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【TSUGUつぐ minä perhonen(ミナ ペルホネン)】ものづくりの美しさに触れてきました

  • 056 ayu

2025.11.28

  • 12

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6年前、東京都現代美術館で開催された『つづく』展。
その時のミナ ペルホネンのテキスタイル、スケッチ、お洋服など、皆川さんのものづくりへの想いが詰まった展覧会に感動したのをよく覚えています。

そして創設30周年を迎えた今年、11月22日から世田谷美術館で『つぐ minä perhonen』が開催と知り、先日行ってきました。

美術館までの道のり

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

田園都市線の用賀駅で降り、徒歩(約17分)で美術館まで歩きました。(バスも出ています)

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

美術館までつづく道、用賀プロムナードを歩きながら向かっていたのですが、道や植木の石に百人一首の和歌が。すでに楽しい気持ちに^^

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

そして砧公園へ入ると、美しい紅葉が待っていました。
イチョウの黄色い絨毯を歩き、さらにテンションが上がる私。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

途中で年配のご夫婦が、イチョウの木の下で落ち葉を拾っている光景を横目にホッコリとしていたらあっという間に着きました。

世田谷美術館

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

静かな公園の中にある世田谷美術館。

以前からこの美術館の建物自体が美しいとSNSで見ていたので気になっていたのですが、なかなか訪れる機会がなく。今回やっと来れたことも嬉しかったです。
(撮影・掲載の許可はいただいております)

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

チケット提示後、会場までつづくアプローチがミナ ペルホネンのテキスタイルの道に!
なんて贅沢な…この空間からもう心が躍ってしまいます。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

差し込む光を思わず写真に。

TSUGUつぐ minä perhonen

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

会場内は展示が6つの空間で構成されていて、写真撮影禁止のエリアがいくつかありましたが、それ以外は撮影可能となっていました。

ここからは、これから行かれる方もいらっしゃると思いますので、たくさんお写真を載せたい気持ちをグッと我慢して、少しだけ載せます。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

前回の『つづく』展でも1番はじめに多くのミナ ペルホネンのテキスタイルが並んでいましたが、今回の展示もまず目に飛び込んできたのは、こちらのたくさんのテキスタイルでした。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

お隣のお部屋からは、テキスタイルそのもののデザインの成り立ちや、そのテキスタイルから生まれたアイテムなどが展示されています。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

このようなマスキングテープから生まれたプリントや、紙片、木版、消しゴム…さまざまなモノからアイディアが生まれていました。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

そして染めや刺繍や織り方も様々で、その表現の仕方にもこだわりがたくさん詰まっていて、1つ1つテキスタイルとともにそのストーリーを知れたことで、さらにミナ ペルホネンを好きな気持ちが深まりました。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

次の空間は、日本の職人さんによって布が出来上がるまでのそのプロセスが展示されています。
10年程前に見た皆川さん密着番組で、皆川さんと職人さんが試行錯誤しながら納得がいくまで何度も対話をしている様子が、とても印象に残っていたのですが、細かなこだわりとそれをテキスタイルにする職人さん技には本当に感銘を受けます。

どのようにしてあのデザインがテキスタイルとして生み出されてきたか、その過程はぜひ会場でじっくりと目にして欲しいです!

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

さらにその先には道具の展示とともに、静まり返った空間に機械の規則正しい音が鳴り響き、職人さんの作業風景が大きなスクリーンに映し出されています。

まるで自分がその作業場にいるような、スッと気持ちが引き締まり、手仕事の素晴らしさが伝わってきました

minäperhonen ミナペルホネン つぐ


館内のベンチ

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

1階の展示から2階の展示への移動する通路に、特別なミナ ペルホネンの張地になっているベンチもあったのでチェックしてみてください。
こんな素敵なベンチが我が家にもあったらなぁ、、と妄想を膨らませてまいます。

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

先の展示を早く見たくて座らなかったのですが、座ればよかったです…。

最後の空間は

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

一般の方からご応募いただいた特別なプロジェクトの展示。

経年劣化したものやサイズアウトしてしまったミナ ペルホネンのお洋服たちを修繕やリメイクによって新たなデザインのお洋服として展示されていました。
1つ1つ持ち主の方の思いが詰まったストーリーを読み、要望などもお聞きして生まれ変わったお洋服たちは、これからもずっとその方にとっての特別な1枚となって大切にされていくんだなぁと、まさに様々な『つぐ』を見れた気がして心を打たれました。

100年続くブランドを目指している皆川さんのものづくりを今回の展示会でさらに深く知ることができ、ミナ ペルホネンの魅力がたくさん詰まった展覧会でした。

物販コーナーも

minäperhonen ミナペルホネン つぐ

しっかりと物販コーナーでお買い物もしてきてしまいました…。
バック、Tシャツ、ポストカード、マステ、トレイ、、と色々ありましたが、皆さんが手にとっているのを見たら購入する予定がなかったもの(写真でバレてますね)まで購入してしまいました。
私のクリスマスプレゼントということで…。
また別クリップに購入品をあげたいと思います。

展覧会の会期は来年2月1日まで。
その後は様々な場所で巡回予定となっています。
世田谷美術館まわりも素敵なのでぜひ足を運んでみてください♩
私も次は音声ガイドを聞きながらもう1度回りたいと思うぐらいです。

056 ayu

056 - ayu

主婦 / 埼玉県 / LEE100人隊

42歳/夫・娘(16歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/北欧のインテリアや雑貨が大好きです。インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザー1級の資格を取得し、私らしく頑張りすぎない心地よい暮らしを日々考えています。読書、植物、器、建築、お散歩も好きです。3年目も日々の中で感じる好きを大切に、楽しく綴っていけたらと思います。よろしくお願いします。

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