こんにちは。031 acchaです。
現在東京ドームシティにて開催中の
『テーブルウェア・フェスティバル2025』へ
行ってきました。
1993年から、東京ドームにて
毎年開催されている、器の祭典。
一昨年からは、ドーム脇のプリズムホールに
会場を変えて開催されています。
うっとりするテーブルコーディネートや
特集企画の美しい器が鑑賞できるだけでなく、
全国の窯元や器店などの出展ブースで
お買い物もできてしまうという、
器好きにはたまらないフェスティバル。
一度行くと「来年も。」となり、
毎年のように行っていましたが、
引っ越しなどがあったので、
会場が移ってからは初めて訪れます。
早速、会場レポートと購入品のご紹介を。
平日にもかかわらず、会場は大賑わい。
会場に入ってまずお出迎えしてくれる
企画特集コーナーは、
企画特集1
世界の名だたるメーカーの展示協力によるテーブルコーディネート。
COLORS 〜うつわで彩るクリスマス〜

ピンクが可愛らしくなりすぎず、ナチュラルでシックにまとまっていて素敵。
ヘレンド、ビレロイ&ロッホをはじめとする
9メーカーの展示協力で、クリスマスを
テーマにした、テーブルコーディネートの
特集企画コーナーです。
お皿の合わせ方、色使い、お花や小物の
添え方など、どれもうっとりする美しさ。

アフリカ・アトラス山脈の広大な大地に着想を得たソング・オークルというシリーズ。
ナチュラルで上品なコーディネートに目を奪われました。
特に気に入ったのは、「ベルナルド」の
シックなピンクのテーブルコーディネート、
それから「ジョーヌ・ド・クローム」の
ベージュ主体のコーディネートの二つです。
どちらも、シックながらナチュラルさもあり、
憧れの世界観…。
特集2
御用窯としての文化や技術に触れる
開窯350年 鍋島焼の格式
今回楽しみにしていた、鍋島焼の企画。
鍋島焼とは…
江戸時代に佐賀藩(鍋島藩)が焼いた
高級磁器。藩直営の「藩窯」で、将軍家や
大名への献上品として作られました。
その技術は門外不出とされていた「秘窯」。

繊細で華やかな絵柄の一つひとつに目を奪われます。
私の母の実家が佐賀県にあるので、
鍋島焼、有田焼、伊万里焼など、佐賀の器
には馴染みが深く。
その鍋島焼の特集とあって、それは
ワクワクしておりました。
献上品とされるだけの華やかで、繊細な絵。
青磁は、淡く柔らかな青に、吸い込まれるようです。
鍋島焼の数々の窯の器も一堂に並び、
今回販売ブースに出展している窯の
ものは、ブースで買うこともできます。

青磁のこのなんとも言えない「青」、見ていて癒されます。
と、ここで、私の使っている急須と同じ
虎仙窯の急須も発見!思いがけずで嬉しくなりました。
あぁ、窯元にも行きたいなぁ。
いざ、約80店舗の販売ブースへ。
九州から東北まで、器や漆器、
銀食器など、テーブル回りのものが
ずらりと並びます。
とにかくお店も人も多く、
荷物が増えてしまうので
一周めは、ざっと回って目をつけておき、
二周めで買うのがお勧めです。
私は結局四周ほどしまして、結果、購入したのはこちらの品々。

購入品1つ目、
福岡県 上野焼 守窯
バーガンディカラーの飯碗
きなちゃんのクリップで見たアガノ焼!
福岡県、福智町周辺で焼かれる器。
鮮やかな色の器が印象に残っていたので、
一人テンションが上がりました。

そこで、ベリー・バーガンディカラーの
飯碗を発見。
以前、福岡の田舎の道の駅で買った
夫婦茶碗の私の方が欠けてしまって、
その茶碗と似た雰囲気だったので、
即決でした。
帰ってみて並べてみました。

なかなか出会えない色で、赤が好きなので、
とても気に入っています。
購入品2つ目
習い事の先生の結婚お祝いに。
越前箸 光琳堂 白漆えちぜん箸

バイオリンの先生が結婚されるとのことで
心ばかりのお祝いに何が良いかなと
考えていて、お箸も候補の一つでした。
今回いい機会だと思い、見てまわり、
これだと思って選んだのがこちらです。

福井県鯖江市の漆器店、光琳堂の
白漆を使った夫婦箸。
ベージュ地に赤・青の線が入ったデザインです。
新品はやや深みのあるベージュが、
白漆の特性で、使ううちに徐々に白っぽく、
展示品のようなライトベージュに変化していくそう。
夫婦で共に白髪になるまで、という
「共白髪」を思い出し、こちらに決めました。

喜んでもらえますように。
箱に入れて綺麗に包装もしてくださいました。
和モダンなデザインで、とてもおしゃれな漆器やお箸。
いつかお店にも訪れてみたいです。
購入品3つ目
今回は買い足し。波佐見焼
一真窯 白磁手彫 ボール小
長崎県波佐見市の波佐見焼。

一真窯は、薄くて透けるような白磁に
カンナを使ったデザイン彫が特徴。
以前のこのフェスティバルで出会い、
とても気に入って、少しずつ増やし、
実際に波佐見の窯元にも行きました。
複数アイテムある中でも
使用頻度の高いこちらのボール。

女性の手のひらにちょうど収まる
絶妙な大きさと高さで、副菜にスープに、
デザートに、我が家で一番出番の多い器
かもしれません。
今回、気分を変えて違う掘りのものを
ひとつ、買い足しました。
4つ目
サービス価格が目に留まり。お鍋の取り箸用に。
わじま龍作 ふきうるし 菜箸
たまに「サービス品」のようなものも
あるのが陶器市のようで楽しいのですが、
今回出会ったのはこちら。

このマットな質感、好みです。
ふきうるしという、漆を一度拭いて
木目や木肌の美しさを活かしながら、
漆の保護力と耐久性を高める技法を
使ったお箸。
なんと、500円。
お鍋の季節、お鍋の取り箸として使いたいと思います。

商品を渡してくださり、なんだか嬉しくなりました。
※会場・ブース内写真は撮影の許可を得ております。ありがとうございます。
他にも検討している品々があったのですが、
年末の大掃除前にものを増やしてはならぬ、
と言い聞かせ、でも諦められられずに
何度も行ったり来たりして。
いやぁ、
本当にこれは、器好きにはたまらない。
何時間でもいられます。
私は3時間ほどおりました。
昨年はTBはなさんやひとさんも
いらしていたとのことで、
今年も100人隊の方が会場に
いらっしゃるかもしれないなと
思いながら^^
フェスティバルは12月3日まで。
当日券の販売もあるようなので、
お出かけ先候補の参考になれば嬉しいです。
031 - accha
カラーコーディネーター / 東京都 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(13歳・11歳)/手づくり部・料理部・美容部/福岡出身。ファッション、雑誌を読むこと、読書、インテリア、お茶……日々の暮らしを彩るモノやコト、そして暮らしを快適にすることが大好きです。156cmの身長、ベーシックとトレンド、差し色、バランスのよいファッションができたらと心がけています。日々のストレスは野球観戦とバイオリンで発散。。子どもたちの手が少しずつ離れはじめた今、「丁寧な暮らし」に近づくため、時間・モノと上手に付き合いたい隊員2年目です。
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