今回で2回目まして♩092.くじらです。
秋晴れの気持ちのいい平日、
東京都美術館で開催されている、ゴッホ展へ行ってきました。
平日といっても人の山で、チケットを買うのにも大行列・・・さすが世界のゴッホです。
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」・・・なんともそそられるタイトルです!

7月くらいに行ったミロ展で今回のゴッホのフライヤーを見て絶対行きたい!と思っていました。
特に今回、タイトルに惹かれたのは、ゴッホの史実を基に綴られた原田マハさんの小説がきっかけです。

この小説は、浮世絵を世に広めた日本人画商とゴッホ兄弟の交流が描かれていて、
物語の中でいくつも作品の描写がでてきます。
展示をまわりながらこの絵は小説のあのシーンだ!といくつか見つけることができて
小説の世界に入り込んだ気分でした。
歴史に残るシゴデキお嫁。ヨーさんの存在がすごいっ
タイトルにある「家族がつないだ画家の夢」これを見てフィンセントの弟のテオはもちろん、その奥さんが頭に浮かんだ方も多いはず。
生粋のアーティスト気質で情緒不安定なフィンセントを献身的に支え続けたテオの存在は有名ですが、
その奥さんもすごくてゴッホ兄弟の死後、絵の知識がないにも関わらず尊敬するフィンセントと
愛するテオのために、残された作品で大規模な回顧展をプロデュースしたり
一般家庭でもゴッホの絵を嗜んで欲しいと複製を許可したり、ゴッホ兄弟の手紙を出版したりと、
時代を読む感度と行動力でゴッホブランドを広めて行くことに成功します。
ゴッホは37歳で自殺、それから半年で弟が病死。作品は10年分しかなくて、
他の有名な画家よりも作品数は少ないはずですが、言わずと知れた有名画家になれたのは、
ヨーや息子のウィレム、またそれ以降の家族が作品を大切に守り、人々に繋げたからですね!
ゴッホ展、今回の戦利品

美術館にきたら限定のグッズを買うのが何よりの楽しみ。
今回はこの3点。
ひまわりのクッキー缶、レターセット、そしてまだ読んでいなかったリボルバー。
この小説は、ゴッホは本当に自殺だったのか?という謎の真相に迫った作品らしく。
展示の後なのでさらに楽しめそうです♪
展示を見終わってからのお楽しみ
展示見学とお買い物が終わったら向かうのは主に3箇所。
一つは無料の展示をさらっと見学。
その後にこのアートラウンジで休憩です。

ここ、座れなかったことがないくらい実は穴場?で、たくさんのフライヤーをゲットして眺めるのが至福なんです、、、!

私のフライヤーコレクション。(ささやかな趣味です笑)
そして最後は外にでてこのポジションで写真を撮るのが私のルーティン。

東京都美術館は泣く子も黙る巨匠、前川國男さん建築ですがここから撮るとちょうど
モダニズム建築の代名詞(個人の見解)赤・黄色・緑の原色カラーの内装が綺麗に写真で収まるんです。
ちなみに建物の中のフリースペースなど、いくつもこの赤・黄色・緑・青のスツールが並べられていて
これにも毎回キュンときます。

ちなみに上野駅すぐの東京文化会館も前川國男さん、そしてその向かいにある西洋美術館は前川氏の
師匠であるコルビジェというエモさを感じながら、今日の大人の校外学習はおしまい。

上野駅内にあるふわっとむぎゅっと美味しい「ドーナツもり」をお土産にして帰りました♪
No.o92くじら
092 - くじら
主婦 / 東京都 / LEE100人隊
38歳/夫・娘(7歳)/普段はデザインのお仕事をしながら主婦をやっています。おいしいもの、きれいなもの、心地よいものを求め好奇心が止みません。音楽を聞きながら電車で気になる建築を見に行ったり(もちろんグルメも食べながら!)、お家で映画やバラエティーを見てまったりするのが大好きです。なんてことのない日常のこと、心動いた特別な日のこと、この年代だからこそのもやもやも、あれこれシェアさせてもらいます♪
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