鹿を食べよう！秦野表丹沢野外活動エンターでジビエ体験

こんにちは！ななおです。

今回は、鹿を食べよう！ということになりました。
しかも、自分で捌いて食べよう！何なら肉に合うソースやスパイスも作っちゃおう！ということになりました。
神奈川県の秦野表丹沢活動センターで「ジビエを喰らう」というイベントをやってたんですね。
早速レポートしていきます。

イベント･顔出しの方、ブログ掲載許可をいただいております。ありがとうございます！

秦野表丹沢活動センターで「ジビエを喰らう」

ここ、神奈川県の秦野表丹沢活動センターでは自然と触れ合う色々なイベントを開催していて、今回のテーマは「ジビエを喰らう」！
なんと初の試みだそうです。

表丹沢活動センターは、キャンプ場、BBQ場、宿泊施設、活動棟などを備えていて、ちょっとした遊具もあります。
まずは、活動棟でジビエミニ講義が開催されるので向かいますよ～

ここではすでに解体されたモモ肉がテーブルに1本ずつ用意されていました。

そして、中央に解体前の鹿一匹がどーーーんと置いてありました！

鹿解体って書いてあったからどのレベルかちょっとドキドキしてましたけど、皮なし、内臓なし、お顔なしだったので私的にはすでに肉でしたね！！

ジビエミニ講座を拝聴

長野県茅野市にあるオーベルジュ・エスポワールのオーナーシェフ藤木徳彦さん。
日本ジビエ振興協会の代表理事も兼任されているそうです。
講演では、ジビエの力をもっと知ってほしい(高たんぱく・低脂肪)、里山で鹿が増えすぎているのにジビエ料理の鹿は輸入が多い、ジビエには臭味がある･硬いというイメージがあるかもしれないがそれは誤解(処理の問題)ということをお話しされていましたね。
へー！！って思いませんか？特に輸入の話。
そして丸ごとの鹿を目の前で解体してくれます。
この巨体だけど、使うのは小さいナイフ1本なんですよ！
見ているとサクッ、サクッと小気味良く切れて、ほろりと外れます。(あくまでイメージね)

「じゃあ各テーブルでもやってみて」ということで、各テーブルで配布されているモモ肉を捌くことになりました。

いよいよ自分で鹿もも肉を解体！

テーブル上のモモ肉を骨から外して、外モモ・内モモ・シンタマ・スネに分けていきます。
さっきシェフが小さいナイフで軽々と切っていたので、容易くできるだろうと思ったら大間違い！
1テーブル8人、大人も子供も全員協力して、四苦八苦しながらカットしていきます。
途中で分からなくなったら、周回しているスタッフさんにヘルプを求めると優しく教えてくれます。
モモの大きい骨を外して、途中で交代。みんなで切り分けていきました。
外モモ・内モモ・シンタマ・スネに分けたあとは、それぞれの調理法に応じて小さくカット。
外モモは薄くカットしてオリジナルソース漬け。(焼き肉のタレ＋すりおろしキウイ)
内モモは厚さ2センチ前後にスライスしてステーキ用に塩コショウ。
シンタマは筋で切り分けてブロックで吊り下げ焼きに。
スネは骨から外して細切れにしたあとはシェフに託してスープに。
色々とやることあって楽しかった～

ちなみにSB食品さんのご提供で、オリジナルスパイス＆ハーブソルトも作れます。
当日のBBQで使うも良し、持って帰って料理に使うも良し！楽しみが増えますね😄

そろそろBBQのお時間！

準備ができたテーブルから、肉を持って外のBBQスペースに向かいます。
ここで4名ごとのBBQチームに分かれて先ほど自分で捌いた肉を焼きます。
なんとスタッフが既に火起こしをしてくれてたんですね！…が！まだ火が弱くてなかなか焼けなかったですね😂

うちわで扇いで、炭を足して、なんとか火のご機嫌を取りつつ鹿肉を焼きます。
ジビエはちゃんと焼かないとちょっと怖いですので…
薄いタレ漬け肉が最初に焼けます。
配布された塩おにぎりと相性抜群！
なんだかんだ焼き肉のタレは正義ですからね。

鹿肉は、クセがないかと言われるとそんなこともないです。
やはり独特の風味はあります。
ちょっとレバーっぽさも加わってて、筋肉の味。鉄分の味。
某料理のお兄さん(ご本人はおじさんと言ってますが、私から見たら十分若くてイケメンなのでここではお兄さんと呼びますね)が、熊の味を「鹿肉と似ている。クセはあるけどラムほどじゃない」って言ってましたが、まさにそんな感じ。

シェフが作ってくれた鹿肉スープ

先ほど各テーブルで捌いたスネ肉を集めてスープをつくってくれました。
このスープがめちゃくちゃ美味しい！！！🤩
これがジビエのプロの成す技なんでしょうか…
濃いめの味ではなく、とにかく出汁味。
骨と肉と野菜から出た旨味がぎっしり詰まって、ある意味濃厚なスープでした。

ここでよく見てください。このメスティン！
ななお家、おにぎり1個じゃ足りないかもと余計な気を回して白米を用意してたんですね～
炊けた頃には名実ともに日が暮れてましたね。

藤木シェフと記念撮影させてもらいました！

ブログのことをお話ししたら、肉の写真が大丈夫か気にされてました。
私的にはうまそう！でしたが、苦手な方がいましたらごめんなさい…(今さら？？)
JRでのジビエ普及、ジビエ鹿肉バーガーの開発、企業社員食堂でのジビエメニューなど幅広く活動されている藤木シェフ。引き出し多いな！

もう夕暮れ・・・

14:30を過ぎると、早くも山の向こうに太陽が沈んでしまいました。
そうすると気温がぐっと冷え込んで一気に寒くなります。
寒くなったら焚火をしてマシュマロタイム。

みんな何となく集まって共有するこの時間がいいですね。
冷えるのであとはいつ帰っても自由。最後(16:00)までいるのも自由。なんなら泊まるのもOK。
東京からやってきたご家族とまったりお話しして、これでななお家も終わりといたします。
ジビエありがとう！！

ついでに今日のコーデ

いやー実は今日はこれを着ようってずっと前から決めてたんですよねー！！
100人隊大先輩こばんさんが紹介していたoutilのピンクサロペット。
このクリップを見てあまりに可愛くて可愛くて、ずっと迷って売り切れ直前にお迎えしました。
かなり冷えたのでめっちゃ着込んでます！(極厚ヒートテック、タートルネック、カーディガン…)
綿85％、ヘンプ15％なので焚火でも安心ですね😄

ではでは、また！！