みなさんこんにちは、mikacoです。
長い間、ブログを更新できずにいたままでした…
書かなきゃ書かなきゃ、と思いながらもなかなか筆が進まずにいましたが、これだけは残しておきたい!とちょこちょこと書き進めました。
同じように悩んでいる方がいたら少しでも力になれるといいなと思います、すこし長くなりますがよかったら最後までお付き合いください。
突然の胃痛から始まった
去年のちょうど今頃のことでした。
長男5歳年中、次男が10ヶ月頃。
次男が夜泣きに加え、お昼寝も30分で起きてしまう子で…日中はものすごく活発で、一瞬でも目を離すと机の上によじ登っていたり、長男のおもちゃを口に入れていたり危険だらけで目が離せず、育児が超ハードモードの時期でした。

毎日毎日ヘトヘトに疲れ切っていましたが、それでも気持ちは元気なつもりでした。
そんなある日、猛烈に胃が痛み、立つこともできず1時間うずくまる…ということが起きました。
それが何週間か続き、これは胃に穴でも空いてるのかもしれない…!?と思い病院へ行き、胃カメラ検査をすることに。
噂に聞いていた胃カメラ検査にビクビクしながらも乗り越え、検査結果を聞くと…
「何の異常もありません。とても綺麗な状態ですよ。」
とお医者さんから告げられました。
…そんなはずはない…だって、一度痛み出すと全く動けなくなるし、痛みで脂汗びっしょりで気が遠くなるほど…下手したら陣痛より辛い…それくらいの痛みなのに…?
何も異常がないなんてそんなことあるわけがない…!
そう思っていました。
精密検査の結果…
ひとまず処方してもらった痛み止めや胃薬などを服用していましたが、やっぱり痛む…
更に目眩や気怠さも加わりました。
ある日、これまでいちばんの激しい痛みが起き、救急車を呼ぼうかと頭をよぎったものの家にはわたしとこどもだけ…
夫が帰宅するまで数時間、痛みに耐えました。
その後、すぐに大きな病院へ診断書を持って受診し精密検査を受けたのですが、結果は
「異常はありません。恐らくストレスかと思われます。」
「何か心当たりはありませんか?」
と言われました。
心当たりがあるとすれば…育児。
1歳の誕生日を機に気持ちが急降下
そんなまさか…確かに毎日毎日疲れてはいるけど、気持ちは元気なはずだ、ストレスなんか溜まってないはずだ、と思っていたものの…

12月に次男が1歳の誕生日を迎えてすぐに、糸が切れたみたいに、張り詰めていたものがプツっと切れ、気持ちがどんどん落ち込んでいきました。
もう育児をしたくない
こどもたちと遊びたくない
何もしたくない、何も見たくない…
そんなネガティブな気持ちがどんどんと湧き上がり、何にも興味を持てなくなっていきました。
そうして、わたしは自分でも気付かないうちに「育児ノイローゼ」になっていったのです。
このままじゃいけない…最初にしたことは
こどもが大好きなわたしはどこへ消えてしまったんだ…?というくらい、とにかく育児から逃れたいという気持ちが募っていき、どうにかしなくちゃ、と縋るような気持ちで知り合いの助産師さんに連絡をしました。
助産師さんから「市内の精神科に行くのもいいけれど、予約が3ヶ月待ち…まずは無料で電話相談ができるので一度電話してみるのもいいかもしれない。
それから、地域で担当している保健師さんに相談するのをおすすめする。」
とお返事を貰いました。
精神科に行くことも検討しつつ、まずは担当の保健師さんに相談をすることに。
当時のわたしは「誰か助けて」とずっと心の中で叫んでいたけれど、それを声に出すことができませんでした…
夫は育児にも家事にも一緒に関わってくれ、次男の産後は2度の育休も取ってくれました。
そんな夫にすら「助けて」と言うことができませんでした。
わたしが保健師さんに相談することにしたのは、わたしなりのSOSでした。
ファミサポの登録
担当の保健師さんが家に訪問に来てくださり、わたしの状況や困っていることについてヒアリングしてくださいました。
その上で、まず最初に勧めて頂いたのがファミサポの登録。
転勤族で親が側にいないため、何か困ったことがあっても気軽に頼める人がいなく、全て1人で乗り越えてきました。
だけど、それが限界に達したということが体に表れたので、もうこれは何かサービスに頼るしかない、と。
ファミサポに対してわたしはネガティブなイメージは特になかったのですが、とにかく登録をしに行くのが億劫で…こども2人を連れてセンターまで行く…考えただけで腰が重く、また今度、また今度、と先延ばしにしていました。

わたしの住む地域では
・こどもを預かってもらう
・家事を手伝ってもらう
この2種類のサポートがあり両方に登録をすることに。
以降、何度か次男を預けるのに利用したことがありますが、担当してくださったサポート会員さんは元保育士のとても素敵な方で、安心して預けることができました。
登録して本当によかった…!
一時預かりの利用
担当の保健師さんからもう一つ勧められたのは、一時預かりの利用。
市内の該当保育園で、就労・通院・リフレッシュなどの理由で一時的にこどもを預かってくれることを知りました。
長男が小さかった頃、一度利用を検討したことがありましたが、コロナの影響で利用ができずにそのイメージのままだったのか「一時預かりを利用する」という頭がありませんでした。

登録のための簡単な面接があり、空きがあればすぐに預けることができました。
週に一度、空きがある日に次男を預け、しっかりと体を休めたり、数日分の作り置き料理をしたり…おかげで少しずつ体調が落ち着いていきました。
パートの仕事を始めた
そうして少しずつ体調が落ち着いていきましたが、心のどこかでスッキリとしないものはずっと抱えていました。
なんとかしたい…と思っていた時、なんとなく眺めていた求人情報に、これまでの自分の経験が活かすことができそうな仕事を見つけ、気が付いたら応募。
夫も背中を押してくれ、6年ぶりに”外”で働くことに!
1日4〜5時間、週に3〜4日程度のパート勤務で、企業の販売促進のお仕事です。

これまでも在宅で仕事はしていましたが、子育てを始めてからずっとコミュニケーションが閉ざされた状態で…在宅にはもちろん良さがあるけれど、今のわたしには“外の世界”へ出る必要があると思ったのです。
仕事を始めてからは毎日がいい刺激。
自宅保育を長年していたわたしの場合、お金を頂きながらこんなに楽しいことをさせてもらっていいのか!?と思うほど。
こどもと過ごすのと違い、仕事は誰かに何かを中断されることもなく、行きたい時にトイレに行くことができて途中で扉を開けられることもなく(笑)、通勤の1人時間に好きな音楽を聞くことができる…
そんなささやかなことが気持ちにゆとりを持たせてくれます。

正直…それでも、この今しかないかわいい時期をこどもと過ごせないことに寂しさもありますが、いちど絶望感を味わった身としては、自分にとってもこどもにとっても今の形がベストなんだと思えます。
毎日、仕事に何を着て行こうかと考えるのも楽しい日々です◎
唯一わたしの心を癒やしてくれたもの…
先述した通り、どん底に落ちていた時期は、何も見たくないし、友達と連絡を取るのもやめ、SNSもまったくやらなくなりました…。
そんな中、わたしが唯一心を弾ませることができたのが「timelesz project」を観ることでした!

目標に向かい上を目指そうとする青年たちのあの瑞々しい姿に、すごくパワーを貰っていました。
配信がある度に涙を流し、心が洗われていき、本当に助けられました。
すっかり”推し”もでき、その推しがメンバー入りしたことで今も推し活とやらを楽しくさせてもらっています◎
推しが頑張ってるからわたしも頑張れる!そう思えています!
「助けて」は簡単に言えないけれど
転勤族で頼れる人がいない、夫は週末も仕事のことがほとんどだし仕事の日は朝6時から夜9時まで家にいない…ワンオペが当たり前の環境で子育てをしてきました。
そんなわたしのような人、たくさんいると思います!
「助けて」と言いたくても、誰に言えばいいのか、どこを頼ればいいのか分からないですよね…
そんな方がもしもいるとしたら、誰かの背中をそっと押すことができたらなと思い、このブログを書かせていただきました。
「育児ノイローゼ」「産後うつ」も気が付かないうちに渦中にいることが多いものです。
もしかして…?と少しでも思ったら、まずは自分の体を休めることを第一にしてみてくださいね。
体を休める…子育てをしていると当たり前にできることではないので、それをどのお母さんも叶えられることを願っています。
わたしは今でも胃痛がすることはあるし、相変わらず次男は夜泣きもするしモンスター級の暴れん坊ですが(トホホ…)、幸い推しの存在にも助けられ、仕事で気持ちは充実し、こどもたちのことを大好き!と思いながら日々を過ごせています◎
わたしが倒れたら家族みんなが困る、ということを痛感したので、まずは自分を労わり過ごしていきたいと思います!
長くなりましたが、最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます◎
mikaco
親子のための手仕事ワークショップ主宰 / 北海道 /
36歳/夫/息子(5歳・0歳)/手づくり部・料理部・美容部/ドタバタな日々の中で"ゆとりのあるほどほどな暮らし"を模索中。転勤族で現在は北海道に暮らして3年目です!食べること、作ること、そして自然に触れることに幸せを感じます。子どもとまっすぐ向き合うため、チャイルドコーチングマイスター、モンテッソーリトレーナーの資格を取得。自宅のお庭で畑仕事をしながら、ハーブや薬膳についても勉強しています。わたしなりの"心のゆとり"を発信していきます!/身長171cm。
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