【40代】栗原はるみさんのおかげで健やかに過ごしてきました。~【LEE12月号】栗原はるみさんの特集に寄せて~
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なかち
2025.12.01
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LEE12月号の特集「栗原はるみさんもずっと続けてきた 料理がもっと ”楽しい!” に変わる3つのヒント」は、はるみさん(以下、お名前で呼ばせていただきます)へのインタビュー、そして料理を楽しむヒントになるレシピが満載。必読です!

はるみさんのレシピは私にとって、(決して大げさではなく)世界を広げてくれた存在であり、ずっと寄り添ってくれたお守りです。こちらの特集に寄せて、僭越ながら、私の「はるみさんエピソード」を語らせていただきたいと思います。
はるみさんとの出会い

はるみさんのレシピとの出会いは、母が買って来た「ごちそうさまが、ききたくて。」でした。日本の食卓で親しみのある料理と、その頃はまだ家庭では作られていなかったような海外のおしゃれな料理が共存している本に衝撃を受けました。また、当時の料理本ではめずらしい、お料理の写真の素敵さにも心を奪われました。後に出版された「もう一度、ごちそうさまがききたくて。」とあわせて、今も色褪せない大好きな本です。
中高生時代は、「ハルラー」の母が購入していた季刊誌「すてきレシピ」が愛読書でした。おいしそうな料理はもちろん、食器や雑貨などセンスあふれる暮らしのアイデアや、異国の風を感じる誌面を見て「こんな世界があるんだ」と思いを馳せる時間に癒されていました。また、母が本に載っている料理を作ってくれたので、私の「母の味」の記憶にははるみさんのレシピがたくさんあります。
はるみさんの本と一緒に上京
大学進学を機に上京する時には、はなむけに母がはるみさんの本をたくさん持たせてくれました。

大学生活が落ち着いた頃、憧れの器を求めて、原宿にあった「ゆとりの空間」の本店へ行きました。当時、象徴的だったストライプのデザインの小鉢を手にしてホクホクしながら店を出た時、ふと目に留まった入口横の「スタッフ募集」の貼り紙。思わず応募して、店舗の2階にあるレストラン(1階は、はるみさんプロデュースの商品など調理器具や生活雑貨のお店でした)で初めてのアルバイト(ディナータイムのホールスタッフ)をすることになりました。
ランチの時間は、はるみさんのレシピの料理が少しずつ盛りつけられたランチプレートをはじめ、読者にはおなじみの料理がいただけるメニュー構成で、たくさんのファンの方々でにぎわっていました。一方、ディナータイムは、はるみさんご夫妻好みのレストラン(勝手な推測ですみません)といった趣で、テーブルの上の火をともしたキャンドルが落ち着いた雰囲気のすてきなお店でした。スタッフの中で私は一番年下で、みなさんにとても優しくしていただき、丁寧に接客(おもてなし)の何たるかを教えていただきました。この時の経験は、後にいろいろな場面で役立つ糧となっています。
いつでもどこにいても支えてくれるお守り

その後も、「揚げ鶏のねぎソース」をはじめとするレシピで彼(現在の夫)の胃袋をつかんでしまったり、不安だった海外生活でも、家族の食事や度々あるポットラック(料理や飲み物を一品ずつ持ち寄るパーティー)などでお世話になったり、現在も、子どもたちに「チーズケーキ」や「ポテトグラタン」など何度もリクエストされたりと、はるみさんのレシピにずっと支えられてきました。
そして2年前、LEE100人隊事務局から採用のお電話をいただいた時、「栗原はるみさんを発掘したのはLEEなんですよ!」という衝撃の事実を知り、ついに、(一方的な)運命を感じたのでした。

はるみさんのレシピは、レシピそのものの魅力はもちろんですが、私にとっては母の存在が溶け込んでいることで、さらなるパワーアイテムになっています。たとえ離れた場所で生活することになっても母に見守られているようで、温かいお守りのような存在です。
はるみさん、いつもありがとうございます。
078 なかち
なかち
主婦 / 東京都 /
42歳/夫・息子(16歳)・娘(15歳)/手づくり部・料理部・美容部/色や形をじっくり見ることが好きで、好みにドンピシャな洋服や雑貨を見つけると心が躍ります(最近は心地良さと清潔感も重要)。エイジングケアと体に良い食べ物が気になりつつも、おいしいコーヒーとパンに幸せを感じます。LEE100人隊2年目は、LEEをバイブルに家族と日々の暮らしを楽しみたい、そして、そのひとこまをお伝えしていけたらと思います。身長161cm。イエベ秋、骨格ナチュラルです。
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