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【上海】地元民が愛する「孔乙己酒家」で気軽に上海蟹を楽しむ!

  • 043 ひろぱんだ

2025.12.03

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寒くなったら上海蟹!

上海の寒さが冷え込む季節は、上海蟹の季節。

観光地の豫園や外灘にも程近い、老西門にお店はあります。建物も歴史があって、訪れるだけで観光になります
小説のワンシーン?銅像があります

ガイドブックには載らないけれど、おすすめのローカル店が「孔乙己酒家」です。ここは、上海蟹の季節になると行列。上海人がこぞって通うお店です。上海人にとって上海蟹は「寒い季節のご馳走」。そんな暮らしの楽しみのひとつなんです。

TIPS

「孔乙己」は日本でも有名な作家、魯迅の短編小説のタイトルです。「酒家」は居酒屋、レストランという意味で、この短編の舞台の居酒屋がオマージュになっています。ここは紹興酒で有名な紹興の料理のお店でもあります。(魯迅は紹興の出身で、晩年は上海で暮らしていた日本でも有名な作家)店舗は色々ありますが、老西門近くのお店がおすすめ。歴史ある建物のなかで、上海蟹を気軽に楽しめます。(上海蟹コースは季節によります)

お手頃!

気軽に楽しめる上海蟹コースがおすすめ!

ここの魅力は何といってもお手頃な上海蟹コースがあること!上海の地元民からするとここはオールドスタイルの上海蟹レストランだそう。前菜から最後まで蟹の料理をいっぱい楽しめるのに、コースは198元。(1元=約22円。約4,356円ほど※2025年12月現在)

このお値段なのに、メインに姿1匹の蒸し上海蟹もついてくるし、その上海蟹はお店の人が剥いてくれます。

こちらは追加で頼んだ、紹興酒漬けの酔っ払い上海蟹。甘めのタレが好きで、上海蟹のお店に行くと頼みます
上海蟹の脚。上海蟹は大きい蟹ではないので、剥くのが一苦労。剥かずに食べられるのが嬉しい!
色んな上海蟹の料理が出てきます!
コースのメインの蟹🦀 お店の人に頼むと剥いてくれます
剥かれた蟹。初めての上海蟹なら、剥いてもらうのがおすすめ!
蟹味噌の餡掛けご飯も。一口サイズなのでぺろっと入ります

あと、ここは紹興酒の飲み比べなど、紹興酒のラインナップも豊富なのが嬉しいポイント!お酒のお値段もお手頃なので、20年ものの紹興酒なども気後れせずに楽しめます。

TIPS

日本で、中国のお酒といえば「紹興酒」ですが、実はこちらではマイナーなお酒。紹興酒は「紹興地方のの黄酒」。「黄酒」=米と麦麹で造るお酒で広く愛されています。紹興酒は、中国では一地方の黄酒にしか過ぎません。ここは紹興料理のお店なので、そのマイナーな紹興酒を楽しめる、珍しいお店です。(例えるなら、日本酒でいうところの、福岡の日本酒だけが日本のお酒としてある外国で愛されているような状況🍶)実は「蟹」は中医学で言うところの「寒性(身体を冷やす)」の食材。その食材を温めるのが紹興酒です。上海蟹と紹興酒は切ってもきれない関係であり、味もすごく合うんです。

初めての「上海蟹」におすすめのお店

上海蟹は、ご馳走だからこそ、お店によってはとんでもない高級品。手頃に食べられる上海蟹麺や上海蟹小籠包も、初めての上海蟹におすすめですが、ここは同じくらい気軽に食べられるいいお店。

建物も歴史あるオールド上海を感じられて、観光にこそいいかもしれません。

ランタンが綺麗。観光地にも近く、オールド上海の雰囲気を感じられる店構え

ぜひ初めての上海蟹をここで楽しんでください🦀

上海のトレンドを発信!

043ひろぱんだ

お店の人に撮影の許可はいただいています

上海蟹の小籠包ならこちらのミシュラン獲得のお店もおすすめ
お家でも上海蟹🦀

043 - ひろぱんだ

会社員 / 中国 / LEE100人隊

40歳/夫・息子(6歳)/料理部・美容部/上海で暮らしています。現地採用で上海で働きはじめたワーママ。ファッションもコスメも、インテリア、料理もなんでも好きなミーハー迷子になりがち。趣味はおいしいものを食べて飲むこと。旅行、お出かけも大好きです。上海で見つけた素敵なコト、モノを発信していきます。身長168cm。

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