1泊2日でおでかけしてきました。
私の住む愛知県からは車で1時間半くらいです。
「なぜいままで来なかったのか!」と思うくらい楽しい2日間でした。
※写真は撮影と掲載の許可をいただいております。ありがとうございます。
三重県にある日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」
ヴィソンは、食・文化・健康・学びをテーマに、山々に囲まれた広大な敷地(東京ドーム約24個分)に70以上の店舗や宿泊施設が集まっています。

ここに行けば、美味しいもの、欲しいもの、癒しとくつろぎ、アートに、新しい発見まで何でもある!そんな場所でした。またすぐにでも行きたい!
2つのミュージアムでアートに触れる
今回のおでかけで楽しみにしていたのは、2つのミュージアムです。
ひとつめは、陶芸家で造形作家の内田鋼一さんがプロデュースする、食をテーマにしたミュージアム「KATACHI museum」。
もうひとつは、ミナ ペルホネンのミュージアム「minä perhonen museum」です。
それぞれ入館料として800円(小学生以下は無料)が必要なのですが、入館チケットは、どちらも併設のミュージアムショップで800円分のお買い物チケットとして利用できます。
食をテーマにしたミュージアム「KATACHI museum」

”国内最大級の土壁で作られた大きな納屋のような建物は、「食」をコンセプトにした博物館。
世界各地で昔に作られた「食」にまつわる様々な道具を独自の切り口で選定し、あたかもアート作品であるかのように展示します。”(VISON公式HPより)

公式のコメントと内田鋼一さんプロデュースということで、期待に胸がふくらみます。

もう一歩足を踏み入れた瞬間から、ずっとワクワクがとまりませんでした。
隅々まで内田鋼一さんのセンスを余すことなく感じられます。



どこを切り取っても、雰囲気がある、そんな空間でした。
ひとつひとつは、過ぎた時代のありふれた日常にある生活道具だったものたち。
それが、こうして集められて再構築された途端、心くすぐられるアート作品になる。そのことに感動しました。
ショップでは箸置きを買いました

夫と私と息子でお気に入りの柄をそれぞれ選びました。一つは予備用にして全部で4つ購入しました。
ショップのセレクトもすごく素敵で、現代の職人さんが手がけた上質な調理道具や機能美あふれるキッチンツールなどが展示販売されていました。
2日目はminä perhonen museumへ

2日目は、まずはじめにミナ ペルホネンのミュージアムへ。
“手作業の図案によるオリジナルデザインのテキスタイルを中心に、ファッションやインテリアなど日常に寄り添うデザイン活動を行っているミナ ペルホネンのミュージアムとショップ。“(VISON公式HPより)
ミュージアムでは、原画やプロダクトと共にものづくりの過程や背景、デザインに込められた想いなどをみることができます。

「nanten」は、設立されて間もない、1996-97年秋冬コレクションで発表されたものだそうです。ブランドが軌道に乗るまでの数年間、生活費を賄うために魚市場でアルバイトされていた皆川さんのストーリーとともに紹介されていました。

ミナ ペルホネンのレース「forest parade」。37種類のモチーフひとつひとつをじっくりじっくりみました。すごく繊細で美しさにうっとり。

これまでのテキスタイルがぎゅっと集まった小さな秘密基地のようなお部屋があり入ってみました。石の階段をのぼって入り込むと、機織り機の音が流れ出します。ミナの世界観を味わえる空間でした。

ミナ ペルホネンのはじまりからこれまでのストーリーを追体験する不思議な時間旅行のようでした。
扉の先のショップでは服や小物から家具に至るまで、暮らしを彩るアイテムがいろいろと揃う素敵空間。なんだか、現実に帰ってきた!みたいな気持ちになりました。
タンバリンタイルとポストカードを買いました

ミュージアムをみた後はお隣のショップでお買い物をしました。

お気に入りのアクセサリー置き場にしたくてタンバリンタイルのホワイトを2枚買いました。お買い物をすると、「wind bird」のクリスマスカードがいただけました。

気になったポストカード2枚も購入。可愛らしいショップカードもいただいてきました。
100年続くブランドを目指すミナ ペルホネンの哲学を感じて
私が20代前半くらいのころ、皆川明さんのインタビュー記事を雑誌で読んだ記憶があります。
それこそ、ブランド創設期は魚市場でアルバイトしながら服作りをしていたと読んで、可憐で可愛らしいブランドのイメージとのギャップにとても驚いたことを覚えています。
ミュージアムで「せめて100年続くブランド」との想いを読んで、可憐で可愛らしいと私が感じたデザインの根幹には、皆川さんのものづくりへの深い哲学があることを知りました。
そう、展示をじっとみていると「とても静かで、そして力強い」イメージを抱いたんです。
ミナ ペルホネンの本質ともいえる、長く愛されるものづくりへの覚悟を感じた気がします。

アートに、ものの見方を刺激された2日間でした
2つのミュージアムをめぐって、すごく刺激を受けました。
アートは時間も空間もスルッと飛び越えて、見る側に自由な発想をかきたてる不思議な力があると思いました。
三重旅行、VISONのグルメ編、ショッピング編、宿泊編と続く予定です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
100人隊のみなさんのVISONのクリップがとっても参考になりました!
091 - hiro
事務職 / 愛知県 / LEE100人隊
47歳/夫・息子(11歳)/料理部/家族で食べる毎日のごはんや、お気に入りの「今日のおやつ」や美味しいもの、子どもとのお出かけや知育グッズ、マンション暮らしのインテリアのことなどを書いています。私の憧れの人は、栗原はるみさんと内田彩仍さん。”いつも変わらずにある、ホッとできる場所”になれたらと思っています。
この記事へのコメント( 2 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。

















091 hiro