迪化街の散策を楽しんだあとは、お待ちかねの夜ごはん。
台湾の夜、といえば夜市が思い浮かびますが、「熱炒(ルーチャオ)」という台湾式居酒屋も楽しみのひとつです。メニューが豊富で、安い、早い、うまい!の三拍子。そしてかなりボリューミー。
今回は中年の夫婦2人旅なので、初日に掲げたスローガンを思い出し、くれぐれも頼みすぎに注意。

ビールは各々勝手に取り出すスタイル。

まずは乾杯!

また三杯鶏を頼んでしまいました。鶏肉に衣がついているのは、初めてのタイプでした。

夫が好きな空芯菜炒め。思った以上にかさ高く、一瞬固まりました。
頼みすぎ警報発動か。

ふわふわ卵とエビのオムレツ。

台湾の炒飯が、これまためちゃくちゃ美味しいんです。何が入っていてそんなに美味しいの?醤油が日本のものよりも甘めだから?とにかくやみつきになる味。炒飯のうえにふわふわ卵をのせて、カスタム。最高!
あらかた食べ尽くすことに成功しましたが、「やっぱり頼みすぎたねー」と反省しきりの私たち。
「娘も一緒だったらこれくらい余裕だったのにね」「私たちだけではこれが限界だね」などと口にしながら、「でも、やっぱり夜市も行きたいねー」と、その後も夜の街に繰り出しました。
翌朝は麵線からスタート
最終日の朝は、忘れてはならない台湾グルメ、麵線をいただきます。
ホテルの近くに、朝から営業されている屋台がありました。

麵線は、素麵ほどの細さの麺とモツなどを、魚介の出汁が効いたとろみのあるスープで煮込んだ麺料理です。

牡蠣入りを注文しました。

とろみのついたスープと細い麺が一気に流れ込んでくるので、火傷に注意しながら、ゆっくり味わっていただきます。
出汁の効いた優しいお味が、連日の暴飲暴食で疲弊気味の胃に沁みます。
食べ残したグルメはありませんか?
ホテルをチェックアウトしたら、お土産物などを見て回りながら、最後に食べておきたい台湾グルメをピックアップします。
フライトの時間を考えると、立ち寄れるお店は残り2軒が限界です。
まずは1軒目、愛してやまない胡椒餅のお店に向かいます。

蛋餅や胡椒餅など、名称に「餅」とつくものがありますが、日本でおなじみのあの餅ではありません。
細かい定義はわかりませんが、小麦粉を練って伸ばして焼いたものを、中国語では「餅」とカテゴライズされるようです。
台湾デビューしたての頃は、この胡椒餅にさほど興味がありませんでしたが、何度目かの台湾旅行の際に同行した友人が食べていて、そこで胡椒餅の全貌を知り、たちまち夢中に。

肉まんほどのふわふわ感はない生地の中身は、ぎっしり詰まった豚肉。ミンチ肉だと思うのですが、つなぎを使っていないかのような肉肉しさは、もはや肉塊です。
その名のとおり胡椒が効いていて少し辛いですが、お肉自体の味つけは甘め。絶品です。
最後は2度目の登場、もはや台湾のお茶漬けともいうべき、魯肉飯。

勢いづいて、魯肉乾麺もオーダーしてしまいました。麺大好き。

少量のスープが入っていて、底から混ぜていただきます。

2日目に食べた担仔麺とは、また違うお味です。
本当は、まだまだ食べたいものがありますが、ここでタイムオーバーです。
名残惜しさを引きずりながら、泣く泣く帰路につきました。
今回の旅のまとめ
6年ぶりの台湾旅行、率直な感想は、「高くなった!」
円安の影響や情勢の変化など、諸々の事情に起因しますが、6年前より1.5〜2倍は物価が上がった印象です。
それでも、変わらずに美味しいグルメや、親切で温かい人々など、魅力は健在でした。
私以上に台湾が大好きな夫は、帰るなり台湾ロス風情を醸し出しています。
これは来年のGWあたり、早々にまた台湾に行くだろうな、とふんでいると、
「来年の3月には行くよ」と、驚きの発言!
余談ですが、私たち夫婦は単に同い年、というだけではなく、高校の同級生なのです。
ただし、当時から育んだ愛がしっかり実を結んだ、、、という壮大なロマンティックラブストーリーなどでは全くありません。
話はそれましたが、次回はぜひ私の大好きな、台南・高雄エリアに!
それまでに、もっと強靭な胃を用意しておかないと!
(撮影・掲載の許可をいただいております)
068 - くろねこ
会社員 / 大阪府 / LEE100人隊
45歳/夫・娘(23歳)/手づくり部・料理部・美容部/社会人の娘は家を離れ、現在は夫と二人暮しです。ヴィンテージ家具や雑貨などのインテリアが大好きで、数年前にマンションをフルリノベしました。ファッション、美容、料理、旅行、リトモスなど、他にも好きなことが盛りだくさんです。好きなことを共有しながら、みなさんと楽しく過ごせたら嬉しいです。身長156cm。
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