上海のご馳走、「上海蟹」
上海蟹、皆さんはご存知ですか?
私は上海に来るまでは、なんとなく聞いたことがあるけれど何かわかっていませんでした笑(くるりの歌詞に「上海蟹食べたい」がある、という印象でした)
上海では寒さが深まると、この上海蟹の季節がやってきます。
TIPS
上海蟹は中国語で、“大閘蟹(dà zhá xiè:ダージャシエ)”と言います。この蟹は海ではなく湖の淡水の蟹。日本ではモズクガニというそうです。そのなかでも、阳澄湖(ヤンチェンフー / yáng chéng hú)の湖で育った蟹がブランドです。
この季節だけのご馳走!
上海蟹を蒸せたら上海人!
聞いたところによれば「上海蟹を蒸せたら上海人」らしいです。笑
上海人になるべく、我が家でもよく上海蟹を蒸しています。
レストランで上海蟹は食べられるのですが、スーパーでも上海蟹は気軽に売っています。
上海蟹の蒸し方は至ってシンプル。
蟹を水に浸けて(口がひたるくらいまで)、ブラシなどで蟹の汚れを洗い流します(使い捨ての歯ブラシがおすすめ)。ここまでは誰もが同じ。でも、蒸す時に何を入れるかは千差万別。

何も入れずに蒸す人もいれば、生姜、ネギ、料理酒を入れる人。ネギだけ、生姜だけ、料理酒だけ。この組み合わせも好みがあります。
私は料理人の友だちに教えてもらった「紫蘇+生姜」!気が向いたら料理酒も入れます。

蒸した蟹を、何か料理に使うときは、ここにネギを入れてみたり。この組み合わせは、好みなので、自分の好みを見つけていくのも、上海蟹を楽しむコツ。
TIPS
上海蟹は「九雌十雄(jiǔ cí shí xióng)」意味は“九(=九月)はメス、十(=十月)はオス”。旧暦なので 10月はメスが美味しい。11月はオスが美味しい季節ということ。秋の初めはメスの卵が美味しく、冬はオスのミソが熟していきます。メスのお腹の蓋は大きく扇形。オスは三角の細長い形です。秋の初めはメスの卵が美味しい季節。冬はオスのミソが熟していきます。上海蟹に合わせて紹興酒を飲むのが定番です。オスかメスかの見分けはお腹の「ふんどし」部分。細くて三角がオス、丸くて平べったいのがメスです
おうちで手軽に!
上海蟹はおうちで楽しめます🦀
準備ができたら、あとは蒸すだけ。蟹の大きさにもよりますが、大体15分〜20分程度。


オス、メスどちらも蒸すことが多いですが、私はメスの卵の旨みが好きです。息子も上海蟹が大好き。この季節になると、「上海蟹食べたい!」とよくリクエストされます笑
この冬も、たくさん上海蟹を楽しみたいです。
上海のトレンドを発信!
043 - ひろぱんだ
会社員 / 中国 / LEE100人隊
40歳/夫・息子(6歳)/料理部・美容部/上海で暮らしています。現地採用で上海で働きはじめたワーママ。ファッションもコスメも、インテリア、料理もなんでも好きなミーハー迷子になりがち。趣味はおいしいものを食べて飲むこと。旅行、お出かけも大好きです。上海で見つけた素敵なコト、モノを発信していきます。身長168cm。
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