我が家の5人（？）目の家族、ふわふわくるくるのメンバー

ずっと犬と育ってきた私

幼稚園の頃にゴールデンリトリバーが来たのが私の犬との生活の始まり。自分より小さかった子があっという間に大きくなって、ふわふわの毛並みをぎゅーっとするのが大好きでした。そこから今に至るまで、実家では代が変わりつつもずっと犬がいます。（4代目からはずっと保護犬）

実家を出て一人暮らしを始める時、自分で迎え入れた子と一緒に家を出ました。朝は散歩してから仕事へ、夜の飲み会がある日も一度家に帰ってお散歩とごはんを済ませてから出かけたり、生活の真ん中にはいつもその子がいました。

夫と出会い、家でゆっくりデートする時はその子も一緒。結婚が決まった頃、癌が見つかり、入籍を済ませたすぐあとに旅立って行きました。独身時代を共に過ごしてくれて、結婚がしたいと言いながら飲んだくれていた私をいつも側で見守ってくれていた存在。私の願いが叶ったのを見届けてから姿を消したような感じでした。これを書いていても涙が出るほど恋しい存在です。

3歳1歳の騒がしい毎日にさらに…？いけるのか私…？？

今年の2月頃。結婚し、子どもが産まれ、犬を迎え入れるなんてまだまだ先だと思っていた時、母から一本の電話。「今動物病院に来ているんだけどすごくかわいい子が保護されてるのよ。見てみる？」と。気軽な気持ちで見に行ってしまった私が悪かった。。見て終われるわけがない！！

小さくてくるくるの毛でなんてかわいいの。ペットカフェなるところから保護され、3匹預かった中で唯一残ってしまっている子とのことでした。なんでこんな可愛い子が残ってるんだろ（のちにわかる）。まだ1歳半の女の子で、保護犬の中では若い。病院の先生が、とにかくお知り合い以外には譲る気はない、そして若い子なので若いご家族の元へ、できれば飼育経験のある方、とのことで母が連絡してきたようです。

え…条件ぴったりじゃん…うちしか有り得ないのでは…でも待てよ……私3歳1歳いるよね…もうすぐフルタイム戻ろうと思ってるよね…いけるか…？よく考え……

「先生、まずはトライアルでもいいですか？」（言った）

ということでひとまずトライアルすることに。でもこの時点で、トライアルするということは迎え入れる前提であることはわかっていましたし、頭より気持ちが先に腹括ってました。私ならできると思っていたし、なにより夫に事前にさらっと話をした時に「お～いいじゃん！」と二つ返事だったこと。夫が絶対的に協力してくれることもわかっていたこと。これが後押ししてくれました。

あとは我が家との相性、特に子ども達との相性。まだ手加減を知らない子ども達を怖がってしまわないかが心配でした。

いざ、トライアルスタート！

さて、我が家にやってきた通称しらたまちゃん（病院がつけてくれていた仮称）。

子どもも平気、知らない家も人も平気、なんならすぐ我が家のリビングで寝る子でした！！子ども達も生まれてすぐ実家の犬たちと触れていたせいか慣れたもんで、しらたまも子ども達に多少無理されても全く動じず不機嫌になることもなく、自分から子ども達の輪の中に入っていくほど。

次の日には家中を駆け回り、子どものおもちゃを噛みまくり、元気元気。いくつかトライアルに行ったものの帰ってきてた理由がなんとなくわかった。笑

ということで無事に2週間程のトライアルを済ませ、先生と再度顔合わせと意思確認をして、家族の一員になることとなりました♡子ども達とはまるで兄弟のように仲良しで、姉のおままごとでは役割をもらうほど笑

家族の愛情であるものがふわふわに。

トライアル前に毛が生えず、ストレスだったのか噛んでマメができていたしっぽ。他はふわふわなのにしっぽだけ貧相だねなんて話していたのですが、我が家にきてマメはなくなり、少しずつふわふわのしっぽが出来てきました。これは来て一ヶ月くらいの写真。

自転車の前カゴをわんこ仕様にして、カゴに犬、前後に子どもで雑技団のような自転車に変わりました。週末には一緒に行ける公園に家族みんなで出掛けるのが定番。

にぎやかな我が家がさらにパワーアップし、毎日大変だけど楽しい日々。やっぱり私の人生にはいつも犬がいると再確認。元気に長生きしてね、これだけが願い。ふわふわくるくるとこれからもたくさん遊んで一緒にいたいと思います。

100ちゃみ