【世田谷美術館】「TSUGU 継ぐミナペルホネン」展、子どもも楽しめるアートに触れた日&新年度のご挨拶

2026年2月まで開催中の展示「つぐ　ミナペルホネン」。東京都世田谷区の世田谷美術館に行ってまいりました！

同期のNo.056ayuちゃんも同じ日に行っていたようで、北欧雑貨・テキスタイル好きが連日大集結しています！

こうしたアートの展示には何かしらの気付きを感じてほしいと思い、子ども達も連れて行くのですが、今回のミナペルホネンの展示は身近な文具さえもデザインに繋がることを教えてくれる、とても素敵な内容でした。

様々なジャンルのアート展を催している世田谷美術館は、「セタビ」として知られています。

今回のミナペルホネンの展示は始まる前からアート好き界隈では期待値が高く、「次のセタビは絶対に行く！」という声が聞こえてきていたのですが、その声の通り平日にも関わらず開館の10時目掛けて訪れた方々の行列ができていました…！

平日にここまで並んでいる様子はこれまで見たことがなく、ミナペルホネンの人気の高さが伺えました…。

とはいえ激混みしているわけでもなく、しっかりと展示を楽しむことはできます！

これから行く方はどうぞご参考になさってください。

今回の企画展示を「どうしても子ども達に見に来てほしい」と思ったのは、デザインの中に文房具や不要品を使ってできたものがあることを知ったからでした。

まずこちらは、画用紙の切れ端を集めてできたデザイン。

切り抜かれた後の紙片を見た時、デザイナーの田中景子さんは「嫉妬さえ感じた」とコメントしています。熟考したとて出てくるはずのない、偶然から生まれた紙片。

偶然の産物には頭を捻っても考えつかないデザインがあり、またそれに気がつき、新たなデザインに昇華しているところに、大きな感銘を受けました。なんて尊い感覚。。

他にはマスキングテープを使ったスタイルもありました！

さらに、消しゴムを使って判子のようにしたデザインや、テープを細く裂いて描いたストライプも。

ペン先の形を使ったデザインもありました！

家にある文房具を使った壮大なテキスタイルを前に圧倒される子ども達。デザインの源がこんなにも身近なものであることに、私もとても驚きました！

アイディアはそこら中に転がっていて、私たちの心がその魅力に気付いているか。試されているような気持ちになり、自分でもデザイン作りに挑戦したくなってくるのでした。

地下の創作室は学校の美術館を思わせるような作りで、素材も道具もしっかりと揃っていて、気持ちが高まります！

ミナペルホネンのテキスタイル誕生秘話をじっくりと読み、美しい刺繍やレースを目にした子ども達がどんな作品を生み出すのか楽しみで仕方ありませんでした！

息子はランダムにスタンプを押しつつ、差し色にいつもは選ばない「赤」をチョイス。

几帳面な娘はキッチリとしたラインを描き、一つひとつのスタンプを慎重に丁寧に押していきました。

額縁となる色紙も自分で選び、完成！

一人一人の個性が出るワークショップはアウトプットもできてとても楽しみな催しです。

目で見たアート作品たちに刺激され、子ども達の中でどんなふうに受け止められているのか、制作物からも、制作中の会話からも読み取れるのが嬉しいです。

新年度も引き続きよろしくお願いいたします♪

12月に入り、LEE100人隊としての活動も3年目を迎えました！ご覧いただいてありがとうございます。

年々自分の色が見えてきたように思いますが、思いを文章にするのは難しいものだな…と日々悩みながらの発信です。

稚拙なブログですが、どなたかのお役に立てれば嬉しいです！

今年度も素敵なものをたくさんの皆さんと共有していけるよう、がんばります⭐︎

MARINA.